自由度の高さがFXを難しくする

Q.FXは何が難しいの? A.自由度の高さです

FX侍です、こんにちは。

「FXは90%以上の人が負けてるらしいし、かなり難しいんでしょ?」

答えはYes。

その理由は『自由度があまりにも高い』という点です。

普通の人が投資の世界で大金を稼ごうと思うなら、株かFXという選択肢が一般的です。
(FX侍も一番最初は日本株の世界からスタートしています)

そこで今回は、FXの難しさを株と比較しながら解説します。

FXの難しさ:ロット数を自分で決める

初期の段階で躓くのが「どれぐらいのロットで取引すればいいんだろう?」という取引数量です。

FX侍も最初はよく分かりませんでしたw

株の現物取引の場合はレバレッジがないので、使っている金額がイメージしやすいです。
(例:50万円の資金で3000円の銘柄を100株を買う)

しかしFXは最初から自己資金にレバレッジが加算されます。

ただこの時点では、そこまで難しくありません。

50万円の資金にレバレッジ500倍なら2500万円という単純計算ですから。
(50万円×レバ500=2500万円)

 

しかし問題はこの後。

1ロットって実際はいくら分なの?という計算が難しいですよね。

海外口座の場合は1ロット=10万通貨
100円のドル円を1ロット買うと、1000万円分のドル円を保有することになります。
(100円×10万通貨=1000万円)

1000万円のドル円…と考えると腰が引ける人も多いでしょう。
でも口座には500倍のレバレッジで2500万円となった証拠金があります。

…これって多いの?少ないの?

要するに、口座の証拠金に対して適切なポジション量が分からないんです。

 

◆0.01ロットの場合の損益計算◆
20pipsの勝ち=利益200円・20pipsの負け=損失-200円

◆1ロットの場合の損益計算◆
20pipsの勝ち=利益2万円・20pipsの負け=損失-2万円

 

ロット数は利益額に影響しますが、同時に損失額にも影響します。

1日でも早く稼ぎたいからロット数を上げるという人も多いですが、トレードスキルに見合わないハイレバで資金を無くす人が圧倒的に多いのが実情です。

下記でも解説したように、証拠金に対してのロット数(=実効レバレッジ)は車のアクセルと同じです。

スピードを上げる下げるも自由。
しかし事故した(負けた)時にスピードが出ているほどダメージは大きくなります。

証拠金と自分のスキルに対するいい塩梅のロット数を見つけるのが難しいんですよね。
(欲張りすぎてもダメだし、少なすぎてもダメ)

一応の目安については上記のリンク先記事にも書いてあるので参考にして下さい。

 

ちなみに…
レバレッジと聞くと「海外のハイレバは危険!」と脊髄反射する人もいますが、最大レバレッジと実効レバレッジの違いは理解しておきましょうね。

 

FXの難しさ:どんな通貨ペアでも24時間トレードできる

FXをやり始める大きな理由の1つに、24時間いつでも取引できるのに魅力を感じる人も多いはず。

日本株は9時~15時なので、基本的に時間外は取引できません。

しかしFXは日中の仕事が終わった夜にも取引できるので、この点は大きな差です。

でもここで勘違いをする人が多いんです。

24時間トレードすることは確かにできます。
しかし都合よく24時間ずっとチャンスがある訳じゃないんです。

ここは絶対に理解しておきましょう。

 

FX侍も最初はよくやりました。

トレードする時間ができた
  ↓
チャートをいくつか見比べる
  ↓
見た中で最も入れそうな通貨ペアを選んでエントリー

これじゃダメなんです。
最もチャンスっぽいものを強引に見つけてトレードしていては…当然ですが勝てません。

勝つために重要なのは、チャンスを厳選してトレードすること。

 

しかしチャンスを厳選するには、複数の通貨ペアの中からチャンスを見極めるテクニカル分析が必要になるので、そこが難しいんですよね。

さらに言うと、合理性のあるトレードシナリオが分からなければ、チャンスの精度も低くなります。
(自分都合ではなく妥当性のある相場都合で考えなければいけません)

この難しさをクリアした人だけが、FXで大きな利益を手にすることができます。

 

FXの難しさ:ネットで得られる情報

便利な時代になった大きな弊害ですね。

Google検索、Youtube、Twitterなど、今やネットで調べればどんな情報も手に入ります。

しかし問題は、正しい情報の取捨選択ができないことです。

負けてるトレーダーが情報発信しちゃダメ!なんて言う気は全くありませんし、勝ってるトレーダーでも相場に助けてもらって勝っているという場合もあります。

どこかの記事でも書いたような気がしますが…
基本的に日本のFXサイトで信頼できるものは極わずかと思った方がいいです。

特に教科書的な当たり障りのない内容は「へー」ぐらいの感覚でOKです。

そんな知識で勝てる世界じゃありませんので。

下記はぜひ読んでおいた方がいいかと。

 

色んなネットの情報に振り回されて疲れた人が、情報商材に行き着くことも珍しくありません。

レビューサイトも多いですし、Yahooとか見てると広告も出てきますしね。

情報商材の全てを否定する気はありませんが、安易に「これを手にすれば簡単に勝てるようになるんだ…」と思うのは絶対NG。

お金を払う目的が「学び」ではなく「楽して稼げそうという幻想」なら死金になるでしょう。

 

あ、そうそう。

FX侍塾には過去に業界でそこそこ有名な塾に入っていた方が何名かいます。

…言いたいこと、分かりますよねw

 

簡単に様々な情報を手にできる反面、正しい情報を見極めるのが難しい時代になりました。

ま、正しい情報に出会っても自分の頭で考えなければ、結局は埋もれてしまうんですけどね。

 

まとめ

FXは自由度がかなり高いので、そこが特有の難しさになっています。

株と違って、最初から買いでも売りでもドッチもいけますし。
(株は信用取引じゃないと売りから入れません)

買っても売っても好きな方でいいよ!
いつトレードしてもいいよ!
ロット数も自分で決めてね!
通貨ペアもいっぱいあるよ!

この大量の組み合わせの中から、合理的な判断を下すのは難しいんです。

だからこそFXでは大多数の人が負けるんです。

逆に言うと…
その難しさを超えた人だけが、肉体労働ではありえない対価を手にできるんですよね。

利益の大きさはスキルに比例する世界ですので。

独学で頑張るのもいいですが、永遠に勝てずに消えていく人も多いです。
FX歴を重ねた人は何となく自分でも気付いていると思いますが、下記も参考にどうぞ。

 

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