FX侍です、こんにちは。
今回は「スワップ狙いを逆手に取る」という少し面白いトレード手法を紹介します。
実践するしないはあなた次第ですが、考え方には応用が効くはずです。
『時間』を軸にしたトレードなので、広い意味でゴトー日とも共通している考え方ですね。
では早速いきましょう(・∀・)
スワップ狙いを逆手に取ったトレード手法の詳細
日を跨いで保有しているポジションに対してかかるスワップポイント。
プラススワップだと美味しいですよね。
えぇ、FX侍もスワップ目的の口座を実は持ってます(*´ω`*)
そんなみんな大好き『プラススワップの通貨ペア』が今回の手法で狙う通貨ペアです。
結論から言うと、スワップ3倍デー狙います。
木曜の朝に保有しているポジションには、土日分のスワップが加算されたスワップ3倍が付与されます。
ただポジションを持っているだけでプラススワップがもらえる…
木曜日はなんて素晴らしいんでしょう( ´∀`)
ここで少し知恵が働く人だとこう考えますよね。
「スワップ3倍デーになる時だけポジションを持って、スワップだけを貰っちゃおう」って。
はい、その知恵が働く人たちを逆手に取るのが今回のトレード手法ですw
試しにチャートを見てみましょう。
スワップ3倍デーとなる木曜の始値から朝9時までの間に下がってますね。
下がっている本当の理由は知る由もありませんが、「3倍スワップもらったし手仕舞いしよ」と言う流れで下がっているとも推測はできます。
ドル円であればロングがプラススワップなので、木曜朝に反対売買のショートが出ると想定し、その下げに乗っかっちゃう作戦ですね。
てゆーか、そんな上手くいくの?って思いますよねw
そんなわけで、今年2023年のドル円のスワップ3倍デーの値動きを調べました。
21日間の中で完全に負けてるのはわずか1日のみ。
10pips以下の下げ幅の日も2日間ありますが、想像以上にアノマリーとして機能していると感じませんか?
今回はドル円を取り上げましたが、プラススワップの通貨ペアは他にもあります。
興味を持ったのであればご自身で過去チャートを検証してみると面白いはずですよ(・∀・)
現実的に活用するために
よ〜し、早速来週からやってみるぞ!と思った方へ悲報をお届けしますw
ロールオーバーから1時間ほどはスプレッドが広くなるので通常通りのエントリーはできません。
流石にドル円のスプレッドが10pipsとかだと厳しいので、夏時間であれば朝7時前からスプレッドが落ち着いてくるので、少し流れを見てからエントリーを考えるのが現実的です。
実際のチャートで言えばこんな感じですね。
下げを全部取ってやろう!と言う欲は出さず、木曜朝のお小遣いぐらいの感覚で望むのがいいでしょう。
さらに裁量目線を加えるのであれば前日NYの流れも考慮したいところですね。
この辺もご自身で過去チャートをじっくり見てみるとアイディアが湧いてくるはずです。
今回の手法は応用が効くので、朝早く起きる習慣のある方にオススメです(・∀・)
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