トレンド継続を示唆するヒドゥンダイバージェンス

最強のヒドゥンダイバージェンスとは?を2分で解説

FX侍です、こんにちは。

今回はヒドゥンダイバージェンスの解説。

ヒドゥンダイバージェンスは最強だぜ!とも言われていますが、ダイバージェンスとごちゃ混ぜになる人も少なくありません。

・ダイバージェンス=トレンド「終焉」を示唆する
・ヒドゥンダイバージェンス=トレンド「継続」を示唆する

こうした違いがあるので、トレンドフォローに使えるのがヒドゥンダイバージェンスとなります。

ヒドゥンダイバージェンスとは?

ヒドゥンダイバージェンスは、トレンド継続を示唆するテクニカルです。

上昇トレンド中であれば、押し目買いを狙う根拠の1つとして見ることができます。

▼上昇トレンド中のヒドゥンダイバージェンスの事例(クリックで拡大します)
上昇トレンド中のヒドゥンダイバージェンスの事例
※上記はRSIとライン表示のMACDを入れてます

価格は安値を切り上げて上昇しているのに、オシレーターは安値を切り下げている逆行現象です。

あれ?ダイバージェンスと違うんだっけ…?
と思われる方もいますよねw

 

ちなみにダイバージェンスはこちら。

▼上昇トレンド中のダイバージェンスの事例(クリックで拡大します)
上昇トレンド中のダイバージェンスの事例

チャートを見て違いが分かりますか?

上昇トレンド中であれば、下記のように着目する場所が異なります。

・ダイバージェンス:価格とオシレーターの高値に注目
・ヒドゥンダイバージェンス:価格とオシレーターの安値に注目

高値に注目するのがトレンド終焉を示唆するダイバージェンス、安値に注目するのがトレンド継続を示唆するヒドゥンダイバージェンスとなります。

ダイバージェンスの詳しい解説は下記を参考にどうぞ。

 

イラストで解説すると下記のようになります。

ダイバージェンスのイラスト
ヒドゥンダイバージェンスのイラスト

トレンドフォローに用いるのがヒドゥンダイバージェンスなので、押し目買いは下から支えて戻り売りは上から叩くイメージを持つと分かりやすいと思います。

 

下記は下降トレンド中のヒドゥンダイバージェンスです。

▼下降トレンド中のヒドゥンダイバージェンスの事例(クリックで拡大します)
下降トレンド中のヒドゥンダイバージェンスの事例

下降トレンドで戻り売りを狙いたいので、上から叩くイメージで価格とオシレーターの高値に注目します。

見方さえ分かってしまえば、ヒドゥンダイバージェンスも難しくありません。

ちなみに上記チャートの最下段のオシレーターは、2本線表示のMACDを使ってます。
下記からダウンロードできるので、気になる方はどうぞ。

ヒドゥンダイバージェンスの注意点

ヒドゥンダイバージェンスは、あくまでトレンド継続を「示唆する」テクニカルでしかありません。
(※ダイバージェンスも同じです)

そのため、ヒドゥンダイバージェンスを確認したから即エントリーというのは間違いです。

フィルターの1つとして使うのが正解であり、エントリートリガーは別で必要です。

ヒドゥンダイバージェンスでエントリーして勝てる事はありますが、それだけのエントリー根拠ではいつか大火傷するので忠告しておきます。

また、時間足についても長期足になるほど信頼度はアップします。
最低でも30分足以上、理想は1時間か4時間足で使うのがいいですね。

まとめ

ヒドゥンダイバージェンスはトレンド継続を示唆するテクニカルなので、勝率の高いトレンドフォローをする上で役立つ知識です。

下記のようなヒドゥンダイバージェンスを使うトレード手法もあるので参考にどうぞ。

 

ちなみにダイバージェンスはトレンド終焉を示唆するテクニカルなので、逆張り的な使い方となります。

上手く活用できる人ならいいんですが、安易にエントリーして焼かれるケースもありますw

意外と知らない人が多いダイバージェンスの騙しについては下記を参考にどうぞ。

 

多少エントリーに失敗してもトレンドが助けてくれるという意味で、安全性が高いのはヒドゥンダイバージェンスと言えます。

そういう点で「最強」と言われているのかと。

ヒドゥンダイバージェンスを見つけたら、多少ポンコツエントリーでも勝てちゃう的なw

ただ重要なので繰り返しておきますが、エントリートリガーは別で必要なので勘違いしないように。

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