FX侍です、こんにちは。
FXって運ゲーだから、ギャンブルと一緒だよね
こういった批判的なFXに対する話はよく聞きます。
どこまでの知識を持ってて、どんな定義で言っているのかは分かりませんが…
個人的には「FXの事を何も知らない人が言ってるだけ」と思って聞き流してますw
ですよね~(・∀・)って感じで。
運で勝負する人にとってはFXがギャンブルと同じなんでしょうが、ギャンブルでも期待値を取り入れて儲けている人もいますよね。
パチプロとかポーカーとか、素人からするとギャンブルに見えるものでもプロはいます。
ちなみにFX侍の知り合いに、競馬(公営ギャンブル)の予想屋を昔やってた人がいます。
「馬を見れば状態が分かる」という目利きができるので、買い方も工夫して競馬で稼いでいたそうです。
いや~、スゴイですよねw
じゃあFXは運ゲーなのか?と言われれば…
FXは運ゲーではなく確率に乗るゲームです。
優位性の高い場所で優位性の高い方向に自分のポジションを乗せるのがFXです。
FXが運ゲーではない理由
FXが運ゲーと言われる理由は「価格の上下を当てるだけ」と考えているからです。
上か下かを当てるだけだから、勝率5割ぐらいは出るっしょ(・∀・)
的な軽いノリでFXを捉えていれば、そりゃ運ゲーになりますよね。
例えば下記のようなローソク足チャートから、今この瞬間から上昇か下降かを当てるのは難しいです。
ローソク足だけでもある程度は分かる事もありますが、『条件』を加えることで値動きに対する確率や優位性が高まります。
例えば先程のローソク足チャートに、移動平均線を加えてみましょう。
▼SMA200を表示したユーロドル4時間足(クリックで拡大します)
ローソク足だけのチャートよりも、見えてくるものが変わりますよね。
下記の黄色い丸で囲んだ部分なんかは、移動平均線が何かしら意識されている値動きに見えませんか?
▼SMA200に反応するユーロドル4時間足(クリックで拡大します)
移動平均線というたった1つのテクニカル指標を加えただけでも、運以外の要素で価格が動いていると思われる場所が見えますよね。
これが確率や期待値を高める条件(=テクニカル)という訳です。
さらにここへフィボナッチリトレースメントを追加してみます。
やっぱりテクニカルを意識した値動きに見えますよね。
これがFXは運ゲーではなく、確率や優位性に乗るゲームと断言する理由です。
価格が何かしらのテクニカルと重なる場所に近づく
↓
テクニカルを根拠とした注文が入る
↓
価格がテクニカル通りに動く
これだけのシンプルな論理です。
テクニカル的な根拠がある場所では、ある程度の確率でその後の値動きは分かります。
このテクニカルというのが、先程お伝えした『条件』です。
例えば下記のようなWボトムでは、テクニカル的なセオリーは決まっています。
常にセオリー通りに動くとは限りませんが、確率の高い場所を選んでいれば勝率は上がりますし、他のテクニカルも重なる場所でWボトムの形状が出れば、更に確率は高くなります。
要するに、効きやすいテクニカルが分かっていればFXは運ゲーじゃなくなるって事です。
効きやすいテクニカルは色々あるんですが、それをテンプレート化したのがFX侍テンプレートなんですね。
その他の確率や期待値を高めるテクニカルは下記を参考にどうぞ。
→テクニカル分析に関する記事一覧を見てみる
まとめ
すべての場所の値動きを当てるってのは不可能です。
「今から上と下のどっちに行きますか?」って言われても、それは分かりません。
そういう勝負をしている人にとっては「FXは運ゲー」になります。
また、要人発言などで見せる突発的な動き、テクニカルと重ならない場所での値動きは「運」の要素が大きいのは事実です。
しかしテクニカルが効く場面で確率や優位性を元にしたトレードができるのがFXです。
(もちろん相場なので100%当てるのは不可能ですが)合理的な判断基準を組み合わせて確率の高い勝負に乗ればお金は増えていくので、明らかに運ゲーではありません。
テクニカルに反応する確率が高い場所を見つける
↓
価格がそこに来るまで待つ
↓
優位性のある方向に自分のポジションを乗せる
負けないトレーダーがやっているのはこれだけの事です。
FXは国の通貨の綱引きなので、中長期的には金利などのファンダメンタルに落ち着きますが、短期的にはテクニカルで動きます。
正しく理解すれば「FXは運ゲーではなく確率に乗るゲーム」となるはずです。
このブログにはそのヒントが沢山あるので、ぜひご活用下さい(・∀・)
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