サポレジとは?を分かってない人多すぎ問題

FX侍です、こんにちは。

今回はFXで最重要とも言えるサポレジについて。

これが分からないとFXで安定して勝てるようにはなりません。

ただしサポレジが難しいと感じる原因は、様々な要因が意識されること。

下記はポンドドルですが、ラウンドナンバー以外の要素もサポレジとして機能しているのがわかります。
(黄色い部分で何が意識されているのかはFX侍テンプレートをお使いの方は分かるはずです)

▼ポンドドル15分足でのサポレジの事例(クリックで拡大します)
ポンドドル15分足でのサポレジの例

本当はもっと細かい場所にもサポレジはあるんですが、あんまり書き込むと面倒なので グチャグチャになるので省略してます。

時にはラウンドナンバーがサポレジになりますし、時には高値安値が、時にはNYオプションが、時にはフィボナッチが…というように、コレさえ見ておけばOK!という単純なものではないんですよね。

複合的に判断してサポレジを見つけるスキルが安定した勝率に繋がります。

高値安値に引く水平線で負けている人は特に目を見開いて読んだ方がいいですよ。
(ってかそれはサポレジではなくただの高値安値なのでw)

まずは基本中の基本ですが、サポレジとは何なのか?を理解しましょう。

 

サポレジとは大口の案内標識

サポレジとは「チャートを作る大口が設置する案内標識」です。

FX侍がそう捉えているだけであって、他の人はどう思ってるかは知りませんw

例えば下記イラストの丸部分は、大口が設置する案内標識です。
これを見たトレーダーが丸で買い注文を入れるので結果的にそこがサポレジとなります。

FX侍が考えるサポレジのイメージ

大口も無尽蔵に資金がある訳じゃないので、できるだけ効率的に狙った方向に持っていきたいはず。

であれば「こっちの方向に行きますよ~」という案内表示をした方が、それに気付いた人たちが資金を入れてくれるので効率的にチャートを作れます。

 

例えば下記の場合、赤線で示した部分の値動きさえ大口が作ればOKというイメージです。

FX侍が考える大口がチャートを作るイメージ

必要最小限のコストで狙った方向に持っていくのが大口の理想だと考えるのが妥当じゃありませんか?

ただし問題は、大口が意図する方向性をどうやって広めるか。

Twitterで「これからポンドドルを上げますよ~」なんて言えませんし、ネット掲示板で「どうも大口です。これからポンドを買いましょう!」なんて言えませんw

そこで利用するのが【チャート上で意識されるであろうサポレジ】という訳です。

チャート上で意識されるサポレジで反発する雰囲気を出せば、それに気付いた人たちが勝手に資金を出して協力してくれるので、波を作る加速装置として利用できます。

 

サポレジとは流れを決める戦場の最前線

別の例えをすれば、サポレジとは「流れを左右する戦場の最前線」とも言えます。

ちょっとクイズ形式で考えてみましょうか。

Q.下記のチャートであなたは売り方です。何を考えますか?

▼ポンド円15分足(クリックで拡大します)
サポレジのイメージ

レジスタンスを突破されて不利な状況。
上昇を止めてレジスタンスより下げたいのは言うまでもありませんが、どんな方法を考えますか?

シンキングタイム、スタート( ・∇・)

 

 

思いつきましたか?

 

理想論で言えば、売り勢力の味方を増やして下げていきたいですよね。
自分の資金だけを使うより効率的ですから。

というわけで、こんなプランを思いつきました。

▼ポンド円15分足(クリックで拡大します)
サポレジのイメージ

うん、なかなか良さそうなプランですね。

 

じゃあ実際にチャートがどうなったのか見てみましょう。

▼ポンド円15分足(クリックで拡大します)
サポレジのイメージ

ネックラインは多少ずれましたが、予定通りヘッドアンドショルダーを作って下げていくことに成功です。

(拡大するとわかりますがヘッドアンドショルダー形成後の戻りが教科書通りの売りの形になってます)

ネックライン付近では売り方と買い方のバトルが繰り広げられているのがわかります。

優勢だった買い方のサポートが破られてレジスタンスに変われば、形勢は逆転し売り方が優勢になります。

従ってサポレジは「流れを左右する戦場の最前線」と言えるんです。

 

常に同じサポレジで反発しない理由

仮に大口はA社だけというなら話はシンプルですが、為替の世界は弱肉強食。

日本の戦国時代をイメージすると分かりやすいですかね。
武将同士で手を組むこともありますが、基本的には周りは敵だらけ。

FXの世界もこれと同じです。

あくまでイメージねw

Aという大口が上昇を狙ったにも関わらず、その他が抵抗し(又は追随せず)Aが負ける事もあります。
実際に去年は多くのファンドが負けてますしね。

そんな訳で、毎回決まったサポレジで反発するとは限らないんです。

大口A社:よ~し、このサポレジで反発させて味方を呼ぶか!
反対勢力:そうはさせん!サポレジをぶち抜いてやる!
大口A社:罠にかかったな!本命はそこではなくこっちのサポレジだ!
反対勢力:なに!!さっき資金を使っちまったぜ…
大口A社:よし、ココで反発だ!気付いたやつは集まれー!!
反対勢力:ヤバい!早く逃げるぞ!!

こんな寸劇をイメージすると分かりやすいかとw

サポレジでの反発を見て入る新規注文と、反対勢力の決済で反発力が強くなるって訳ですね。

だからこそ様々なサポレジとなり得るテクニカルを知っておけば対応策に幅が出ますし、破られてはいけない場所を把握しておけば大まかにでも方向性は分かります。

例えば下記のポンドドルは大きなレンジ状態。
しかし安値を切り上げている以外に、重要な場所は守られているので上昇に分があるのが分かります。

▼ポンドドル15分足(クリックで拡大します)
ざっくりトレンド判断をしたポンドドル

ただし上記はあくまで大きな枠で見た場合です。

 

冒頭に載せたチャートをもう一度見てみましょう。

ポンドドル15分足でのサポレジの例

色んな場所にサポレジが隠れているので、短期的に見れば上昇でも下降でも狙える場所はあります。

基本的に値動きは、サポレジを抜けたら次のサポレジを目指しますので。

大まかにしかチャートを見れない人はチャンスは少なくなりますし、テクニカルの引き出しが多ければチャンスは増えます。

ラウンドナンバーとフィボナッチリトレースメントを使うだけでも見えるものはあります。

また、フィボナッチも1つだけではなく2つ使うことでしか見えないゾーンもあります。
意外と知らない人も多いので、下記を参考にどうぞ。

何がサポレジとして意識されるのか?

ここまで基本的なサポレジの概念を解説しましたが、こう思ってますよね。

何がサポレジになるのか教えてくれよ!(・∀・)ハヨ!

まぁ最も簡単なのはFX侍テンプレートを使うことです。

欧米の大口が意識するテクニカルを搭載しているので、そこがサポレジとなるケースが非常に多いです。
サポレジが可視化されたテンプレートと言えばイメージしやすいですかね。

→FX侍テンプレートの解説と入手方法

 

その他にもサポレジの参考となる記事をピックアップしておきます。
知らない人も多いので、下記を理解しておくだけでも差がつくはずです。

まとめ

サポレジと言えば、世間一般で人気のある「水平線トレード」を思い浮かべる人もいますよね。

でも実は水平線トレードって、海外では全く使われていないんです。
(その理由はFX侍塾生さんは知ってますが、ブログでは省略しますw)

それで勝てているなら別にいいんですが、意外と勝てない人も多いんです。
勝てない要因の1つは、線(ライン)で反発すると思い込んでいること。

水平線って名前がそう連想させるんでしょうね。

ピッタリ水平線で反発するものだと思ってる人もいますが「ゾーン」として認識しておく方がうまくいきます。

サポレジゾーンでの決着がついた方向に後出しジャンケンで乗ればいいだけです。

下記で詳しく解説しているので、サポレジの理解を深めるためにも参考にしてください。

もっと根本的に水平線トレードで勝てない要因があるんですが、それはまたどこかの機会でw

 

最後に効くサポレジを見極めるコツをお教えします。

異なるサポレジ候補が重なる部分は、様々な理由で新規エントリーが入ってくるので強いサポレジとして機能しやすくなります。

例えば、上昇中の価格がフィボナッチの38.2とSMA200が重なった場所で押し目をつけて反発すれば、それぞれ異なるテクニカルを元にした押し目買いが見込まれます。

更にそこでピンバーとか包み足が出れば、プライスアクションを元にした買い注文も入ってくるので、より反発上昇する確率が高くなります。

どれだけのトレーダーが、そこでエントリーする理由があるのか?

これを考えながらサポレジを判断することで、高勝率なトレードにつながります。

当ブログでしか手に入らないトレード手法
EA小次郎の詳細

同じカテゴリ内のオススメ記事

  1. 移動平均線のよく使われる数値
  2. 見逃せないトレンド転換サインのキーリバーサルデーとは?
  3. トレードシナリオの考え方
  4. 誰も教えてくれない急騰・急落の活用方法
  5. テクニカル分析は意味ない。って負け惜しみを信じるな
  6. 通貨強弱ツールまとめ

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP