FX侍です、こんにちは。
今回は「短期足に上位足の移動平均線を表示させる方法」について。
例えばMTF対応のインジケーターを使わず、5分足に1時間足のMAを表示させるって事ですね。
FX侍的にはカクカクしてる方が好きなんですけどね。
階段に見立てて、段差が高くなればトレンドが強くなってるって見方もできるので。
ま、そこは個人差ですね(*´ω`*)
ちなみに短期足に上位足のローソク足を表示するインジケーターについては下記を参考にどうぞ。
短期足に上位足の移動平均線を表示させる為の計算方法
短期足に上位足の移動平均線を表示させるには、簡単な計算をすればOKです。
例:15分足に1時間足のSMA200を表示させる場合
=期間200×4=800という計算で「期間800」の移動平均線を15分足に設定します
計算の考え方は以下の通り。
上記の計算を元に、ポンドドルの15分足に1時間足のSMA200を表示したチャートがこちら。
1時間足を見てみると、当然ですが同じ時間帯にSMA200を挟んだ攻防が起きています。
ご自身でMT4に縦線を引いてみて、確認してみるとよく分かります。
少々余談ですが…
15分足に表示させたSMA800(=1時間足のSMA200)をそのまま5分足に表示したのがこちら。
5分足で意外とSMA800が意識されていることが分かります。
おぉ!何か凄い発見したかも…(*´艸`*)
と思われるかもしれませんが、実際に800という数値が見られているだけですw
ロブ・ブッカーの800SMAからの乖離に着目したカウンタートレンド手法に用いられる数値なので、チャート上で意識されているんです。
こうした背景を知らずとも、色んな時間足で期間を変えてみると新しい発見がありますよ。
どの期間の移動平均線を使うのか?という疑問もあると思いますが、下記で解決できるはずです。
よく使われる期間をまとめて掲載したので参考にどうぞ。
まとめ
FXでは下位足で上位足の流れに沿ったトレードをするのが基本。
そのために、上位足の移動平均線を短期足に表示させるのは合理的なやり方の1つです。
どの数値を表示させるのかは人それぞれですが、計算方法さえ覚えておけばいくらでも応用は効きます。
この考え方ですね。
仮に4時間足のSMA20を15分足に表示させるなら、15分足に期間320の移動平均線を設定すればOKです。
計算の内訳は以下の通り。
240(4時間)÷ 15=16
20(SMA20)× 16=320
考え方を応用すれば、15分足に1時間足のボリンジャーバンドを表示することもできます。
260(分)÷ 15(分)=4
20(SMA20)× 4=80
15分足に期間80のボリバンを表示させれば、それが1時間足となるって訳です。
ただし1つ注意点を。
あくまで擬似的に短期足に表示しているだけなので、実際の長期足の状態も確認した方がベターです。
微妙に形状が異なるので、あくまで擬似的という点は覚えておきましょう。
ちなみによく意識されるSMA200に関しては、下記で詳しく解説しています。
なぜ意識されるのか?具体的な活用方法などを書いているので参考にどうぞ。
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