通貨・コモディティ・指数の相関関係を把握しよう

通貨ペア・コモディティ・指数の相関関係まとめ

FX侍です、こんにちは。

今回はFXやCFDの基本的な相関関係についての解説を。

通貨ペア同士の関係性だけでなく、指数やコモディティなど、視野を広げると様々な相関性があります。
相関性だけを元にしたトレードは推奨しませんが、知らないと損する場面も多々あります。

相関性のある通貨ペアやコモディティ

相関性のある通貨ペアやコモディティは多数ありますが、代表的なものをいくつか紹介します。

TradingViewの比較チャートを掲載していきますが、下記のように相関係数のインジケーターを見て下さい。

▼相関係数インジケーターの見方
相関係数の特徴

念の為に補足しておきますが、正と負の相関は下記の通り。

・正の相関=AとBが一緒に上昇下降する
・負の相関=Aが上昇するとBは下降する

なお、相関係数のインジケーターは下記で解説しているので参考にして下さい。

では具体例をいくつか紹介します。

アメリカ10年債とゴールド

アメリカ10年債利回りとゴールドは基本中の基本です。

▼アメリカ10年債とゴールドの比較チャート(クリックで拡大します)
アメリカ10年債とゴールドの相関関係

どこかの記事でも書きましたが、アメリカ10年債利回りはあらゆる相場の起点となります。
金利が上がればゴールドは下がるという逆相関の関係です。

アメリカ10年債とドル円

アメリカ10年債とドル円も有名な関係ですね。

▼アメリカ10年債とドル円の比較チャート(クリックで拡大します)
アメリカ10年債とドル円の相関関係

金利が上がるとドルに資金が入って強くなる=ドル円が上昇するという相関性があります。
FXは国同士の金利の綱引きという要因が大きいので、このような関係性が成立します。

ドル円とゴールド

どちらも安全資産というイメージです。

▼ドル円とゴールドの比較チャート(クリックで拡大します)
ドル円とゴールドの相関関係

ゴールドが買われる局面では円も買われてドル円が下がるという逆相関の関係です。
また、ドルを主体として考えて、ドルが強い(=ドル円上昇)とゴールドは下がるという見方もできます。

ドルインデックスとゴールド

ドルの強さを10年債ではなくドルインデックスで示した場合のゴールドとの相関です。

▼ドルインデックスとゴールドの比較チャート(クリックで拡大します)
ドルインデックスとゴールドの相関関係

ドルが強けりゃゴールドが下がるという逆相関の関係です。

ゴールドとドルスイス

どちらも安全資産という側面もありますが、スイスは国民1人当たりの金保有量が世界一です。
参考:金準備(Wikipedia)

▼ゴールドとドルスイスの比較チャート(クリックで拡大します)
ゴールドとドルスイスの相関関係

ドル円と同じように、ゴールドが買われる局面ではスイスフランも買われてUSD/CHFが下がるという逆相関の関係です。(ドルを基準として考えても逆相関になりますね)

ドルインデックスとユーロドル

ドルインデックスの構成比率の高いユーロドルとの比較です。

▼ドルインデックスとユーロドルの比較チャート(クリックで拡大します)
ドルインデックスとユーロドルの相関関係

インジケーターがバグってるんじゃないかと思うほど、極めて高い逆相関を示しています。

ドルインデックスとポンドドル

今度はドルインデックスとポンドドルの比較。

▼ドルインデックスとポンドドルの比較チャート(クリックで拡大します)
ドルインデックスとポンドドルの相関関係

ユーロドルほどではないですが、ドルインデックスとポンドドルも高い逆相関を示しています。

ユーロドルとドルスイス

意外と知らない人もいますが、ユーロドルとドルスイスも密接に関係しています。

▼ユーロドルとドルスイスの比較チャート(クリックで拡大します)
ユーロドルとドルスイスの相関関係

ユーロドルが上昇するとドルスイスは下降という逆相関の関係です。

WTI原油とドルキャド

原油は見てない人も多いですが、実は通貨と密接に関係しています。

▼WTI原油とドルキャドの比較チャート(クリックで拡大します)
WTI原油とドルキャドの相関関係

WTI原油が強くなるとカナダが買われてドルキャドが下がるという逆相関の関係です。
産油国であるカナダの輸出品目で原油が上位を占めていることから、原油価格と相関しています。

ブレント原油とポンドドル

ブレント原油とポンドドルも、WTI原油とカナダと同じような関係性があります。

▼ブレント原油とポンドドルの比較チャート(クリックで拡大します)
ブレント原油とポンドドルの相関関係

ブレント原油が強くなるとポンドが買われて上昇する相関性があります。
ただし経済に占める原油の割合はカナダよりも低いので、WTIとカナダほどの強い相関はありません。

カッパー(銅)とオージードル

カッパー(銅)とオージードルも原油と同じ理屈です。

▼カッパー(銅)とオージードルの比較チャート(クリックで拡大します)
カッパー(銅)とオージードルの相関関係

カッパーが上昇すればオージーも上昇する相関性があります。
また、オージーのお隣キウイも同様の相関性が確認できます。

まとめ

ここに挙げた事例以外にも、相関(逆相関)をしている通貨・コモディティ・指数は沢山あります。

相関性だけを元にしたトレードは推奨しませんが、重要なのは考え方です。

・あらゆる相場の起点となるのはアメリカ
・10年債やドルインデックスが指標になる
・ある国の経済と関わりの深い資源価格は通貨にも影響する

この考え方をベースに様々な比較をしてみると、思わぬ発見もあるはずです。

どうして相関して動くのか?を考えることで、相場の仕組みも徐々に見えてきます。

(最近ではビットコインとユーロドルが相関しているのも面白いです)

相関をトレードに用いる方法や関連記事は下記を参考にして下さい。

いずれもトレーダーとして戦うのに必要な知識ですので。

FX侍テンプレートの紹介
サインツールSindyの紹介

同じカテゴリ内のオススメ記事

  1. 利確目標に使うべきテクニカル分析
  2. レンジ相場突入を素早く判断する値動きの法則
  3. 大衆心理と大口目線から紐解くロールリバーサルが起こる理由
  4. トレンドの強さを計るインジケーターの見方と設定

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP