FX侍です、こんばんは。
今回はちょっと怪しい業界「FX商材(情報商材)」について。
FXに取り組んでいる人なら、誰もが一度は販売ページを見たことがあるかと思います。
あなたも年収3000万円!
完全無裁量で勝率90%!
派手なキャッチコピー・腕を組む人物・南の島でのイメージ写真の、お決まりのパターン。
こんな感じでしょうか。
最近では動画でのプロモーションも取り込んでいることが多いですね。
FX情報商材=詐欺ではないけど売り方に問題あり
FXの情報商材の中には本物っぽいものもあります。
分かりやすく言えば、あんまり迷わず実践できて、そこそこ勝てるってイメージでしょうか。
詳細は明かせませんが、実際にFX侍は数多くのFX商材の中身をチェックしています。
その経験から言えば、一昔前に比べて今は結構まともな内容の商材が増えているのは事実です。
よほど変な中身でない限り、トレンドとレンジの判断ができれば、商材のサインツールやノウハウで勝てます。
※勝てる事と生き残る事は別の話ですけどね
しかし問題は売り方です。
販売ページを見てると、詐欺じゃないの?と胡散臭く感じる方も多いんじゃないでしょうか。
ぶっちゃけ、その感覚は正解です。
・未経験の人でもワンクリックで稼げる!
・完全無裁量でサインに従うだけで勝てる!
…んなこた~無いからw
サインツールは基本的にトレンドフォローが多いです。
トレンドが続くような状況ならサインに従うだけで勝つことはできますが、状況が変われば負けが増え始め、その要因も分からずに資金を失くすのがオチです。
あ~2回もサイン見逃しちゃった…(-_-;)
↓
入ってれば勝てたのに~(T_T)
↓
よ~し!次は見逃した分も取り返すぞ!(^O^)/
…まぁこの後の結果は分かりますよねw
トレンドの見極めという根幹部分が分からなければ、サインを上手に活用することは難しいです。
それについては下記で解説しているので参考にどうぞ。
ド素人がワンクリックで稼げるほど甘い世界じゃない
為替の世界では、1日で6兆ドル以上の金額が動いています。
大きな資金を持ったプロが札束で殴り合う戦場です。
そこへ「ワンクリックで稼げるって聞いたんですけど…(・∀・)オジャマシマース」みたいな素人がノコノコ土俵に上がってきたらカモにされるのは当然です。
販売ページはマーケティングの要素を取り入れてギラギラした胡散臭いページが作られます。
悲しい現実ですが、そういったページの方が一定の層からの反応を得られます。
マズローの欲求5段階説にも当てはまりますね。
ま、商材を販売する会社としてもビジネスなので致し方ない部分はありますが。
「これを買えば(大した苦労もせずに楽して)FXで未来が変わるんだ…」と夢を見させる訳です。
この赤文字の部分が厄介なんです。
購入前の本人は心の中では一応「よし!これで心機一転がんばるぞ!」って思っているんですが、商材を買おうと思った根底には「そこまで苦労せずに楽して稼げるんだ…」って甘い考えがあるんですよね。
楽して稼げるイメージを植え付ける販売ページを見れば、淡い期待を抱くのは仕方が無い面もありますが。
で、そんな甘い考えの素人ほど短期間でがっぽり稼ぎたい!という欲が出て、スキルに見合わないハイレバで散っていく訳です。
商材屋さんからすれば、別に購入者が勝とうが負けようが、販売代金さえゲットできれば問題なし。
それがビジネスですから否定はしません。
付け加えれば、商材販売者が儲かったから購入者がトレードで負けるって事にはならないので
別に商材が悪い訳じゃなく『素人でも簡単に稼げると思わせる売り方+それを鵜呑みにする甘い考え』が元凶ですから。
FX商材と教材の明確な違い
スキルアップの短縮のため、お金を払って学ぶのは全然アリです。
裁量トレードの発展途上においては、独学よりも効率的に学べますからね。
ただしお金を払う目的が「学び」ではなく「楽して稼げそうという幻想」なら死金になるでしょう。
学ぶ姿勢ではなく、楽したいという怠惰への対価ですから。
そういう意味で、FX侍は「商材」と「教材」という言葉を明確に使い分けています。
気付いてる人もいると思いますが、当ブログで紹介しているのは厳選した「教材」だけです。
・商材:売ることを目的としたモノ
・教材:学ぶことを目的としたモノ
というイメージで使い分けてます。
FXの情報商材をきっかけにFXで勝てるようになるトレーダーがいるのは事実ですが、入口が商材だっただけで人並み以上の努力をした、という条件が付きます。
完全なる弱肉強食の世界なので、結局は本人の努力次第ってことです。
まとめ
情報商材を買うのは自由ですし、それ自体を否定はしません。
重要なのはそこから何を学ぶか?という点です。
楽して稼げそうってポイントに惹かれたのであれば、高確率でお蔵入りするのが目に見えてます。
サインツールを活かすも殺すも裁量判断が必要となりますので。
最終的に目指すべきは、自分の裁量判断の最後のひと押しでサインが出るという状態です。
そうした点も考慮した上で良い「教材」を探しているのであれば、下記でレビューしている「実践トレーディングカレッジ」をお勧めします。
小手先のトレード手法ではなく、相場の本質的な根っこの部分を学べます。
値段は張りますが内容を考えれば安過ぎますし、その辺の商材とはレベルが違います。
「本物」と呼べる数少ない教材の代表です。
現時点で日本の教材の中でナンバーワンです。
もう少しお手軽にトレード手法を学びたいというのであれば「アプロス」をお勧めします。
その辺の商材よりも実践的で役立つ「トレンドの見方」が分かるので、裁量トレードにも間違いなく役立つ内容と自負しています。
いや!俺はド派手な煽り文句の情報商材が欲しいんだ!
というのであれば止めませんが、次から次へ商材を買い続けるループに嵌らないように気を付けてくださいとお伝えしておきますw
時間と気力は有限なので、早いうちに真っ当な教材で学ぶ方が間違い無いですよ。
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