FX侍です、こんにちは。
今回は「ケルトナーチャネルで手堅く10pipsを取るスキャルピング手法」について。
多少裁量のコツは必要ですが、感覚を覚えれば負けにくいトレードになります。
よっぽど変な場所で入らなければ、勝率8割以上は出るはずです。
使用するチャートはこんな感じ。
・ケルトナーATRバンド(ATRを組み込んだケルトナーチャネル)
・1時間足のRSIを表示するインジケーター(FX侍オリジナル)
使うのはこの2つのインジケーターだけで、15分足推奨です。
インジケーターをセットした「テンプレートファイル」をダウンロードできるようにしておくのでご安心を。
ケルトナーチャネルとRSIを使うスキャルピング手法の概要
ケルトナーチャネル(ケルトナーATRバンド)とRSIを使ったスキャルピング手法の概要を解説します。
エントリー条件自体はシンプルです。
・1時間足RSIが買われ過ぎ状態から70以下に下がる
・ケルトナーチャネルの内側にローソク足が戻ってくる
(買いの場合は逆に考えて下さい)
この条件が満たされた時に逆張りショートで10pipsを狙います。
上記の場合は、反対側のバンドにタッチしているので、そこを利確とすれば約28pipsほど取れています。
利確は10pips固定と考える必要はありません。
半分を10pipsで利確して、残りを反対側のバンドで利確など、裁量判断を入れてもOKです。
損切りの位置は、直近の高値から5pipsほど上が目安となります。
ケルトナーチャネルとRSIを使うスキャルピングの詳細と注意点
この手法のエントリー条件は上記の通りですが、条件を満たす順番も大切です。
下記は先程のユーロドルのチャートを拡大したものです。
「RSIが買われ過ぎ状態から70以下に下がる」=フィルター機能
「ケルトナーチャネルの内側にローソク足が入る」=トリガー機能
このように理解して下さい。
フィルターじゃなくて「セットアップ」という人もいますけど、意味は同じです。
フィルター機能がONとなって、ローソク足2~3本以内にトリガーが発動するのが理想的な形です。
下記はエントリーを見送った方がいい場面です。
結果的にはどちらも10pipsは取れていますが、ボラが無くなった時は気を付けた方がいいですね。
感覚的な表現ですが、ズルズルとケルトナーチャネルの内側に入ってくるのではなく、ある程度の波を打っているのが理想的です。
こういう部分が裁量となりますが、ご自身で過去チャートを見て検証して頂ければ、イメージが伝わるかと思います。
ケルトナーATRバンドの数値について
下記はケルトナーチャネル(ケルトナーATRバンド)のデフォルト設定です。
期間はデフォルトの50のままで構いませんが、ATRの数値は通貨ペアのボラによって変更します。
ポンドなどボラが大きな通貨ペア=3.75(デフォルト)
それ以外の通貨ペア=3.0
このように変更すると、RSIの反転タイミングと合わせやすくなります。
まとめ
今回のケルトナーチャネルのスキャルピング手法は、上下にある程度の動きがある中で逆張りで手堅く10pipsを抜くイメージです。
もちろん10pips以上取れる場面も多いので、そこはご自身の裁量技術となります。
多少の慣れが必要な手法かもしれませんが、過去チャートで検証することでイメージは掴みやすいと思います。
インジケーターをセット済みのテンプレートファイルは、以下からどうぞ。
ZIPフォルダの中にデータが入っています。
ちなみにFX侍オリジナルのRSIは、1時間足で70以上・30以下で線が赤くなります。
1時間足以上のRSIは多くの人に意識されるので、フィルター機能として使い勝手がいいです。
ご自身の裁量トレードにもお役立てください(*´ω`*)
なお、ケルトナーチャネルを使った順張りトレードは下記を参考にして下さい。
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