Tradingviewを使う理由や目的は?MT4と何が違うの?

Tradingviewを使う理由や目的は?MT4と何が違うの?

FX侍です、こんにちは。

Tradingviewって何の目的のために使うの?
MT4とTradingviewって何がそんなに違うの?

こんな疑問を持っている方も多いはずです。

あくまで感覚的な話ですが、TradingviewとMT4で7〜8割ほどできることは被っています。

と言うことは…
MT4ではできない2〜3割ぐらいの機能を求めてTradingviewを使っているわけです。

じゃあそれが何なのかと言う点を解説していきます。

これを読めば今のあなたにTradingviewが必要なのかが分かるはずです。

 

FX侍がTradingviewを使う理由と目的

FX侍がTradingviewを使う理由は4つあります。

1.MT4にはないデータが見れる
2.比較チャートが見れる
3.複数のデバイスで同期できる
4.操作性がいい

優先順位の高い順番で並んでいます。

この4項目に全く魅力を感じない方は、今の段階ではTradingviewは必要ないと考えてOKです。

ではそれぞれ解説していきます(・∀・)

 

1.MT4にはないデータが見れる

Tradingviewを使う最大の理由がこれですね。

例えばこういうチャート。

▼米金利とドルインデックス(クリックで拡大します)
米金利とドルインデックス

▼米金利とドルインデックスとVIX(クリックで拡大します)
ドルインデックス、米金利、VIXのチャート

米ドルの動向やセンチメントを大まかに把握する目的のチャートです。

MT4でドルインデックスを表示できるブローカーはありますが、米金利が見れるところは無いんじゃないかと。

MT4では使用するブローカーによって表示できる項目が左右されますが、Tradingviewはその制約がなく、表示できる項目(シンボル)はマジで多岐に渡ります。

 

下記のような感じで為替はもちろん、あらゆるデータを表示できるんです。

経済指標の推移なんかも表示できます。

Tradingviewのシンボル検索

演算機能なんかもあるので、こんなこともできます。

▼逆イールドを可視化するチャート(クリックで拡大します)
逆イールドを可視化するチャート

逆イールドとは、2年債(短期)と10年債(長期)の利回りが逆転する現象で、景気後退のサインとして知られています。

上記で言えば米10年債利回りから2年債利回りを引いて、マイナスになったところが逆イールドというわけです。(赤枠で囲んだゾーン)

景気後退が意識される局面になれば、経済指標の悪化に反応しやすくなりますよね。

となれば指標への警戒度を上げる…みたいな考え方にもつながります。

イールドカーブについては下記を参考にどぞ。

 

MT4のチャート上だけで見るテクニカル以外に、後押しとなる『何か』を探れるのがTradingviewと言うイメージでしょうか。

それを可能にするのがTradingviewで表示できる豊富な項目(シンボル)です。

Tradingviewで表示できないものは無い!といっても過言では無いほどです。

この点こそがTradingviewを使う最大の理由です。

どんなデータを見て、どのように活用するのかは人それぞれですけどね。

 

2.比較チャートが見れる

比較チャートとは『AとBを1つのチャートで比較して比べるもの』で、下記で解説した機能ですね。

MT4でもカスタムインジケーターを使って同様のことはできますが、先ほども言及したようにMT4では金利などは表示できません。

例えばこういうチャートですね。

▼日米の金利差とドル円の比較チャート(クリックで拡大します)
日米の金利差とドル円の比較チャート

ローソク足が日米の金利差、赤ラインがドル円です。
下段のヒストグラムは相関係数を示しており、上に行けば正の相関、下に行けば負の相関です。

基本的にドル円は日米金利差に沿った動きを見せますが、ドルまたは円が何らかの要因で一方的な動きをすると本来の動きから外れます。

そのイレギュラーな状態を利用するのも1つですし、逆に避けるというのも1つです。

 

他にはこういうのとか。

▼通貨インデックスの比較チャート(クリックで拡大します)
通貨インデックスの比較チャート

いわゆる通貨強弱ですね。

通貨強弱が見れるサイトはいろいろありますが、Tradingviewでカバーできる点が便利なんですね。

表示方法は下記を参考にどぞ。
無料版でもOKです。

 

比較チャートの使い方も正解はありません。

先ほどの日米金利差とドル円のように『何かと何かの相関関係』を見つけるのも面白いですよ。

参考になりそうな記事を置いておきます。

 

3.複数のデバイスで同期できる

個人的にこの点もかなり気に入ってますが、これは人によりけりですね。

MT4:インストールしたPCに依存する
Tradingview:PC・スマホ・タブレット間で同期できる

MT4で不便を感じない方はそれでOKです。

ただFX侍の場合は、異なるデバイス間で同期できた方が助かるので便利に感じているってだけですw

 

4.操作性がいい

これも好みや慣れの問題なので、Tradingviewを使う大きな理由にはなりません。

ただTradingviewを初めて触った時に、チャートの縮尺変更がめっちゃ楽なのに感動したのは覚えていますw

MT4:ツールバーの虫眼鏡アイコンをクリック、またはチャートの時間表示の部分をドラッグ
Tradingview:マウスホイールをくるくるするだけ

このトレーダーがよく使う『拡大縮小の操作性の違い』には時代の進化を感じましたね。

意識されそうなラインを探すのにMT4と比べてTradingviewの操作性はチョー楽ちんです。

繰り返しになりますが、操作性に関しては好みや慣れの問題です。

ただTradingviewはMT4からの時代の進化を感じさせる部分が多いのは事実ですね。

 

まとめ

FX侍がTradingviewを使う理由はこの4点。

1.MT4にはないデータが見れる
2.比較チャートが見れる
3.複数のデバイスで同期できる
4.操作性がいい

1番と2番の理由がメインです。

要するに…Tradingviewじゃないと分析できないものがあるから使っているだけです。

当ブログで何度も言及している「MT4のチャート以外の部分」を探るためにはTradingviewが必要なんですね。

 

逆に言えば…

・FX初心者で手探り段階の人
・MT4だけで完結できている人

こういう方は無理してTradingviewを使う必要はありません。

 

ただテクニカルプラスアルファを求めている段階の方は、Tradingviewにヒントがある可能性は高いでしょう。

無料でも使えるのでアカウントを作って触ってみるといいですよ。

→Tradingviewを開く(新規タブで開きます)

別に最初から有料プランにする必要はありませんからね。

金次郎の詳細
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