FX侍です、こんにちは。
今回はFXで大多数の人が負ける理由を解説します。
いや、日本人トレーダーが負ける仕組みの方がニュアンスとしては正しいかもしれません。
ちなみに今回の記事は、結構過激な内容です。
「そんな訳ないでしょ!」
「え~嘘っぽい…」なんて感想を持つ人も多いかと思います。
でも客観的事実とトレーダー仲間の実体験を元にしているので、信じるか信じないかはアナタ次第ですw
日本人トレーダーがFXで負ける仕組み
日本人トレーダーはFXで負ける仕組みの中にいるのは事実です。
その理由は、戦う相手が相場だけではなく、証券会社も味方じゃないからです。
つまり2つの敵が日本人トレーダーを狙っているので、最初から不利なことは頭に入れておきましょう。
意味が分からない方も多いはずなので、具体的に解説します。
相場で狙われる日本人トレーダー
実はFXの世界で日本人トレーダーが占める割合は50%以上と言われています。
(参考)FXって何人ぐらいの人がやっているの?|とうし科!!
金額ベースでは大口には到底勝てませんが、トレーダー比率で言えば日本人が世界一多いんです。
びっくりでしょw
で、この圧倒的な人数の日本人トレーダーはトレード傾向が似ています。
・プラススワップの売買を好む
・(薄い根拠での)逆張りを好む
・身近な円絡みの通貨ペアを好む
・日本時間とNY時間の売買が多い
キツイ言い方ですが、未熟なトレーダーが相場に固まっていれば、大口にカモとして狙われるのは当然です。
証券会社によってはポジション比率なども公開していますし、大口はどこにロスカットが溜まっているかなんて把握していると思って下さい。
まぁ、ここまでは何となくイメージしやすいかと思います。
でも次の内容はちょっと過激なので、覚悟して読んで下さいw
日本の国内証券はトレーダーの味方ではない
反感を買うと思いますが、日本の国内証券はトレーダーの味方ではありません。
あ、言っちゃった(*´艸`*)
最も特徴的なのは「追証」です。
急激な相場変動で口座残高がマイナスになった場合、入金してマイナス分を補填するのが追証です。
※追証が発生しても踏み倒しはできませんのでご注意下さい
こんな悪どい仕組みを採用してるのは日本だけですよ。
海外のFX業者はゼロカットを採用しているので、追証なんてありません。
でも国内証券はスプレッドが狭いし、トラブルの心配が無さそうだから…
って思うかもしれませんね。
でも普通に考えて、スプレッドがあんなに狭くて固定されているのは無理がアリアリです。
国内証券はインターバンク市場に個人の注文を流している、ってイメージしてますよね。
長くなるので詳細は省きますが、インターバンク市場でのスプレッドは広くてリアルタイムで変化します。
つまり、固定の狭小スプレッドは現実的に無理なんです。
証券会社はスプレッドの持ち出しが必要となり、利益なんて出ません。
じゃあ国内証券はどこで利益を出すのかと言えば…居酒屋を開店ノミ(飲み・呑み)をする訳です。
◆ノミ・飲み・呑みとは◆
客からの注文を市場に流さず、自社内で客同士の売買をぶつけること。
Aさんのドル円1ロット買いとBさんのドル円1ロット売りをぶつけて、自社内で注文を完結させます。
そもそも負ける注文は無視することもw
このノミ行為が証券会社に利益をもたらします。
そもそも安易に売買して資金を無くすトレーダーが多いので、注文を無視して適当に遊ばせておけば、そのトレーダーが無くした資金が証券会社の手元に入る訳です。
ただし、一応は国内証券のフォローもしておきますw
個人トレーダーの小さな注文を毎回インターバンクに流すのは合理的ではありません。
カバーディーラーの判断で注文をまとめてから流すという方法もあります。
これも説明すると長くなるので省略しますが、気が向いたら解説記事を書きますw
要するに、お客さんの注文を流すか呑むかは証券会社(カバーディーラー)の判断で決まるって事。
この仕組みは相対取引やDD方式とも言われますが、違法でもなんでも無く、国内証券の規約にも明示してあるんですよ。
しかし客の注文を全て飲んでいる(=市場に流さない)と、利益を出すトレーダーの存在は証券会社の不利益となります。
スプレッド分のお金も払っているのに、更にトレードで勝ったお金を払わないといけないですからね。
乱暴な言い方ですが、勝ち組トレーダーは証券会社から見ると邪魔な存在です。
・大半の負けるトレーダー=ステキな上客
・たまたま勝つけど最終的に負けるトレーダー=イラッとするけど普通の客
・稀に登場する明らかな勝ち組トレーダー=スッゲー邪魔な客
そんな訳で勝ち組トレーダーには難癖を付けて出てって頂きます。
嘘みたいに聞こえるでしょうが、トレーダー仲間で某国内証券から難癖を付けられた事例は珍しくありません。
難癖をつけるのに無理がある場合には、奥の手を発動します。
レート操作やスプレッド操作です。
これやられたら誰でも証券口座を変えますよねw
(それに気付かない人もいるでしょうが)
そもそも…MT4という世界中で使われている優秀なプラットフォームがあるのに、どうして国内証券は各社で開発費を払ってまで独自のツールを出しているのでしょう?
疑問に感じませんか?
ま、MT4でも奥の手は発動できるんですが、やりやすいのは自社ツールですよね。
自社ツール=悪いツールと断言はしませんけどね(ΦωΦ)フフフ…
狭小の固定スプレッドでインターバンク市場に注文を流していたら国内証券は大赤字。
どこから利益を出すのかを考えれば、自ずと見えてくるものはあるはずです。
まとめ
以上、日本人トレーダーがFXで負ける仕組みを解説してきました。
しかしここまで読んで、国内証券と海外業者のどちらを使うのか、決めるのはアナタです。
負けるトレーダーは国内でも海外でも負けるので。
しかしレバレッジが高い海外の方が証拠金に余裕を持ったトレードができます。
国内は税率が一定というメリットはありますが、海外業者で330万円以下の利益なら国内業者と同等です。
確かに海外業者では出金トラブルがあるのも事実。
ただ、そういう怪しい業者を避ければいいだけなんですけどねw
TitanかXMを使ってれば、間違いはありません。
トレーダー仲間から聞く話でも、それなりの金額の出金で遅延やトラブルはありませんので。
国内証券の全てが悪!とは言いませんが、個人的にあまり信用してないのは事実です(;´∀`)
だって客観的に考えて…
世界で半数以上を占める日本人トレーダーの注文がちゃんと市場に流れているなら、東京時間にもっとボラがあるのが自然じゃありません?
ごっくんしてるから、ボラが無いんですよw
追証という日本特有の意味不明なシステムを採用し、国内証券は絶対に損をしない仕組みになってます。
(FX侍の情報網から聞く話だと、利用者さえ集まれば美味しい商売だそうですよ)
で、金融庁は海外FX業者を名指しで批判し、投資家保護って言われても…
それはダブルスタンダードじゃないですかね(小声…)
業界から献金でもゴニョゴニョ(さらに小声…)
最後の補足ですが、全ての海外業者が市場にオーダーを流してるとは限りません。
●●ショックで潰れた業者もありますが、飲んでたんじゃね?という説が濃厚です。
ただ、スプレッドが国内に比べて広くて変動する、低スプレッド口座は別途手数料が発生する、という特徴は国内証券と比べて至って自然な仕組みです。
今回の「日本人トレーダーがFXで負ける仕組み」を知ると、色々と思うことはあるでしょうが、知っておいて損はありません。
もっと細かい話は色々あるんですが、長くなったのでこの辺でw
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