COTレポート分析 2026年4月21日週
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COTレポート分析 2026年4月21日週

FX侍です、こんにちは。

みなさん!ようやくドラゴンズが今季初のカード勝ち越しですよ!!

4月早々に味わった絶望感でしたが、なんかここからちょっと期待をしちゃう展開。

(そうやって毎年ファンの期待を裏切り続けてるわけですが…)

 

話すを長くなるので、本題に参りましょう笑

今週は(というか今週も)イラン情勢の二転三転が原油と為替を激しく揺さぶった一週間でした。

先週「孤独な崩壊」と書いたCADが+24,723枚の劇的な反転、円は介入警戒下でもショート積み増しが加速、EURは2週連続の買い戻しで28万枚台を奪還です。

では、何が起こったのかを見ていきましょう。

 

COTに関する基礎知識は、以下の解説記事をご覧くださいませ。

 

今週のCOTハイライト

今回のCOTでは、相変わらずイラン情勢が二転三転する中で、CAD急反転・円売り加速・EUR買い戻し継続という3通貨での動きが目立ちました。

COT集計期間内に重なっていたイベントはこんな感じ。

4/17 イラン外相アラグチ氏が、停戦期間中に商船通航を認めると表明、Brent原油10%超の急落
4/19〜20 米海軍がオマーン湾でイランのコンテナ船を発砲・拿捕、原油再急騰
4/21 米イラン停戦期限切れ目前、Brent原油は$98.48で3%上昇
日本の財務省による相次ぐ介入警戒コメント

ホルムズ海峡開放→米軍によるイラン船拿捕→停戦期限切れ目前(からの結局再延期)というコロコロ変わる情勢が、原油・ドル・円・CADの方向感を激しく揺さぶった形。

相場がイラン情勢への耐性というか楽観視というか、そんなムードで徐々にリスクオフでのドル一強の流れが変わってきた印象です。

 

こうした状況で、特に注目すべきは以下の3点。

1. CAD:AMが+24,723枚(約2,880億円)の大幅買い戻しで6週連続売りを終了、-26,510枚から-1,787枚へほぼフラットまで急回復。先週ポイントで指摘したショートカバーの爆発力が起きた
2. JPY:AMが-4,365枚の売りで52週レンジ1%の極限、LMも-14,052枚の大幅売りで円ショートを再加速。イラン情勢でドル買い圧力が継続する中、介入警戒発言にも市場は動じず円売り継続
3. EUR:AMが+15,949枚(約3,720億円)の買い戻しで2週連続の緑、合計2週で+28,341枚と先週ポイントの28万枚奪還を達成。中長期勢のユーロ買い直しが本格化

 

推移をまとめた表がこちらです。

通貨 Asset Manager 前週比 Lev Money 前週比 注目度
DXY 7,025 -1,513 -2,409 +686 ⭐⭐
EUR 286,391 +15,949 20,317 -5,065 ⭐⭐⭐
JPY -14,398 -4,365 -68,497 -14,052 ⭐⭐⭐
GBP -83,186 +4,729 29,137 +6,806 ⭐⭐
AUD 36,508 +25 48,325 +4,683 ⭐⭐
CAD -1,787 +24,723 -64,215 -2,811 ⭐⭐⭐
CHF -37,467 +4,098 -3,766 -345

Asset Manager = 年金基金や保険会社などの機関投資家。中長期のトレンドを反映しやすい。
Leveraged Money = ヘッジファンドなどの投機筋。短期的な値動きへの反応が早い。

 

先週比のポジション変化のグラフがこちらです。

▼カーソルを乗せると数値が表示されます

 

🗺 ヒートマップで見る直近の流れ

直近の変化がわかりやすいヒートマップがこちらです。

ヒートマップから読み取れるポイント

🔴 赤が目立つ通貨(ポジション縮小・売り方向)
・JPY Lev Money:先週-3,335枚から今週-14,052枚へ急増、ドル買い圧力下で円ショート再加速
・EUR Lev Money:先週+24,500枚の緑から一転、-5,065枚の赤に反転して短期筋が利食い
・JPY Asset Mgr:先週+5,912枚の緑から-4,365枚の赤へ反転、52週レンジ1%の極限まで沈む
・DXY Asset Mgr:先週-5,108枚に続いて今週も-1,513枚、2週連続の赤でドル買い後退継続

🟢 緑が目立つ通貨(ポジション拡大・買い方向)
・CAD Asset Mgr:+24,723枚の極めて濃い緑、6週連続の赤を一気に終わらせる劇的反転
・EUR Asset Mgr:先週+12,392枚に続き今週も+15,949枚、2週連続の濃い緑で52週最安値圏から離脱
・GBP Lev Money:先週-4,202枚から今週+6,806枚へ反転、AMと方向が一致

📌 注意すべきパターン
・JPY全体:AMとLMが揃って円売り方向、Dealerが大規模な円買いで市場の反対側、つまり「市場参加者全体は円売り、ディーラーが買い向かう」という典型的な高値警戒パターン
・CAD AMvsLM:AMは+24,723枚の急反転だがLMは依然-2,811枚の売り、AM×LMが今週は方向が割れて短期と中長期の見方が一致しない
・EUR AM×LM乖離再発:先週は揃って買い戻しだったが、今週はAM買い・LM売りで再び方向がねじれる

 

🔍 通貨別の詳細分析

ここまで全体を俯瞰して見たので、次は各通貨のポジションを見ていきましょう。

CAD(カナダドル)⭐⭐⭐ 6週連続崩壊からの劇的反転、ショートカバー爆発

AMの現在値は-1,787枚(約208億円)で、前週比+24,723枚(約2,880億円)の大幅買い戻しです。

52週レンジの58%まで急回復し、先週の-26,510枚から1週間でほぼフラットまで戻る劇的な反転。

推移はこんな感じ。

日付 Asset Manager AM前週比 Lev Money LM前週比
3/10 69,512(ピーク) +7,930 -37,159 +4,212
3/17 30,068 -39,444 -37,852 -693
3/31 4,348 -21,781 -42,910 -11,210
4/7 -15,897 -20,245 -44,144 -1,234
4/14 -26,510 -10,613 -61,404 -17,260
4/21 -1,787 +24,723 -64,215 -2,811

先週の記事で「ショートカバーの爆発力も同時に蓄積されているため〜大規模な巻き戻しに警戒」と書きましたが、まさに今週その警戒シナリオが現実になりましたね。

6週連続で-96,022枚も売り続けた極端な売り過ぎポジションのショートカバーを一気に呼び込みました。

他通貨が淡々と動く中で、CAD単体だけが+24,723枚という今年最大級の反転を見せたのは、それだけ売り過ぎポジションが極端だった証拠と言えるでしょう。

ただしLMは依然-2,811枚の売りで-64,215枚まで増加、52週最安値圏に張り付いたまま、AMとLMの方向感が完全に分かれている状態です。

ポイント:CADは6週連続崩壊からの劇的なショートカバー反転で、短期的にはUSDCADの上昇バイアスが一旦リセットされた局面。ただしLMは依然-64,215枚の深いショートを維持しており、AMの買戻しが単発のリバランスで終わるのかトレンド転換の初動になるのかは次週のCOTでAMが+1万枚以上のフラット圏まで戻すかがポイント。逆にここで止まれば再びCAD売りが優勢に戻る可能性もありますね。

 

JPY(円)⭐⭐⭐ AMは52週レンジ1%の極限へ

AMの現在値は-14,398枚(約1,800億円)で、前週比-4,365枚の売りです。
52週レンジの1%とほぼ最安値、しかも先週の+5,912枚の戻しを一週で打ち消し、再びショートを深めました。

LMはさらに激しく-68,497枚へ-14,052枚の大幅売り、こちらも52週レンジ22%まで沈んでいます。

推移はこんな感じ。

日付 Asset Manager AM前週比 Lev Money LM前週比
3/24 -6,250 -5,811 -54,852 +10,577
3/31 -3,645 +2,605 -46,182 +8,670
4/7 -15,945(52週最安値) -12,300 -51,110 -4,928
4/14 -10,033 +5,912 -54,445 -3,335
4/21 -14,398(レンジ1%) -4,365 -68,497 -14,052

先週の記事で「USDJPYは160円台手前で介入警戒のAMポジション整理が入り、中期バイアスはやや円高方向に傾き始めた可能性」と書きましたが、結果は完全に逆方向で、AMもLMも円売り強化でした笑

日本の原油は中東依存なので、この状況下では積極的に円を買いにくいこともあるでしょうね。

引き続き、当局の牽制コメントは出続けていますが、流れを変える要因とすれば28日の日銀イベントかもしれません。

ポイント:JPYは円売りポジションの極限積み上げで「介入があればショートカバーで急反発・介入が無ければ160円台へ続伸」の両面リスクが並存する局面。Dealerの+20,964枚の円買いは市場全体の円売り過熱を示すシグナルで、テクニカル的には逆張り反発が起きやすいゾーン。ただしLM-68,497枚の深い円ショートと日銀利上げ後ろ倒し観測が重なる限り、戻り売りも続きやすい状況ですね。

 

EUR(ユーロ)⭐⭐⭐ AMが2週連続買い戻しで28万枚奪還

AMの現在値は286,391枚(約6兆6,876億円)で、前週比+15,949枚(約3,720億円)の買い戻しです。

52週レンジの18%とまだ低位ですが、先週の270,442枚から+15,949枚伸ばし、先週ポイントで掲げた28万枚奪還ラインをしっかり超えてきました。

LMは逆に-5,065枚で利食い、先週の+24,500枚という極端な強気から1週間で利益確定が入った形です。

推移はこんな感じ。

日付 Asset Manager AM前週比 Lev Money LM前週比
3/24 287,940 -6,598 -13,538 -6,586
3/31 264,417 -23,523 3,947 +17,485
4/7 258,050(52週最安値) -6,367 882 -3,065
4/14 270,442 +12,392 25,382 +24,500
4/21 286,391 +15,949 20,317 -5,065

先週「28万枚奪還で本格的な買い戻し相場へ移行」と書いた展望が予想通りに進行しました。

4/30にECB理事会を控える中、中長期勢のAMがじっくりとユーロ買いを積み増しており、52週最安値圏での売られすぎ反動と相まって買い戻しが厚くなった印象です。

ただしLMが先週の+24,500枚から今週-5,065枚と利食いに転じている点は要注意で、ヘッジファンド勢は短期的な値幅取りで一旦利益確定をしている様子。

AMは2週で+28,341枚も買い戻しを進めており、このペースが続けば来週には30万枚台復帰も見えてきます。

ポイント:EURは52週最安値圏からの本格反発局面入り、2週合計+28,341枚の中長期勢買い戻しはトレンド転換の初期シグナルとして機能。30万枚復帰でEURUSDは上昇余地が広がる一方、LMが利食いに転じた点はやや警戒材料。次週のCOTでもAMの買い戻しが続けば本格反発確定、止まれば一旦調整のシナリオです。

 

GBP(ポンド)⭐⭐ 2週連続のショート縮小継続、AM×LM方向一致

AMの現在値は-83,186枚(約1兆1,213億円)で、前週比+4,729枚の買い戻しです。
52週レンジの33%まで上昇し、先週の-87,915枚から-83,186枚へ2週連続のショート縮小が続いています。

LMも+6,806枚の買いで方向が一致し、2週連続の売りから今週は反転、AM×LMの乖離は一旦解消されました。

ドル一強の流れが後退する受益通貨としての位置付けが続いており、-8万枚台まで戻したことで本格的なショートカバー局面入りの一歩手前まで来ています。

ただし52週最安値水準(-125,547枚)からはまだ-4.2万枚しか戻っておらず、ロング側への明確な転換まではかなりの距離があるのも事実ですね。

こちらもEURと同じく4/30の金利発表は大きなポイントになりそうです。

ポイント:GBPはドル一強後退の受益通貨として静かに買い戻し継続中、AM×LMの方向一致で持続性が高まった格好。-8万枚を上抜ければ本格的なショートカバー相場入り、GBPUSDの反発余地が広がる。ただし経済指標が低調で英中銀の姿勢次第でショートカバーが失速して再度-9万枚圏へ戻るリスクもあります。

 

AUD(豪ドル)⭐⭐ 横ばいだが52週レンジ93%維持、LMはショートカバー

AMの現在値は36,508枚(約4,160億円)で、前週比+25枚のほぼ横ばいです。

52週レンジの93%と依然として高水準を維持し、先週の記事で「3.5万枚圏で下げ止まればドル売りの流れに乗って反発の可能性」と書いた3.5万枚ライン付近で踏みとどまっています。

LMは48,325枚で前週比+4,683枚の買い戻しと、2週連続の売りから一転して今週はショートカバー。

他通貨と比べて買いポジションの厚さは群を抜いており、52週最高値圏を維持しているのはAUDだけ。

イラン情勢に伴う原油・コモディティ価格の高止まりが資源国通貨AUDを支援している側面もあり、LMが反転してきたことでAMの利食い圧力は一旦弱まった印象です。

ポイント:AUDは3.5万枚サポートで踏みとどまり、LMが+4,683枚の買い戻しに転じたことで利食い第2波は一旦小休止。4万枚奪還が見えれば再び52週最高値方向へのトライ、逆に3万枚割れが見えれば本格的な調整局面入り。中国経済指標とリスクセンチメント次第で上下どちらにも振れやすい状態が続きそう。

 

CHF(スイスフラン)⭐ 静かにフラン買い継続、地政学リスクの再評価

AMの現在値は-37,467枚(約9,511億円)で、前週比+4,098枚の買い戻しです。
52週レンジの55%まで戻し、先週の-41,565枚からCHF買い方向へ動いています。

LMは-3,766枚で前週比-345枚とほぼ横ばいで、ショート傾向は維持。

AMがじわじわとCHFロング方向へ戻している背景には、イラン情勢を巡る中東・欧州地政学リスクへの再評価があると見ています。

派手な動きはないものの、停戦期限切れ後にイラン情勢が再エスカレートすればCHFの避難買いが加速する潜在的なシナリオを抱えた通貨ですね。

ポイント:CHFはAMが緩やかにフラン買いを進める静かな展開、SNBの介入警戒と拮抗する形で52週レンジ中立圏を維持。イラン情勢の再燃やホルムズ海峡の本格閉鎖があれば一気に避難買いが加速する潜在シナリオあり、その意味で目立たないが「地政学リスク待機状態」の通貨。USDCHFは方向感に乏しいレンジ相場が続きそうです。

 

DXY(ドルインデックス)⭐⭐ 2週連続の利食い継続、ピークアウトが定着

AMの現在値は52週レンジの73%まで後退し、7,025枚と前週比-1,513枚の売りです。
3/31にピークの13,754枚を付けて以降、4/14の-5,108枚に続いて2週合計で-6,621枚の利食い。

LMは-2,409枚で前週比+686枚の買い戻し、先週の+5,546枚に続いて2週連続でショートカバー方向です。

AM利食いは継続したもののLMの買い戻しは+686枚にとどまり、まだ反転の初期段階と見れます。

ただ重要なのは、AMが2週連続で売られるパターン自体が3月以降初という点で、ピークアウトの兆しが点ではなく線になりつつあると言えますね。

イラン情勢でドル買い圧力(地政学リスクの逃避先)が継続しているにも関わらずAMがドル買いポジションを縮小しているのは、戦争トレードの巻き戻しの流れを連想させます。

ポイント:DXYのドル一強ピークアウトは2週連続売りで定着しつつあるが、LMの買い戻しが弱いため「本格的なドル売り相場」までは未到達。AM7,025枚の水準を割って5,000枚台、LM買戻しが+2,000枚以上となれば本格的なトレンド転換が確認しやすい印象。逆にイラン情勢の再エスカレートでドル逃避買いが再び始まれば、ここで止まる可能性も。次週の動向が方向決定の重要な分岐点ですね。

 

💡 今週の注目テーマ

全体的にCOTレポートの分析を通じて、FX侍が今週注目するテーマがこちらです。

1. イラン情勢が動かす相場:原油乱高下とドル逃避の二面構造

今週に限らず最近のCOTを読み解くキーワードはやはりイラン情勢です。

こう言ってはなんですが…
ぶっちゃけ真面目にトピックを追うのも馬鹿らしくなるほど、事態がコロコロ変わります。

このイラン情勢の序盤はリスクオフのドル買いが強烈でしたが、相場も慣れてきたのか、最近ではあまり強いドル買いではなくなってきています。

もしイラン情勢が終われば、これまで続いたドルの巻き戻しが起こる可能性は高いと個人的には思ってます。

それが難しくても、沈静化も激化もせず…という適度なところに収まれば、相場は次のネタで動き始めるでしょう。

それが各国のインフレなのか次期FRB議長候補の動きなのかは分かりませんが。

2. CADの劇的反転:6週連続崩壊からのショートカバー爆発

6週連続で売られ続けて約-9.6万枚が消失していたCADが、今週+24,723枚という今年最大級の買い戻しで一気に反転しました。

4/17〜20のイラン情勢を巡る原油の乱高下で、ホルムズ海峡開放→米軍によるイラン船拿捕という流れの中で、極端に積み上がった売り過ぎポジションのショートカバーが連鎖的に発動したのが要因ですかね。

先週ポイントに書いたショートカバーの爆発力が現実化し、極端なポジションの偏り+トリガーイベントが重なる典型例と言えるでしょう。

ただしLMは依然-2,811枚の売りを続けており、AMの買戻しが「単発のリバランス」で終わるのか「トレンド転換の初動」になるのかは、次週のCOTで判断していきたいところ。

CAD AM: -10,613 → +24,723(+35,336枚の方向転換)

これだけ急激な反転は52週でも数回しか見られない動きなので要チェックですね。

3. 円ショートの極限積み上げ:介入vs円キャリーvsイラン戦争の三つ巴

JPYのAMは52週レンジ1%、LMも52週レンジ22%と、円ショートが極限まで積み上がりました。

ドル円が158〜159円台で、介入警戒コメントの強度は確実に上がっています。

しかし市場参加者は円売りを止めず、特に注目すべきはDealerの+20,964枚という大規模な円買いで、これは投機筋・実需の円売りが今週相当な規模で出たことの裏返しです。

背景には、日銀利上げの後ろ倒し観測、イラン情勢を背景としたドル逃避需要、円キャリートレードの継続性という3つの円売り要因がガッチリ噛み合っている構図があります。

極端なポジションは逆張りシグナルとして機能しやすく、テクニカルには反発の準備が整いつつあるとも言えますが、トレンドが続く限りは順張りが有利という鉄則も忘れてはいけませんね。

ただし今週は4/28に日銀の金利発表を控えています。

今回は据え置き予想ですが、6月か7月には利上げが予想されているので、28日の会見での姿勢によっては買い戻しの可能性も考えられます。

ポジション的にもショートに偏っている状況のため、今回の日銀イベントは要注意と言えるでしょう。

 

最後に一言

今週は中銀ウィークです。

4/28(火)日銀金融政策発表+展望レポート+植田総裁会見
4/29(水)BOC政策金利
4/30(木)FOMC政策金利+パウエル会見
4/30(木)BOE政策金利+ECB政策金利+ラガルド会見

3日間で主要5中銀の政策発表が連続します。

円ショートが52週レンジ1%まで積み上がった状態で日銀会合、CADがショートカバー直後でBOC、EURが買い戻しトレンド初動でECB。

どの通貨も「中銀の一言で大きく動く準備が整った状態」で5月相場に突入します。

特に注目したいのは4/28の日銀。

植田総裁が利上げに前向きな姿勢を示せば、極限まで積み上がった円ショートが一気にショートカバーに走る素地は十分。

逆にハト派的な内容ならドル円は160円台を試した後で介入‥みたいな展開もあり得るでしょうね。

GW中の薄商いと中銀ラッシュという、流動性が薄いところに大型イベントを投げ込む最悪の組み合わせですので、ポジション管理は普段以上に慎重にいきたい一週間ですね。

そしてアメリカの偉いおじいちゃんの予測不可能な発言も飛び出してくることでしょうから…苦笑

次回のCOTも注目です。

 

⚠️ 注意事項

・COTレポートは火曜日時点のデータが米国東部時間の金曜午後(日本時間土曜早朝)に公開されます。公開時点で3日、実際にトレードに反映できるのは翌週月曜日になるため、実質的に約1週間の遅延がある点に注意が必要です
・ポジションデータは方向のバイアスを示すものであり、エントリータイミングの判断には価格分析との併用が必要です
・極端なポジションは「逆張りシグナル」として機能することがありますが、トレンドが継続する限りは順張り方向が有利です
・円換算額は記事執筆時点の為替レート(EUR/JPY: 186.81、GBP/JPY: 215.66、AUD/JPY: 113.95、CAD/JPY: 116.57、CHF/JPY: 203.09、USD/JPY: 159.33)に基づく概算値です

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