未来の値動きの答えが書いてある場所とは?

未来の値動きの答えが書いてある場所とは?

FX侍です、こんにちは。

未来の値動きを当てるFXというゲーム。

上がるか下がるか2択しかないんだから、よほど運が悪くなきゃ勝てるでしょ(・∀・)

そんな風に考えていたけど、実際にトレードしてみると激ムズ…

買ったら下がるし、売ったら上がる。
含み益を伸ばそうとしたら急に下がって含み損に。

トレーダーあるあるですねw

しかしその一方で安定した勝率で日々トレードで大金を稼ぎ続ける人もいます。

その差がいわゆる『トレードスキルの差』です。

 

トレードスキルの差=テクニカルの知識の差

と考える人も多いでしょうが、これは必ずしもイコールにはなりません。

・色んなインジケーターを知っている
・チャートパターンを沢山知っている

こうした知識量とトレードで稼げるのは別問題なんです。

 

じゃあ勝てない人と勝ってる人の差は何かというと…

それが今回のテーマでもある「未来の答えを見つける力」です。

 

未来の値動きの答えが書いてある場所

例えば下記のポンドドル15分足。

ここから上か横か下に行くかはぶっちゃけ分かりません。

前に別記事でも書きましたが、プロでも全ての値動きを当てられる訳じゃないんです。

▼ポンドドル15分足
ポンドドル15分足

しかし【チャートの左側】には未来の値動きの答えが書いてあります。

 
ん?答えが書いてあるなら全部の値動きがわかるんじゃないの…?

って思いますよねw

という訳で、チャートの左側に未来の値動きの答えが書いてある仕組みを解説します。

 

ハトの群れがどう動くかを当てて下さい

前にどこかの記事でも触れましたが…
『ハトの動き=未来の値動き』とイメージしてください。

あなたの目の前にハトの群れがいます。

ハトの群れのイラスト

このハトたちがどう動くか予想してください。
(※予想が当たれば賞金がもらえますが、外せば罰金を払う必要があります)

 

なかなか難しいですよね。

「そのうちみんな飛んでいくんじゃない?」ぐらいの予想しかできないと思います。

それはFXに例えるなら「そのうち上がるという勘だけでロングする」のと同じこと。

どこまで含み損が膨らむのか、いつ上がるのか分からない状態でロングなんてできませんよね。

 

 

じゃあこういうシチュエーションだったらどうですか?

ハトの群れに近づく子供

どう考えてもハトの群れが飛び立つ未来しか見えませんよね。

これが『ハトの動き=未来の値動き』を当てる秘訣です。

 

もう少しFXにイメージを寄せましょうか。

チャートの左側には未来の値動きの答えが載っています。

その答えが載っている重要なポイントに価格が迫ってきたとき、どういう値動きをするのか。
ローソク足の動き方によって未来の値動きが高確率で読めるという仕組みです。

 

これをもう一度ハトの群れに置き換えるとこうなります。

 ・値動き=ハトの群れの動き
 ・答えが載っている場所=子供が元気に遊んでいる場所

子供たちが遊んでいる場所にハトの群れを近づけたら…当然ハトたちは逃げていきますよね。

FXはハトの動きを当てるゲームと例えれば、ハトが飛び立つ(=動きが予想しやすい)条件が揃ったときにトレードするのがポイントとなります。

 

このゲームに勝てない人の最大の特徴はコレです。
ハトの群れと子供

子供たちとハトの距離が離れているのにハトの動きを無理やり予想しているんです。

そりゃ当たりませんよね。

ただ単に子供たちとハトの群れがいるだけでは条件として不十分。
子供たちとハトの群れが接近する、という条件が揃うのを待たなければ精度の高い予想はできません。

その条件が揃う場所(=答えが書いてある場所)をチャートの左側からどれだけ見つけられるのか?

これこそがトレードスキルの差となります。

 

未来の値動きのシナリオ当てクイズ

チャートの左側に点在する答えと直近〜現在のローソク足を絡めて未来の値動きをイメージする。

これが勝っているトレーダーがやっているトレードシナリオ作りです。

もう1度思い出してくださいね。

子供たちとハトの距離が離れているのにハトの動きは予想できません。
子供たちとハトの群れが接近する、という条件が揃うのを待ってから未来を予想するんですよ。

 

ということを頭に入れて、実際にトレードシナリオのケーススタディをしてみましょう。

下記のチャートでどのようなシナリオ(今後の値動き予想)を立てますか?

▼ポンド円15分足(クリックで拡大します)
ポンド円15分足

・これからどんな動きをしたらエントリーできそうなのか?
・どこを利確、損切りの目安とするのか?

左側に点在する答えを探して、答えと絡めながら考えてくださいね。

 

考えました?

 

 

下降トレンドからレンジで底値を固めてからのレンジブレイク…か…な…

 

あ、ヒント出しちゃったw

 

ではその後の値動きを見てみましょうか。
(縦線以降が未来の値動きとなります)

▼ポンド円15分足(クリックで拡大します)
ポンド円15分足

レンジブレイクと思いきや下がっていってしまいましたね。

ただのレンジブレイクだと考えれば、そのまま上昇 or 押し目から上昇と考えてしまう部分です。

しかし先ほどからお伝えしているように、値動きの答えは左側にあります。

どういうレンジからのブレイクだったのか?という点が値動きの答えになっています。

その答えが読み解ければ、実はこれはパッと見で見逃すべきチャートでした。

 

 

では次のチャートを見てみましょう。

下記のチャートでどのようなシナリオ(今後の値動き予想)を立てますか?

▼ユーロ円15分足(クリックで拡大します)
ユーロ円15分足

ちなみにこれは難易度としてはちょっと高いですw

ですが答えを読み解くことができれば、こういうケースが鉄板トレードに変わります。

少し考えてみてください。

 

 

考えました?

 

 

ではその後の値動きを見てみましょうか。
(縦線以降が未来の値動きとなります)

▼ユーロ円15分足(クリックで拡大します)
ユーロ円15分足

このチャートでは赤線を引いた高値抜けがエントリー箇所となります。
その値動きの答えとなるのが矢印で示した下げからの動き。

チャート形状だけを見るとトレードは見送るべきチャートですが、値動きの意味を考慮すると非常に美味しいチャートとなります。

 

実は…今回の2つの事例は、FX侍塾の10月11日でのZOOMで取り上げたケーススタディです。

動画では細かくチャートの読み解き方を解説していますが、流石にそれをブログで公開することはできませんw

ただしヒントは書いておきました。

未来の値動きの答えになっている部分の読み解き方次第で、その後の値動きをお金に変えることができます。
(1例目のポンド円の事例はお金を失わない考え方と言えますが)

ぜひ左側の答えをじっくり考えてみてください。

 

まとめ

未来の値動きの答えはチャートの左側に散りばめられています。

例えば冒頭に載せたポンドドルのチャート。

▼ポンドドル15分足(クリックで拡大します)
ポンドドル15分足

ここからの値動きを考えた際、分かりやすく抵抗になりそうな部分を赤で示しました。
そして意識されやすいラウンドナンバーを黄色で示しました。

現在値からどう動くのかは分かりません。

それは子供とハトの群れの距離が離れているのにハトの動きを当てようとしているのと同じです。

子供とハトの距離が近づくのを待つんです。

つまり答えとなりそうな場所に価格が近づいたときにどんな値動きをするのか?が重要というわけ。

そこで分かりやすい値動き(=チャンス)を待つのがトレーダーのお仕事。

答えに価格が近づいてくるのを待つんです。

それを意識するだけでも無駄な雰囲気トレードも無くなりますし、根拠のあるトレードにも繋がりますよ。

 

ちなみに上記のポンドドルは記事執筆時点で価格が先に進んでいるので、自分なりに値動きの答え合わせをしてみるといいですよ(・∀・)

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