トレンド継続を示唆するヒドゥンダイバージェンス

最強のヒドゥンダイバージェンスとは?を2分で解説

最終更新日: 2026年8月20日

FX侍です、こんにちは。

今回はヒドゥンダイバージェンスの解説。

ヒドゥンダイバージェンスは最強だぜ!とも言われていますが、ダイバージェンスとごちゃ混ぜになる人も少なくありません。

・ダイバージェンス=トレンドの終焉を示唆する
・ヒドゥンダイバージェンス=トレンドの継続を示唆する

こうした違いがあるので、トレンドフォローに使えるのがヒドゥンダイバージェンスとなります。

勘違いしないための「見分け方」も後ほど書いておくので参考にしてください。

 

ヒドゥンダイバージェンスとは?

ヒドゥンダイバージェンスは、トレンド継続を示唆するテクニカルです。

上昇トレンド中であれば、押し目買いを狙う根拠の1つとして見ることができます。

▼上昇トレンド中のヒドゥンダイバージェンスの事例(クリックで拡大します)
上昇トレンド中のヒドゥンダイバージェンスの事例
※上記はRSIとライン表示のMACDを入れてます

価格は安値を切り上げて上昇しているのに、オシレーターは安値を切り下げている逆行現象です。

 

下降トレンド中であれば、戻り売りを狙う根拠の1つとして見ることができます。

▼下降トレンド中のヒドゥンダイバージェンスの事例(クリックで拡大します)
下降トレンド中のヒドゥンダイバージェンスの事例
※上記はRSIとライン表示のMACDを入れてます

価格は高値を切り下げて下落しているのに、オシレーターは高値を切り上げている逆行現象です。

 

高値か安値のどっちを見るんだっけ?と迷いやすい部分ですが、以下のようなイメージでOK。

・上昇トレンド中の押し目買いを狙いたい=拾うイメージで安値に注目
・下降トレンド中の戻り売りを狙いたい=叩くイメージで高値に注目

見方さえ分かってしまえば、ヒドゥンダイバージェンスも難しくありません。

 

ヒドゥンダイバージェンスとダイバージェンスの見分け方

あれ?これはダイバージェンス?ヒドゥン?と迷う方も多いです笑

ちなみにダイバージェンスはこちら。

▼上昇トレンド中のダイバージェンスの事例(クリックで拡大します)
上昇トレンド中のダイバージェンスの事例

▼下降トレンド中のダイバージェンスの事例(クリックで拡大します)
下降トレンド中のダイバージェンスの事例

頭が混乱しないように、もう一回違いを確認しておきましょうか。

・ダイバージェンス=トレンドの終焉を示唆する
・ヒドゥンダイバージェンス=トレンドの継続を示唆する

そもそも逆の性質がある点は要注意です。

ダイバージェンスの詳しい解説は下記を参考にどうぞ。

 

ただし両方とも見るものは同じ。

価格とオシレーターの逆行だけです。

イラストで違いを表すとこんな感じ。

ダイバージェンスのイラスト

で、下記がヒドゥンダイバージェンス。

ヒドゥンダイバージェンスのイラスト

違うのは、高値を見るか安値を見るかだけ。

ごっちゃになる人は見方を丸暗記しようとするから。

「今どっちのトレンドで、自分が何を狙っているか」という見方なら迷いも少なくなります。

トレンドフォローに用いるのがヒドゥンダイバージェンスなので…
押し目買いは下から支えて、戻り売りは上から叩くイメージを持つと分かりやすいです。

先ほども書きましたが、このイメージが最もおすすめですよ。

 

ヒドゥンダイバージェンスはMACDとRSIのどっちで見るのがいい?

個人的にはMACDが好きです。

ただ…ヒドゥンダイバージェンスを探すという目的で言うと、MACDには弱点があります。

ヒストグラム表示だと見にくいんです笑

▼クリックで拡大します
ヒドゥンダイバージェンスを2種類のMACDで比較

どうでしょう?
やっぱ一番下の普通のMACDだと見にくいですよね笑

その点、RSIやライン表示のMACDは分かりやすい。

通常のヒストグラムのMACDはダイバージェンスを探すのは見やすいんですが、ヒドゥンになると見にくくなっちゃいます。

なのでMACDにこだわりがなければ、ライン系のオシレーターの方が見やすいのでお勧めです。

じゃあMACDは使えないのか?

そんなことはありません。

私のようにMACD大好きトレーダーも多いはずです笑

MT4でMACDを便利に使いたければ、ヒストグラムをライン表示に変えちゃえばいいんです。

カスタムインジを入れる必要はありません。

意外と知らない人も多いんですが…
MT4には2つのMACDが入っていて、片方はコードを編集できるようになってます。

コードの特定の文字を書き換えればライン表示になります。

所要時間は20秒ほど。

線にしてしまえば、RSIと同じように見やすくなります。

やり方は下記にまとめてあるので、MACD派の人はどうぞ。

 

ヒドゥンダイバージェンスのインジケーターは必要?

ぶっちゃけ無くてOK。

トレンド方向を判断して「何を狙いたいのか?」さえ分かっていれば普通に目で追えます。

インジは数値を基準に機械的に表示するので、インジに頼ると逆に迷う人も多いでしょう。

▼ヒドゥンダイバージェンス検知のインジ例(クリックで拡大します)
ヒドゥンダイバージェンス検知のインジケーター例

ヒドゥンダイバージェンスは「トレンド継続」を示唆するテクニカルですが、トレンドじゃない場面で表示される場合もあります。

それを判断できればいいんですが、振り回される人は要注意ですね。

 

…とはいえ「探すのが面倒」だとか「見落としが怖い」という人もいますよね笑

そういう人向けに、無料で使えるものを挙げておきます。

◆MT4で使えるもの
・keys_MACD
MACDのダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスを表示。矢印とアラート付き。MT4版・MT5版あり

・keys_RSI
RSI版。ヒドゥンダイバージェンスにも対応。作者が「まだ改良が必要」と書いているので、そのつもりで

◆TradingViewで使えるもの
・Divergence for Many Indicators v4
設定で「ダイバージェンスのみ/ヒドゥンのみ/両方」を切り替え可。トレビューの公式おすすめに選ばれている定番

・Divergence Indicator RSI, MACD, Hidden
RSIとMACDの両方に対応。2026年7月公開の新しいもの

ただし、どれを使ってもエントリートリガーは別で必要なのは変わりません。

 

ヒドゥンダイバージェンスの注意点

ヒドゥンダイバージェンスは、あくまでトレンド継続を「示唆する」テクニカルでしかありません。

そのため、ヒドゥンダイバージェンスを確認したから即エントリーというのは間違いです。

フィルターの1つとして使うのが正解であり、エントリートリガーは別で必要です。

ヒドゥンダイバージェンスを根拠にして勝てる事はありますが、それだけのトレードではいつか大火傷するので忠告しておきます。

フィルター(=セットアップ)とトリガーの違いについては下記を参考にどうぞ。

 

よく使われるトリガーについては下記で紹介してます。

 

あとは大きめの急落や急騰後には要注意。

▼注意すべきヒドゥンダイバージェンスの例(クリックで拡大します)
注意すべきヒドゥンダイバージェンスの例

基本的に大きな動きのあとは、ヒドゥンダイバージェンスが発生する確率が高いです。

オシレーターの特性としてそうなってるんですよね。
(なのでダイバージェンスも同じです)

注意すべき急騰や急落のpips数の目安はありませんが、チャート上で明らかにバランスの違う流れが出たらご注意ください。

動いた材料次第ではそのままトレンドが発生することもありますが、背景を理解しているのとただ単に形だけでヒドゥンダイバージェンスを判断するのとでは大きな差がありますからね。

 

時間足については、長期足になるほど信頼度はアップしやすいです。

これは私の感覚ですが…
1分とか5分だとダマシが多い印象です。

最低でも15分か30分足以上、理想は1時間か4時間足で使うのがいいですね。

自分がどの波のトレンドをフォロー狙っているのかを明確にするのがポイントです。

 

まとめ

ヒドゥンダイバージェンスはトレンド継続を示唆するテクニカルなので、勝率の高いトレンドフォローをする上で役立つ知識です。

下記のようなヒドゥンダイバージェンスを使うトレード手法もあるので参考にどうぞ。

 

ちなみにダイバージェンスはトレンド終焉を示唆するテクニカルなので、逆張り的な使い方となります。

上手く活用できる人ならいいんですが、安易にエントリーして焼かれるケースもありますw

意外と知らない人が多いダイバージェンスの騙しについては下記を参考にどうぞ。

 

多少エントリーに失敗してもトレンドが助けてくれるという意味で、安全性が高いのはヒドゥンダイバージェンスと言えます。

そういう点で「最強」と言われているのかと。

ヒドゥンダイバージェンスを見つけたら、多少ポンコツエントリーでも勝てちゃう的なw

ただ重要なので繰り返しておきますが、エントリートリガーは別で必要なので勘違いしないように。

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