FX侍です、こんにちは。
突然ですが、あなたは常識を重んじるタイプですか?
多分ほとんどの方はYesだと思います。
それが和を大切にする日本の良さでもありますし、日本人らしさを形成する一因にもなってる気もします。
(常識を気にするってのは良い面も悪い面も両方ありますけどね)
ただしFXの世界において「常識は疑うべき存在である」と捉えておく方がいいですよ。
もしFXでの常識が通用するのであれば…
本やその辺のネットに書いてある常識で勝てるはずですよね?
であれば、それなりの勉強をしたトレーダーが負けるのは変ですよね。
(独学で勉強熱心な人ほど余計な知識ばかり身について足を引っ張る事例は少なくありません)
常識とか定説で勝てるなら、勤勉な日本人はバリバリ勝つのが正解なはず。
日本人トレーダーの9割が負けてるって言われてるのは辻褄が合いません。
という訳で、そろそろ目を覚ましてくださいね(・∀・)
あなたが知ってる理論は本当に使えますか?
FXには様々な理論や法則があります。
なんかナントカ理論っていうだけで、ちょっと凄そうに感じますよね。
でもそれが落とし穴。
特に「これは知ってて当然でしょ~」という知識ほど当てにならない確率が高いですw
ひょっとして…あれの事?(-ω- ?)ムム…
って何か頭に浮かびましたか?
はい、その筆頭はエリオット波動理論ですw
ただの会計士が食うに困ってそれらしい本を出版したのがはじまりです。
相場で食ってた人の理論じゃなく、統計的・学術的な明確な実証データはありません。
こういう事実を知ってましたか?
さらに言えば「グランビルの法則」もエリオット波動理論と同様です。
金融記者・作家・投資セミナーを生業としていた人物が考案したものです。
仲間内でトレードパフォーマンスを競っていたそうですが、ほぼ毎回最下位争いをしていたとの記録が残っています。
最初はグランビルの法則なんて仰々しい名前ではなかったのに、日本(の確か出版社)が「グランビルの投資法則」なんて言うそれっぽい名前を付けて普及させたのがはじまりです。
下記のリンク先のブログに詳しく書いてあったので参考にどうぞ。
参考リンク:「グランビルの法則」の大嘘 #2
エリオット波動理論にもグランビルの法則にも共通しているは、トレーダーが世に出した理論ではなく、それ自体が出版などの金儲けのための道具として普及しているという事。
別に考案者を攻めるつもりは一切ありません。
大して再現性もない理論を金儲けのネタに使う出版社がどうかと思うよって話ですので。
要するに、ネットや書籍でさも常識のように語られる理論は話半分以下で聞いておくのがいいよって事です。
ナンチャラ理論以外にリスクリワードも気にしなくていい代物です。
1:2以上なら勝率が50%でも資金は増えるよ!
な~んて言われてますが、普通に5連敗ぐらいする確率はそこそこ高いですよ。
連敗街道を突き進む中、その手法を信じて使えますか?って話です。
リスクリワードを気にするのは別にいいんですが、全然気にせず稼いでいるトレーダーも意外と多いという事実も知っておくべきです。
まとめ
書籍やネットの情報には、沢山のグレーが混ざっていることを知っておきましょう。
教科書通りに動く場面もあるので、通用するっぽく見えてしまうのが厄介なところでもありますが。
冒頭でも言ったように、常識とか定説で勝てるなら勤勉な日本人はバリバリ勝つのが本来の姿ですが、日本人トレーダーの9割が負けてるって変ですから。
全てが嘘だ!とは言いませんが、ホントかよ?ぐらい疑う気持ちを持った方がいいですよ。
※ただしコレだけは言っておきますが「ダウ理論」は正しいです。
この記事へのコメントはありません。