ギャンブルトレードが辞められない科学的な理由

ギャンブルトレードが辞められない科学的な理由とは?

FX侍です、こんにちは。

そろそろ上がるだろうから買い!
もういい加減落ちるだろうから売り!
置いていかれそうだから飛び乗り!

明確な論理や裏付けに欠けるギャンブルトレード。
一時的にお金が増えることはあっても、増やしたお金を残すことはできません。

「FX=ギャンブルの一環」と向き合っているのであれば、それはそれでOKです。

楽しみ方は自由ですからね。

 

ですがギャンブルトレードを卒業したいと考えているのであれば…

私たちの脳の進化の過程を理解する必要があります。

当ページを読めば

・あなたがギャンブルトレードを辞められない理由
・勝ち組が勝つべくして勝ち続けている理由

が分かっちゃいます。

 

そもそも人間はギャンブルが大好き?

私たちの脳は100万年の長い歳月をかけて進化してきました。

これを言い換えると、長い間の『狩猟生活時代に最適化』して脳がセッティングされています。

この前提をまずは理解しておきましょう。

脳の最適化

近現代の生活にまだまだ脳は最適化されていないんです。

産業革命を近現代の起点と考えても、100万年の進化の中で100分の1にもなりません…

 

狩猟時代の最大のテーマは生き残るために食料を見つけること。

なんとなくマンモスなど大型動物を狩るイメージをする人も多いでしょうが、現実的には木の実や魚を獲るのがほとんどだったそうです。

狩猟時代のイメージ

身の回りにある木の実を食べ尽くしたら、高い木に登って木の実を探します。

しかしいつも木の実があるとは限りません。
たまに木の実が取れて食べ物を確保できるという世界。

魚についても同様です。

いつも魚が取れるとは限りません。
しかし何回かに1回、魚が取れるという場所もあります。
そしてさらに滅多に取れないけど大きい魚が取れるという場所もあります。

 

自然から得られるものはギャンブル的要素が高いんです。

しかし生き残るためには、何度も木に登って木の実を探す、何度失敗しても魚を探す必要がありますよね。

逆にいうと、それができない人たちは絶滅してしまいます。

無気力な人
食べ物を探すことが生き残りにつながる時代に、こんな人が絶滅しちゃうのは当然ですねw

 

狩猟時代に生き残れる人はこういうタイプ。

やる気のある人
そんなわけで【私たちの祖先=ギャンブル性の高い行動をしてきた人】という関係性があるんです。

 

そして当然ながら…生き残るために脳も最適化がされています。

木の実や魚を運良く手に入れた際、脳は過剰に評価するようホルモンが分泌されるんです。

ギャンブル的行動で食べ物をゲットできた
  ↓
めちゃめちゃ嬉しい!(=脳の働きによる感情)
  ↓
再びギャンブル的行動を繰り返す

こうした生き残るために必要な行動サイクルを続けられるよう、脳が最適化されているわけです。

 

まぁここまでは何となくイメージしやすいですよね。

しかし驚くことに‥最近の研究でこんなことも分かってきました。

結果に関わらずギャンブルをする「だけ」で
私たちの脳には報酬系の快楽物質が出るんです。

 

狩猟時代に生き残るために脳がここまで最適化されていたんです。

脳の仕組み
だからこそ私たちの祖先は、狩猟時代という厳しい環境を生き延びることができたんですね。

 

 

…というわけで、ここまでを一旦まとめましょう。

・人間の脳は長きにわたる狩猟時代を生き残るために最適化されている
・まだまだ近現代の生活に脳は最適化されていない段階
・ギャンブルで得られた対価を脳は過剰に評価するようになっている
・結果に関わらずギャンブルをする「だけ」で脳には報酬系の快楽物質が分泌される

これらは科学的研究で明らかになっていることです。

後半の2つのポイントが非常に重要ですね。

 

じゃあ次に…
脳の仕組みをFXに置き換えるとどうなるのか、見てみましょう。

 

人間はギャンブルトレードにハマるようになっている!?

先ほどの重要な脳の2つのポイントをFXに置き換えるとこうなります。

1.ギャンブルトレードの勝ちを脳は過剰に評価するようになっている
2.勝敗に関わらず「エントリーするだけ」で脳には報酬系の快楽物質が分泌される

それぞれ解説します。

ギャンブルトレードの勝ちを脳は過剰に評価するようになっている

仮に2勝8敗という成績でも、脳は2勝を過剰に評価してしまいます。

トータルで資金がマイナスであっても、数少ない勝ちが強烈な快感として脳に記憶されてになってしまうんですね。

恐らくFXに限らずギャンブルにハマってしまう要因はこの脳の性質でしょうね。

要するに、どれだけ負け越していても過去に1度でもギャンブルトレードの成功体験がある限り、その時の勝ちの快感が忘れられないということ。

「トータルマイナスなら止めるべき」と冷静に考えればわかるんですが、それができないのも我々の脳の悲しい性なんですね。

 

勝敗に関わらず「エントリーするだけ」で脳に報酬系の快楽物質が分泌される

この特性を理解することが最重要といっても過言ではありません。

トレード結果に関係なく「ただトレードするだけ」でも脳は喜んでしまうんです。

この厄介な性質こそがギャンブルトレードやポジポジ病の最大の要因です。

ギャンブルトレードと脳の仕組み

脳の特性上、そもそも我々はギャンブルトレード(+ポジポジ病)にハマりやすくなっているんですね。

なんとも困った話ですが、100万年の人類の進化を考えると仕方がない部分とも言えます。

 

脳の仕組みを理解した上でのギャンブルトレード対策

私たちは脳の特性上、明確な根拠のないギャンブルトレードをしても快楽物質が分泌されます。
そしてギャンブルトレードで勝った経験が癖になるので抜け出すのも大変です。

何度も繰り返しますが、まずはここの点を理解しましょう。

残念ですが脳の仕組み的に、私たちは本能に従ったらFXで負けるようになっています。

これが脳の進化の結果なので、そういうものだと受け止めるしかありません。

 

本能のままFXに向き合っていては…資産を築くのは夢物語のままでしょう。

相場で戦う相手は経験も知識も桁違いの大口たちです。
我々のような個人トレーダーから資金を奪い取ることに長けたプロです。

当然ながら本能でトレードする一般大衆がどういう状況でエントリーするのか、損切りするのか熟知してます。

そこで「本能とは逆の行動」ができる人だけが、相場で生き残り資産を増やして残すことができるんです。

 

本能と逆の行動とはこれです。

・明確な根拠を持ったトレード(=ギャンブルトレードの逆)
・チャンスを厳選したエントリー(=ポジポジ病の逆)

いわゆる勝ち組のトレードですね。

これまで解説した脳の進化の過程から考えても、勝ち組は勝つべくして勝っていることがわかります。

 

あなたもこの2点を意識すれば、本能でトレードする一般大衆とは別の道を進めます。

 

で、その2点を効率的に習得できる場が『FX侍塾』という場です。

勝ち組トレーダーになるためのカリキュラムがあるので、迷うことなくノウハウ習得に励ます。

たった1つの手法を使いこなせるだけで、ギャンブルトレードとは雲泥の差がついてきます(・∀・)

ただしいつでも参加できる訳じゃ無いので、タイミングが合えばラッキーだと思ってください。

 

FX侍塾12期の募集は終了いたしました。

次回募集はブログにてご案内いたしますm(_ _)m

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