FX侍です、こんにちは。
・価格が止まりそうな場所
・市場が意識しそうな価格帯
これらが分かれば圧倒的にトレードがしやすくなりますよね。
言い換えれば「サポレジ候補」が見えるわけですから。
無駄なエントリーも減らせますし、シナリオを立てやすくなりますし、利確や損切りにも応用できますし、良いことづくめですw
というわけで、今回はそんな意識されそうな価格帯を可視化する方法を紹介します。
ただしTradingviewの有料版の機能を使うので、その点はご了承ください。
とはいえ…この方法を知っておけばTradingviewの費用ぐらい余裕でペイできる人も多いはずなので、これを機に有料化を検討するのもアリですよ。
では本題へ参りましょう(・∀・)
あ、そうそう。
この記事内容はかなり強力な方法なので…あまりに閲覧数が多い場合は非公開にするかもしれません。
見れた人はラッキーですw
意識されそうな価格帯をTradingviewで可視化する方法
まずは下記のドル円15分足チャートを事例に解説します。
下落からの反転の中でどこら辺の価格帯が意識されそうかを可視化します。
そこで使用するのがこちら。
Tradingviewの有料プランで開放されるFRVP(固定期間出来高プロファイル)です。
指定した任意の期間中の出来高を可視化する機能です。
(FXの場合はティックですね)
このFRVP(固定期間出来高プロファイル)をドル円15分足に表示させます。
フィボナッチリトレースメントの要領で高値と安値を結びます。(黄色矢印部分)
するとその期間内の出来高が棒グラフ(青=買い・赤=売り)で表示される仕組みです。
上記チャートでは黄色背景部分の出来高が表示されています。
では次に意識されそうな価格帯を選別します。
表示されたFRVP(固定期間出来高プロファイル)の中で棒グラフの長い価格帯をマークしましょう。
具体的な基準はありませんが、全体的に比較して出来高が多い部分をピックアップすればOKです。
そこがこの先に意識される可能性がある価格帯となります。
ではその後の値動きを見てみましょう。
明らかに意識されている値動きになってますね。
これがFRVP(固定期間出来高プロファイル)の効果的な使い方です。
有料プランでしか開放されない機能というだけはありますねw
無料プランと有料プランの違いは下記で解説してるので、こちらも参考にしてください。
みんな大好きポンド円で検証
では次にポンド円15分足で検証してみましょう。
上昇後の下落で意識されそうな価格帯を可視化してみましょう。
先ほどと同様にFRVP(固定期間出来高プロファイル)を表示します。
そして長い棒グラフの価格帯をマークします。
ではその後の値動きを見てみましょう。
こちらも明らかに意識されている値動きになってます。
「いやいや、黄色のゾーンで反発しないで強烈に下げてるやん!」と思われる方もいるでしょうが、出来高が多いゾーンだからこそ損切りを巻き込みながら強烈に下げているんです。
ある程度の経験がある方なら意味がわかりますよね。
というわけで…
ポンド円でもFRVP(固定期間出来高プロファイル)は意識される価格帯を可視化することに成功です(・∀・)
あ、そうそう。
一部界隈で『神ツール』と評されるSLCで表示される損切り位置も黄色ゾーンに絡んで表示されています。
この2つのツールをうまく活用できれば…ヤバいですねw
ポンドドルで最後の検証
最後はポンドドルで検証してみましょう。
上昇後の下落で意識されそうな価格帯を可視化してみましょう。
FRVP(固定期間出来高プロファイル)を表示して意識される価格帯候補をマーク。
面倒なので その後の値動きだけを表示しましたが、今さら言うまでもなく意識されている値動きですね。
最後の最後のおまけ。
結果だけを載せておきます。
まとめ
TradingviewのFRVP(固定期間出来高プロファイル)は、活用法を知ればめっちゃ強力なツールになります。
相当な高確率で意識される価格帯が可視化できるんですから。
他の要素を加えて、より精密にサポレジ候補を可視化することも可能です。
本来はその使い方が望ましいですが、当記事で紹介したようなざっくりしたサポレジ候補を把握するだけでもトレードの質は変わるでしょう。
トレーダーのレベルによって活用法は変わるでしょうが、このようなメリットがあります。
・サポート手前で売る、レジスタンス手前で買うという逆行パターンを避けられる
・確度の高いトレードシナリオを立てるのに役立つ
・無駄なエントリーを減らしてチャンスが待てるようになる
・利確や損切り位置を考える材料になる
中上級者の方はもっと別の活用法もイメージできると思いますが、あえて省略しておきますw
Tradingviewの有料プランでしか使えない機能ですが、有料化するだけの価値はあるでしょう。
人によっては数回のトレードでお釣りが来るんじゃないでしょうかw
無料プランと有料プランの違いは下記を参考にどうぞ。
月額プランもあるので「1ヶ月だけ」という使い方もできますよ。
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