FX侍です、こんにちは。
今回はエントリーフィルターにもトリガーにも使える、買われ過ぎ売られ過ぎが分かりやすいインジケーター「Chaos Visual Averages1.43」の紹介。
2つのWPRがベースとなっており、短期と長期が買われ過ぎ・売られ過ぎゾーンに入った時に縦ラインが表示される仕様です。
マルチタイムフレーム対応・アラート通知といった便利な機能も付いてます。
動作のイメージは下記動画を参考にして下さい。
Chaos Visual Averagesの使い方
Chaos Visual Averagesは、買われ過ぎ・売られ過ぎを視覚的に分かりやすく通知するインジケーターです。
主な使い方としては、下記のようなイメージですね。
・保有ポジションの決済の目安
・反発狙いの逆張りトレード
・短期逆張りだけど長期足に順張りトレード
・乖離狙いのトレード
MTF機能を使って、執行足と上位足が揃ったタイミングを狙ってもOKです。
反発を狙ったトレードで活用できますが、長期足のサポレジを意識したトレードで使うと良い感じです。
例えば、下記のように日足でロールリバーサルが起きている水平線を引いておきます。
その水平線に価格が到達した時に、Chaos Visual Averagesを活用して反発を狙います。
下記は実際にFX侍がトレードした実例です。
WPRは反応が早いので、特にChaos Visual Averagesの短期が売られ過ぎゾーンから直ぐに反転し、過熱感を示す縦ラインが次の足で消えてしまうこともあります。
そのため縦ラインだけに注目するのではなく、あくまでエントリー根拠の1つとして使うといいでしょう。
また、ドル円などレンジが多い通貨ペアでは、ラウンドナンバーを利用した逆張りトレードにも活用できます。
下記は50銭ごとにラインを表示させるインジを入れてます。
そして移動平均線からの乖離を利用したトレードにも使えます。
下記は200SMAに「+1000・-1000」のレベルを追加し、そこからの反発を狙うイメージです。
注意点
買われ過ぎ売られ過ぎをトレードに活用する際は、天底を取りたい欲求はご法度。
慌ててエントリーするのではなく、しっかりと反転してからのエントリーが安全です。
また、過熱感があるからと言って必ず反発する訳ではありません。
トレンドが強い場合には、安易な逆張りをすると簡単に焼かれますw
▼サインが出ても反発しない15分足の事例(クリックで拡大します)
しかし下記のように、マルチタイムフレームでChaos Visual Averagesを使うと上手に反発を取れる事例も少なくありません。
▼Chaos Visual Averagesが綺麗に反発ポイントを捉えた15分足の事例
重要なのはインジケーターだけを頼りにせず、長期足での流れやサポレジ確認しておくことです。
Chaos Visual Averagesをエントリー根拠の1つとして使うと、上手に反発ポイントを捉えられます。
Chaos Visual Averagesのまとめ
買われ過ぎ・売られ過ぎといえば、9割の人がRSI!と言うでしょうねw
別にRSIでも良いんですが、短期足ではあまり意識する人は少ないです。
RSIは少なくとも1時間足以上で見ている人が大半です。
また、Chaos Visual Averagesで使われているWPRの方がRSIよりも反応が早いので、RSIでは拾えない過熱感を拾えるというメリットがあります。
過熱感を知るにはRSIで代用も可能ですが、今回のインジは「WPRがベース・見やすい・MTF対応」が大きな特徴です。
WPRは様々なインジケーターに用いられているテクニカルで、有名所では下記で紹介した「ASC Trend」にも使われてますね。
ダウンロードは、下記のリンク先のサイトからお願いします。
リンクを開いて少し下にスクロールすると、ダウンロードリンクがあります。
パラメーター設定は、項目が沢山ありますが特に難しくありません。
基本的に設定はデフォルトで使えば問題ありません。
恐らく変更するのは、マルチタイムフレーム部分とアラートに関する部分だけかと。
海外ではそこそこ人気のインジケーターなので、上手に活用して下さい(*´ω`*)
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