テクニカル分析の限界と円売りが起きた原因のヒント

2月19日のドル円急上昇で負けた人は必見!円売りの原因はこれです

FX侍です、こんにちは。

昨日のドル円の強すぎる上昇で負けた方も多いと思います。

ドル円ショートが原因で退場しちゃった方もいる模様…

ちなみにFX侍は気軽に入れたショートの火傷程度で済みましたが^^;

これまで上値の上限と思われていた110円台前半をぶち抜いてきましたからね。
こんなにも陽線が続く1時間足は異常です。
2月19日の急上昇を見せたドル円1時間足

で、こういう時に出てくるのが、勝った人たちのテクニカル自慢(笑)

長期足を見てれば余裕で読めたよね。的な人たちが出てきます。
2月20日時点でのドル円日足

分かりやすいように誇張して書きましたが、「そういう人たちってウザいよね~」って事が言いたい訳ではありません。

今回のテーマはコレ。

『テクニカル分析が通用する部分は限られている』という話です。

今回の内容を知らないと、テクニカル分析だけで通用すると幻想を抱いてしまうので要注意です。

昨日のドル円が上昇した原因は?

わずか1日で170pipsも上昇したドル円ですが、その原因がやっぱり気になりますよね。

テクニカル的に見れば、まぁ…後からいろんな事は言えますw
他にはフィボナッチエキスパンションの100%付近が目安だったとかね。
2月20日時点でのドル円日足

ただし、今回の上昇はこれまでのドル円の特徴とは異なる動きでした。

今も多くの人が戸惑っている最中です。

無責任なアナリスト達が後付けでいろいろ言ってる最中とも言えますがw

これまでドル円が上昇する際には、リスクオフでダウも日経も一緒に上昇しているケースが多く、加えて安全資産であるゴールドは売られて下落し、ドル円と反対の動きとなる。

要するに「円」はゴールドと同じ安全資産と考えられ、安全資産が売られる時はリスクオンだから、リスク資産でもある株価も一緒に上がるって理屈です。

ただし最近はドル円とゴールドの逆相関は既に異変が出ていたんですけどね。

 

話を戻して…

以下は昨日のドル円上昇時のゴールド・日経・ダウのチャートです。
2月19日のドル円・ゴールド・日経・ダウのチャート比較

ドル円・日経=強い上昇、ゴールド・ダウ=ほどほどの上昇、といった印象です。

これまで通用したドル円とゴールドの逆相関に着目をしていると、完全に頭が混乱しますね。

そして注目すべきは、チャート後半で日経の下落にも関わらず、ドル円の上昇が止まっていない点。

まぁこういうケースは初めてではありませんが、「前日の強すぎる円安でも日経下がるの…?」っていうモヤモヤ感もありますよね(笑)

 

そこで。

今注目されているのが、2月10日に発表したGDP(国内総生産)の速報値。
年率換算で-6.3%という予想を超える衝撃の数字が発表されました。

完全に消費増税が影響してるんですけど、このGDPには新型コロナウイルスによる影響はまだ一切含まれていません。

日本のGDPが消費増税で悲惨な状態よ!
   ↓
でも新型コロナウイルスの影響はまだ入ってないよね?
   ↓
そうだった!って事はもっと景気悪くなるんじゃない?
   ↓
いよいよ日本もリセッション(景気後退)か…
   ↓
じゃ、円は売っておくか!

こういう流れで円売りが起こり、ドル円が上昇したのではないか?という説も出てきています。

これは今までの円買い、円売りの構図とは明らかに異なります。

実は…この可能性を早々に指摘していた人もいます。

FX侍が購読するこの有料メルマガの円売りの可能性は指摘してありました→

メルマガ読んでて良かったな~と感じます(笑)

 

ただし、今回の本題はここからです。

実は「あるもの」に着目すると、今回のドル円の上昇は想定できていました。

資金の流れに注目する

テクニカル分析とファンダメンタル分析が大事!ってのはトレーダーとして常識ですよね。

じゃあ『資金の流れ』を意識したことはありますか?

 

…まぁ、普通はありませんよねw

資金の流れとは、チャートを動かす大口さん達の動向とも言えます。

有名な所ではIMMポジションとかですかね。

IMMポジ…あ~はいはい…(-.-;)ナンダッケ?
という方は、下記を参考にどうぞ。

 

サクッとデータだけを見るなら、下記のような証券会社のページでもチェックできます。

シカゴIMM通貨先物ポジション推移|セントラル短資FX(新規タブで開きます)

これだけでも見ないよりはマシですが、本当の値動きの背景を知るには不十分です。

『どこに資金が入って、資金が抜けた後に向かう先』

これを知ることが大切です。

は?お前、何言ってんの?(ꐦ°᷄д°᷅) と思いますよねw

では下記のチャートを見て下さい。
通貨が売られている時期がズレてますよね。

各通貨が売られるタイミングの差

オージー売り→ユーロ売り→円売り、という順番で資金が流れているのが分かります。

…そ…そんなの偶然でしょ?(゚o゚;

と思われるかもしれませんが、これはあるデータを紐解くことで見えてくる事実です。
(※厳密には円売りのデータはまだ未確認ですけど)

そのデータは一般の人でも入手できます。

チャートだけを見て分析するよりもハイレベルな相場との向き合い方と言えます。

ですが、データだけを手に入れても正しい使い方は分からないと思います。

書籍やネットで情報を探しても、恐らく出てこないかなと。

 

で。
それを教えてくれるのが、FX侍が愛する「ココスタ」です。

ココスタの中でも最高峰のコースでしか登場しない内容です。

実は2月16日に、今回のドル円急上昇はココスタの「実線トレーディングカレッジ」の中で語られていました。

ココスタの実線トレーディングカレッジでの1コマ

あなたが考えている以上にハイレベルな内容が目白押しです(笑)

・今回のような想定外のドル円の急上昇で大きな損失を出した方
・テクニカル分析以外に本気で相場を学びたい方

こうした方が正しい知識を学ぶには、現状でここ以外には無いかなと。

詳細は下記のレビューを参考にどうぞ。

痛手を追って反省したときこそ、正しい学びを得るいいキッカケです。

当ブログでしか手に入らないトレード手法
EA小次郎の詳細

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