トレードスタイル別で時間足を使い分けるべし

どの時間足のチャートを見てトレードすればいいの?

FX侍です、こんばんわ。
今回は初心者あるあるの疑問「どの時間足を見てトレードすればいいのか?」という疑問について。

FX侍も初心者の頃に、この疑問を常に持っていました。

とりあえず4時間足で環境認識をした後は、チャートは5分足を表示。という流れでしたが、その背景とか理由がイマイチ分かってませんでした。

普段見るチャートの時間足をコロコロ変えても良いことは何もありません。
ビシッ!と見るチャートを固定することで、値動きの特徴も徐々に分かってきます。

この記事で、トレードスタイル別に推奨の時間足を紹介するので、まだイマイチ時間足が定まっていない人は参考にして下さい。

トレードスタイルによって狙う値幅が違う

念の為、トレードスタイルの概要を。

スキャルピング :数十秒~数分の保有で3~10pips程度を狙う
デイトレード  :数十分~数時間の保有で20~40pips程度を狙う
スイングトレード:数日~数週間の保有で100~200pips程度を狙う

それぞれ厳密な定義はありませんが、ざっくりこんなイメージです。

そもそもポジション保有時間(=トレードスタイル)と狙う利幅は比例します。

なぜならポジションを持つ時間が長くなるほどリスクが大きくなるので、それなりのリターンが見込めなければ割に合わないからです。

・経済指標
・要人発言
・各国の動向

何日もポジション保有するなら、こうした相場にインパクトを与える様々な要因を乗り越えなければ利益になりません。

極端な例ですが、下記のようにブレグジットネタで元気なポンドドル。
これをスイングで数日間も保有するのは…相当しんどいですね。
最近のポンドドルの乱高下具合が分かるチャート

エントリー場所にもよりますが、利益が乗ったと思ったらゴソッと減って、また利益が乗って…という具合に、精神的にも揺さぶられる人が大半でしょう。

この大きな上昇下降を乗り切るには、それなりのロスカットを想定する必要もあります。
ストップが浅ければ直ぐに狩られて終わりですからね。

相場の変動リスクを減らすには、ポジション保有時間を短くするのが定石です。

という訳で…
ポジション保有時間(=トレードスタイル)と狙う利幅は比例します。

ここまでいいですよね?

保有時間が2~3分なのに、狙う利益は100pips!なんて、余程の急変時以外は狙えません。
→急上昇の後は戻りも急なケースが多いので、ミスると火傷します

保有時間が3~5日なのに、狙う利益は15pips!なんて、非効率的ですよね。
→結果的に薄利撤退はあり得ますが、リスクに対してリターンが悪すぎ

時間足の違いで何が変わる?

波の値幅が違う

この点は結構重要です。
同じ1つの上昇の波でも、見ている時間足によって見え方も印象も異なります。

例えば以下のドル円5分足チャートでは、上昇の波は約60pips。
ドル円5分足で見た上昇の波の値幅

5分足しか見ていなければ、上昇後のレンジで利確する人も多いですよね。
デイトレで60pipsも取れたら十分ですし。

ただ利益を伸ばす為には、注意深く「ダウ理論が継続しているか?」のチェックが必須です。

この上昇後のレンジでダウ理論が崩壊しなかったので、保有していれば更に利益を伸ばすことができました。
ちょっと面倒なんで画像は省略しますが(笑)

以下は同じ場所を表示した1時間足のドル円。
ドル円1時間足で見た上昇の波の値幅

上昇の波は約120pipsなので、5分足の倍です。

先程の5分足のチャートと印象が違いませんか?
5分足は上昇後にダラダラしてましたが、1時間足は比較的一直線に上昇している印象ですね。

FX侍も含め、1つの波を取れたらOK!というトレーダーも多いです。

という事は、見ている時間足によって波の捉え方が違うので、結果的に取れる値幅も変わります。

5分足がメインでも上位足をきちんと見ていれば、1時間足レベルの波を取れる可能性はあります。

今回の例でいえば、5分足=60pips、1時間足=120pipsという差ですね。

ただし、どの時間足の波を狙うかによってポジション保有時間も変わるので、そこは自分のトレードスタイルと相談です。

形を作る所要時間と信憑性が違う

時間足が変わればWトップやWボトム、ヘッドアンドショルダーといったチャートの形を作るのに掛かる時間が変わります。

1時間足でWボトムを発見!
でも実は、このWボトムを作るのに2日も掛かっているんです。
ドル円1時間足のWボトム

同じWボトムの場所を5分足で見てみると、こんな感じです。
ドル円5分足のWボトム

ここまで小さな縮尺でチャートを見ている人も、中々いませんよね(笑)
5分足しか見ていなかったら、1時間足のWボトムには気づけません。

この逆パターンもあります。

5分足でWボトムを発見!
→1時間足で見たら、ただローソク足が数本並んでいるだけだった…なんて事はザラです。

1時間足を見ている人と、5分足を見ている人。
チャートの見え方が違っても不思議ではありません。

ただ重要なのは、より長い時間を掛けて作られたチャート形状の方が、短期足に比べて信憑性が高い(=騙しが少ない)という特徴がある点です。

多数決の原理でチャートが動くので、長期足になるほど大勢の考えが反映されたチャートになります。
(※厳密には多数決ではなく、資金量の大きさですが…)

大勢の考えを覆すのは、相当な労力が必要ですよね。

また、チャートを作る大口さんの立場で考えるのも大切です。
長期足よりも短期足の方がはるかに低価格で動かせますよね。

5分足を数本動かすのと、1時間足を数本動かすのとでは、掛かる時間も金額も桁違いです。

ということは…
上位足のトレンド・チャート形状に従った方が負けにくくなるという事。

これが上位足で環境認識をする意義でもあります。

↑これ、大事なポイントです

トレードスタイル別のおすすめ時間足

基本的には「メインとなる時間足」+「環境認識用の上位足」の組み合わせです。

◆スキャルピング
メイン:1分・5分足
環境認識:15分足・1時間足

◆デイトレ
メイン:5分足・15分足
環境認識:1時間足・4時間足

◆スイング(※保有期間によって異なる)
メイン:1時間足・4時間足・日足
環境認識:日足・週足

環境認識用の上位足で、トレンドの向き(上昇・下降・レンジ)を確認。
メインの足でエントリーポイントを探る、のが鉄板です。

FX侍流デイトレチャートの使い分け

1時間足→トレードプランを立てるだけのチャート
5分足 →有利なエントリー場所を探すチャート

↑このチャートの使い分けは大前提です。
では、1時間足のパターン別のチャートの使い方を解説します。

◆上昇トレンドの場合◆
1時間足で上昇トレンドであれば、押し目買いのチャンスを狙います。
その際に5分足を見て、下降から上昇に転換する場所を待つのがポイントです(※1時間足でダウが崩れていないか、流れも確認します)

1時間足の押し目買いをするときには、数時間に渡って下落(調整)をするケースが多いので、5分足チャートでは下落トレンドに見えます。

5分足で下落を続けた後、Wボトムやトリプルボトム、ヘッドアンドショルダーボトム(別名:逆三尊)、ピンバーなどの転換サインを見つけたら買いエントリー。

ストップを直近安値、2つ前の安値、サポートラインの下に置けば、損切り幅も限定できます。

エントリー後に上位足の調整局面が終わり、上昇トレンドに回帰する流れに乗れれば、それなりの利益が付いてきます。

利確は、手堅く行く場合には直近高値の少し下。
その他の目安としては、ピボットのR1・R1・R3ライン、上位足のレジスタンスライン、ダウが崩れるまで…など様々あります。

◆レンジの場合◆
1時間足でレンジの場合でも、それまでの流れに沿ったトレードをするのが安全です。
上昇後のレンジなら買いのみ・下降後のレンジなら売りのみ。

レンジの場合は、5分足=レンジ幅20pips、1時間足=レンジ幅60pipsというように、時間足によってレンジ幅が違う場合が多いです。

上位足のトレンドに乗るのが基本なので、1時間足のレンジ下限に落ちてくるまで待ちます。
チャンスが来たら、5分足で転換するのを確認後にエントリー。

ストップはサポートとなるレンジ下限のちょい下。
狩られるリスクを低くするなら、サポートより10~20pips下に置くのがいいかなと。
※通過によってボラが違うのであくまで目安です。

利確は手堅く行くなら5分足のレンジ上限付近。
もっと伸ばしたいなら、1時間足のレンジ上限付近です。

 

このように上位足と下位足には、それぞれの役割分担があります。
唯一の正解はありませんが「どの時間足を表示するのか迷うんだよな~」という方は、FX侍流のチャートの使い分けを参考にして下さい。

  1. 朝の東京時間では仲値までの動きに乗る
  2. 負けトレードを減らせる環境認識を学ぶべし
  3. 大きく値が動き始めるロンドン時間はブレイクアウトを狙うべし
  4. ニューヨーク時間は勝ち馬に上手に乗って利益を上げるべし!
  5. リスクオンオフを見極めて戦略を立てるべし

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