FX侍です、こんにちは。
今回はFX初心者あるあるの「買えば下がる・売れば上がる」の原因と対策について。
誰かが自分のトレードを見てるんじゃないか!?と思うぐらい、エントリー直後に逆行する経験は多くのトレーダーが経験済み。
その原因と対策を紹介します。
結論から言えば「正反対なサポレジの使い方」が原因であり、対策の鍵を握っています。
買えば下がるし売れば上がる原因は値動きへの反応
買えば下がるし売れば上がるの原因で多いのは、目の前のローソク足の動きに翻弄される事。
特に明確なトレードプランも立てずにチャートを見ている場合は要注意。
例えば下記のように、高値も安値も切り上げてきた時に買いで入りたくなりますよね。
あ、また高値更新…乗り遅れると勿体ない…
これだけ様子見て上昇トレンドが崩れてないから上で間違いない…
逆張りはダメだから順張りで上昇に乗らなきゃ…
上昇していくローソク足を見ていると、こんな思いが頭を駆け巡ります。
「トレンドフォローで買いだ!」
さて、ロングした後に上昇トレンドが続いて利益が出るかと思いきや…
思いっきりド天井で自分の買い注文が取り残されてしまいました…
一度もプラスになる事もなく、今までの上昇トレンドが嘘のようにスルスルと下落していきます。
そうか、トレンド転換して下降トレンドになったのか…
まぁ判断ミスは誰にでもあるから仕方ない。
ここは気持ちを切り替えてショートで負けを取り戻そう。
冷静に値動きを分析して、無計画なナンピンなどせずに潔く損切り。
下目線を変えたのをフォローするかのように、ローソク足が元気に下落。
「下落の初動を取るぞ!ここでショート!」
さきほどの天井ロングの負けを取り戻すべく、潔くドテンショートした結果…
売りで入った直後に力強く反発していきましたw
華麗な往復ビンタを食らった例ですが、こういった失敗はチャートを拡大してみている時にやりがちです。
人間は視覚から得る情報の割合が8~9割と言われており、動くものに反応する動物です。
ローソク足が元気に動くのが視界に入ると無意識にでも脳が反応してしまうんです。
だからこそ、近視眼的にチャートを見てローソク足の動きだけを追っかけるのはNGです。
サポート手前で買ってレジスタンス手前で売る悪手
先程の往復ビンタを食らった場所は、チャートを縮小して見るとレジスタンス手前で買ってサポート手前で売る最悪のトレードである事がスグ分かります。
だから買えば下がるし売れば上がるという事態に見舞われたんですね。
上昇後の高値更新に再度トライする場所であり、高値更新が失敗すればダブルトップとなります。
売りと買い勢力が激しいバトルをする場所に、ノコノコと入り込んでやられたパターンですねw
FXでは後出しジャンケンができるのが個人トレーダーの強みです。
コレですよ、コレ。
売りと買いのバトルの結果を眺めて、勝った方に後から付いていけばOKなんです。
それをロールリバーサルという言葉でも表現できます。
ロールリバーサルを確認してからエントリーするのであれば、下記のようなタイミングを待つべきです。
ローソク足の動きに翻弄されずに、チャートを俯瞰してエントリープランを立てるのはFXの基本です。
ロールリバーサルを確認する事は、ダマシを防ぐことにも繋がるので確実に抑えておきましょう。
買えば下がるし売れば上がる問題はサポレジの把握で解決
往復ビンタを食らった最大の原因はサポレジが全く見えていない事でしたね。
✕ サポートの手前で売る
✕ レジスタンスの手前で買う
これはFXで一番やってはいけない典型的な負けパターンです。
買ったら下がる・売ったら上がるという逆行に見舞われる人が犯している過ちです。
サポートとレジスタンスは利確目標として使われるので、持たされてはいけないポジションを自ら取りに行っていると認識しましょう。
サポレジは本来は下記のような使い方をします。
ポジションを持つと逆行する人は、まずはこの基本を覚えましょう。
サポート=利確する場所、新規に買う場所
レジスタンス=利確する場所、新規に売る場所
先程の往復ビンタを食らった事例と真逆ですよね。
しかしサポレジとして意識されるものは様々あるので、それがFX初心者を迷わせる要因にもなっています。
それが独学でFXを学ぶ難しさでもありますね。
そういったサポレジが分からない人にお勧めなのがFX侍テンプレートです。
大口が意識するサポレジを可視化しているので、バチバチ価格が止まる場所が見えちゃいます。
買えば下がる、売れば上がるという逆行の解決策として最適です。
多分テンプレートを見ると、自分のエントリーポイントが間違いだらけだった事が丸裸になります(*´ω`*)
チェックしておいて損はありません。
いや、むしろ負けて資金を減らす前に使った方がいいですよ。
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