移動平均線でトレンドとレンジを判断するインジケーター

移動平均線5本でトレンドとレンジを判断するインジケーター

FX侍です、こんにちは。

今回は移動平均線5本でトレンドとレンジを判断するインジケーターを紹介します。

いやいや…MA5本もいらねーわwと思ったあなた。

早とちりはいけませんw
設定次第でどうにでもなるんですから( ´▽`)

 

で、そのインジを表示したのがこちら。

▼ポンドドル15分足(クリックで拡大します)
cross ma (5x).ex4を表示したチャート

cross ma (5x).ex4という名のインジケーターです。

5本のMAがパーフェクトオーダーになると矢印サインを点灯
・上昇トレンド、下降トレンド、それ以外をローソク足の色分けで表示
・ボタンでインジケーターの表示ON/OFFを切り替え

MAでトレンド判断をしている人にはそこそこ便利なインジケーターかと。

パーフェクトオーダーになると矢印サインが出ますが、サイン頼りでトレードするのではなく方向性の判断に使った方がいいですね。

相場観があれば方向性に沿ったサインを選べますが、サインをあてにするとレンジで綺麗に負けますのでw

というわけで、インジケーターの紹介がてら実践的な使い方も解説したので是非ご覧ください( ・∇・)

 

cross ma (5x).ex4の特徴

MA5本でトレンドとレンジを判断するインジケーター「cross ma (5x).ex4」は、MAで判断した方向性をローソク足の色で教えてくれるのが特徴です。

デフォルト設定では以下のように色分けされています。

・上昇トレンド:緑
・下降トレンド:赤
・それ以外:灰色

それ以外の部分=MAがパーフェクトオーダーではない部分、という意味なので、必ずしもレンジになるとは限りません。

デフォルト設定ではMAの種類はEMA、期間は5.10.15.20.25の5本が設定されています。

▼デフォルト設定での見え方(クリックで拡大します)
cross ma (5x).ex4のデフォルト設定

 

下記はMAの種類はEMAのまま、期間を20.30.40.50.60とやや中期よりに設定した見え方です。
(MAの期間以外にローソク足の色とサインの大きさを変更しています)

▼やや中期よりの期間に設定した見え方(クリックで拡大します)
cross ma (5x).ex4でMAの期間を変えた場合

デフォルト設定よりもトレンドの切り替わりが遅くなりますが、個人的にはこれぐらいの方が見やすいですね。(もう少し期間を短くしても良さそうですが)

上記の2つのチャートを見比べて、期間を短期よりにするのか中期寄りにするのか、どちらがお好みかで決めればOKです。

トレンドとレンジの見分けが付かない方はデフォルトみたいな短期よりの方がいいかもしれません。

 

cross ma (5x).ex4の実践での使い方

cross ma (5x).ex4の使い方は人それぞれですが、簡単な方法を2つ紹介しておきます。

1つはMAの束を目安に押し目買い・戻り売りを考える方法。

▼押し目買い・戻り売りの例(クリックで拡大します)
cross ma (5x).ex4を使う押し目買い・戻り売り

MAの束をGMMAのように使うイメージですね。
GMMAについては下記を参考にどぞ。

 

もう1つはMTF分析される方に親和性が高い方法。

まずは1時間足など上位足で方向性を確認します。

▼MTF分析を活用したトレード例(クリックで拡大します)
cross ma (5x).ex4を使うトレード

 

次に15分足など短期足の執行足に戻ります。
下記の黄色ラインから売りを狙っていきます。

▼MTF分析を活用したトレード例(クリックで拡大します)
cross ma (5x).ex4を使うトレード

 

ただローソク足の色が見にくいので個人的にはインジの表示はOFFにした方がいいですねw
サポート候補をチェックし、挙動を見ながら赤丸のような場所を抜くのがやりやすいでしょう。

▼MTF分析を活用したトレード例(クリックで拡大します)
cross ma (5x).ex4を使うトレード

ボリバンを表示させればエキスパンションやバンドウォークに乗るトレードもできますね。

なお、ボリバンの手法については下記でまとめているので参考にどぞ。

 

cross ma (5x).ex4のパラメーター設定

下記がインジケーターのパラメーター設定です。

▼パラメーター設定(クリックで拡大します)
cross ma (5x).ex4のパラメーター設定

設定項目は多いですが、ジャンル別で分かれているので特に難しいものではありません。

MAの種類がめっちゃ豊富にあるので、マニアの方はよだれが出ちゃうかもしれませんねw

 

5本もMAがあるのはちょっと多いなぁ…と感じるのであれば、自分がトレンド判断するのに使っている2本や3本を基準に、その間の数字を低い方に寄せて入れればOKです。

例えば…
期間20と50でトレンド判断したいなら、20.21.22.23.50
期間10と30と50でトレンド判断したいなら、10.11.30.31.50、または10.11.12.30.50

こんな感じで、見たいMAの期間の間の数字(=上記赤字の部分)を入れて5本にすればOKです。

強引に5本の設定に合わせるので、反応が遅れないよう出来るだけ小さな数字を入れるのがポイントです。

 

まとめ

今回は主にトレンド判断での活用法を紹介しましたが、設定次第ではトリガーとしても使えます。

下記の白丸のような場所で入るイメージです。

▼トリガーに用いる例(クリックで拡大します)
cross ma (5x).ex4をトリガーとした例

これはcross ma (5x).ex4の設定を5.6.7.8.9という超短期設定にして、なおかつMAはNoneで非表示にし、サインを大きくして見やすくしたサンプルです。

トレンド判断用にSMA25・SMA50・SMA75の3本を追加し、パーフェクトオーダーの方向に合うサインだけを抽出するイメージですね。

MAはトレンド判断だけでなくトリガーとして使えるので、こうした使い方も考えられますね。
MAの理解を深めるには下記を参考にどぞ。

 

まぁ無理してトリガーとして使う必要はないので、トレンド判断に使うのがよろしいかとw

ローソク足の色変わりでパッと見で分かりやすいのがポイントです。
いざトレードする時には表示をOFFにできるのもGoodですね。

ダウンロードは以下からどうぞ。

→cross ma (5x).ex4のダウンロードサイトへ(新規タブで開きます)

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