FX侍です、こんにちは。
今回は初心者向きの『意識されているラインの見つけ方』を解説します。
自分で言うのもなんですが、そこそこ役立つはずですw
では前置きなしで早速行きましょう(・∀・)
意識されているラインの見つけ方の基本
当たり前の話ですが、価格が何回か跳ね返った場所が意識されているラインになります。
そのため下記のような波では判断ができません。
ただ右肩上がりになってるだけですからね。
しかし下記の場合、価格がぶつかっているライン=緑線が意識されているラインになります。
少し話が逸れますが、上記の場合は理想的なダウを形成していますね。
理想型のダウが何を意味するのかは下記を参考にどぞ。
以上の話をまとめたイラストがこちら。
イラスト左側の時点では意識されているラインはありません。
イラスト右側のような波ができて初めて意識されているラインが見えてきます。
つまり『これまでの波』に『将来の値動き』を組み合わせて見ることで意識されているラインが浮かび上がるってことです。
ま、チャートの左側を見れば意識されているラインは見えるんですけど、話をわかりやすくするために一旦過去は無視します。
では具体例を実際のチャートで見てみましょう。
意識されているラインの見つけ方の具体事例
下記はユーロ円15分足です。
(直近部分は黒塗りで隠しています)
とりあえずここから意識されているライン探しをスタートしましょう。
少しチャートを進めます。
価格が下落してダウが崩れました。
【ダウが崩れた=直ぐに下落が始まる】とは限らないので、そこは勘違いしないように。
ダウについては下記も参考にしてください。
で。
この部分をよーくみて見ると、下落した後に反発をしています。
その反発した部分を遡ってみると、過去にも反発していた場所と合致します。(下記の黄色の丸部分)
はい、この黄色線が意識されているラインの候補となります。
正確には「意識されそうなラインの候補」ですかね。
あくまで候補としたのは、まだ反応した実績が2回だから。
決めつけてチャートを見るのはあらゆる見落としに繋がるので、候補としてみていきます。
FX侍塾のノウハウを学んだり経験を積んだりすれば候補なのか本命なのか分かるようになりますが、今回の記事は初心者向けなので候補として見ておくのがいいでしょう。
ではもう少しチャートを進めてみましょう。
ざっくり見ると黄色線で反発上昇からの下落ですが、細分化すると下記のようになります。
ガッツリ黄色線で頭を抑えられて下落している様子がわかります。
ここまで来れば黄色線=意識されているラインであることは明白ですね。
ローソク足を見ても黄色線で戦っている様子が伺えますし。
じゃ、一気にチャートを進めましょう。
めっちゃめちゃ意識されているラインでしたねw
このようにチャート上で意識されるラインを見つけていきます。
ただし寸分の狂いもなく意識されているラインで止められたり反発したりする訳じゃありません。
相場も車も急には止まれません。
いわゆるノイズと呼ばれる、ある程度の誤差は生じます。
言葉によるイメージを受けやすい人は、『意識される価格帯』と認識しておくといいかもしれませんね。
まとめ
今回の記事で「意識されるラインを見つけるって意外と簡単なんだな〜」と感じた方も多いはずです。
(当然ながらこれ以外にも色んなラインが意識されるんですが)
しっかりと考えながらチャートを見ていればそこまで難しくはありません。
で、具体的にラインをどうやってトレードに活用するの?
って言われても、そこまでは書けません。(急にツンデレかいw)
ガチの活用方法はFX侍塾でみっちり解説してるので、ブログでは公開できないという理由もあります。
とはいえ、実はこのブログにも活用方法のヒントはいっぱい散りばめられてます。
前にどこかの記事でも書きましたが、FX侍のブログを読んで実際に勝てるようになった!という読者さんにリアルでお会いしたので、このブログをどこまで活用するかはアナタ次第です(・∀・)
最後はツンデレになりましたが…
意識されているラインを把握したトレードであれば、運任せのトレードと雲泥の差が出るのは間違いなしです。
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