トレンドが出にくい東京時間は大きく動く仲値に注意

朝9時~仲値に注目!東京時間のドル円トレードの特徴

FX侍です、こんにちわ。
今回は東京時間(9~15時)のトレードで、最も動きやすい時間帯について解説。

東京時間の特徴は、欧州勢が加わる夕方以降に比べると動きが緩やかな点。

しかし朝8時~9時55分の仲値までは、東京時間の中で最も値が動くことも多いです。

この時間帯に10pipsでも利益が取れると1日がハッピーに始まります(*´艸`*)

今日12月5日のドル円チャートで仲値前後の動きを解説

下記は記事執筆時点でのドル円5分足です。

▼ドル円5分足(クリックで拡大します)
朝8時から9時55分の仲値までのドル円の動きを解説

朝9時の株式市場スタートを見越して、8時頃から動き始める場合が多いです。
そして株の前場が始まる9時~9時55分の仲値までが、東京時間の中で激しい値動きをするゴールデンタイム。

今日はゴトー日ということもあり、9時40分まではグングン上昇しましたが、仲値にかけて失速。
それでも9時から40分間で最大22pips上昇という、ドル円にしては大きな動きとなりました。

最近のドル円は1日のボラが40~60pipsという日が多かった中、今日みたいに40分で22pipsはそこそこの値動きです。(昨日は大きく動きましたけどね)

1日のボラは下記のサイトでチェックできます。
→ボラチェッカー(別窓で開きます)

今日は武田薬品工業の臨時株主総会があり、シャイアー買収の絡みで円安になるのでは?という見方もあって上がっているのかも。

ただ記事を書いてる12時現在、やっぱり大きく動いた後は小さなレンジに移行してますね。

これまで仲値付近の動きを見てきた経験から、下記のような傾向があるかなと。※あくまで経験上の傾向です)

・9時から一直線で上げてきたら仲値前から下がる
・仲値で上げてきたら仲値後に一旦下がる
・9時30分~50分が陰線だと仲値で上げてくる

ご自身で過去チャートで検証してみて下さい。

東京時間の仲値トレードはドル円だけ

今回取り上げた、朝8時~9時55分の仲値までの特徴的な動きはドル円のみ有効です。
(※正確には円が動くのでクロス円も動きますが、初心者はドル円だけに集中するべし)

下記はユーロドルのチャートですが、動いた値幅はドル円の半分です。

▼ユーロドル5分足(クリックで拡大します)
朝8時から9時55分の仲値までのユーロドルの動きを解説

チャートを見返せば9時から12時にかけてズルズル下がっていますが、それでも値幅は20pips程度です。

ドル円の40分で22pipsと比較すると、値動きは乏しいですね。

午前中からユーロドルやポンドなどの欧州通貨が動く日もありますが、基本的には東京時間はドル円に集中しましょう。

複数通貨ペアが監視できる中級者ぐらいになったら、仲値でドル円以外のクロス円を狙うのもアリです。

その際、クロス円が同じ動きをしているならば円買い・円売りが顕著な証拠なので、ボラが大きな通貨ペアを選ぶのもいいですね。豪ドルも東京時間に動きやすく、ドル円に比べて必要証拠金も少なくて済むので、オージー円を好んでトレードする人も多いです。

仲値付近のトレードで注意する事

東京時間はあまり欲張らないのも大事

ゴトー日だから必ず上がる訳ではない
→ 統計的には五分五分。週末のゴトー日だと値上がり確率60%ほど。

一直線に動く訳ではない
→ 下がって上がる、上がって下がって上がる、ヨコヨコから上がるなど色んな動きがある。

欲張り過ぎない
→ 東京時間に明確なトレンドが出るのは稀なので、仲値で半分利確など利確を忘れないように。仲値過ぎに急落もあります。

 
ドル円は日経平均株価と相関関係があります。

・ドル円上昇=日経平均株価上昇
・ドル円下落=日経平均株価下落

相関が当てはまらない場合も当然ありますが、概ね上記の関係性です。

そして日経平均株価は前日のNYダウの流れを引き継ぐケースが多いのも特徴です。

▼日経平均株価・NYダウ・ドル円の日足(クリックで拡大します)
ドル円・日経平均株価・NYダウの相関性

ただ単にゴトー日の仲値だから上がる確率が高い!という短絡的な根拠ではなく、こうした相関性も理解した上で仲値トレードに取り組んで下さい。

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