FX侍です、こんにちは。
今回は賛否の多い「ナンピン」について。
ナンピンは破綻への第一歩
下手なナンピンスカンピン
なんて言われますが、未熟なトレードスキルで失敗するのは別にナンピンに限った話ではないと思ってますw
FX侍は普通にナンピンします。
ちょうど昨日もナンピンしたトレードをつぶやきました。
1ポジしか入れないってルールもありませんし、ポイントを抑えたナンピンで勝率がグッと高くなってるので、要するに大事なのは考え方です。
というわけで…
今回は昨日のトレードを実例に、ナンピンのコツや考え方を解説します。
ナンピンのコツ
ナンピンで失敗する人の大半が「含み損に苦しくなったから」という安易な理由です。
要するに短期的なトレンドを見誤って含み損になっている訳で、ただ助かりたいという思いだけで中途半端な位置でナンピンすると大体失敗します。
大事なことを言いますよ。
ナンピンで追加するポジションも通常のエントリーと同程度の根拠が必要です。
取得単価を下げる為に安易な位置でポジションを追加すると絶対に負けます。
1つ目の含み損のポジションに関係なく、ナンピンする位置で新規にエントリーするぐらいのエントリー根拠が必要って事です。
ナンピンした位置が正しければ、最低でも高確率でチャラ逃げはできるでしょう。
ではFX侍の実例で解説します。
ナンピンを使ったトレード実例
下記がナンピントレードの概要です。
1本目の売りは東京時間で、レジスタンスで叩かれるのをイメージして入りました。
(レジスタンスはFX侍テンプレートで確認したものです)
下記はその時点でのオアンダのオープンオーダーです。
ショートの損切りを狩りに行ったとしても、欧州時間で下げてくるかな~なんて思ってました。
しかし欧州が東京時間を否定することもなく、そのまま上昇していきましたw
その時に「これは2つ目のレジスタンスまで行くかな」と考えました。
で、下記がその時点でのオープンオーダーです。
含み益になっているロングが多いので、利確は将来的な売り圧力になります。
また、ロンガーが多い中でそのまま力強く上昇するイメージはありませんでした。
という訳で、2つ目のレジスタンス手前でナンピンを入れました。
ナンピン位置は1本目の損切り位置に近い場所なので、ロスカットになっても損失はそこまで広がりません。
ちなみにSLはFX侍テンプレートのテクニカル的な根拠以外にも、下記のように大陰線をレジスタンスとする見方も加えています。
チャートを見れば、黄色ラインが何かしら意識されているのは感じ取れますよね。
意外と知らない人も多い、大陽線・大陰線がサポレジになるよ~って解説は下記を参考にどうぞ。
そろそろ忘れた人もいると思うので、もう1回トレードの概要を記したチャートの登場。
ナンピンがドンピシャ決まっていますが、上昇が抑えられたレジスタンスを見つけるスキルも中々ですね 照
まぁだからこそ、損切りにならない絶妙な位置にSLを隠せるんですけどね。
結局は効く確率が高そうなサポレジを見つけて、それを背にトレードするだけなんです。
それが1本目のポジションでもナンピンでも同じことです。
SLとナンピンの判断に用いたレジスタンスですが、実は色んな要素が絡み合った場所なので華麗なナンピンが決まっています。
1つはFX侍テンプレートのテクニカル、もう1つは先述の大陰線のテクニカル、そしてオアンダのオープンオーダー、1.38000というラウンドナンバー、そこへ更にフィボナッチが加わります。
これだけ様々な要因が重なっているので、そりゃみんな意識しますよね。
フィボナッチの127.2って何?という方は、下記を参考にどうぞ。
まとめ
ナンピンを否定する人もいますが、個人的には全然あり派です。
だってSL付近でナンピンすればポジションが増えて儲かりますから(*´ω`*)
ただし先程も言ったように、取得単価を下げる為に安易な位置でポジションを追加すると絶対に負けます。
ナンピンで追加するポジションも通常のエントリーと同程度の根拠が必要です。
これが分からない人はナンピンは止めた方が身のためです。
また、証拠金維持率が際どいハイレバの人も破綻するので止めた方がいいです。
トレード実例で伝わったと思いますが…
ナンピンでも通常のトレードでも重要なのはサポレジの見極めです。
サポレジを見分けるスキルを高めれば、FXで負ける事は絶対に減ります。
トレード成績がいまいち上がらないという方は、まずはそのスキルを高めた方がいいでしょう。
ナンピンだけでなくトレードの精度が飛躍的に向上しますので。
この記事へのコメントはありません。