ドルインデックスの実践的な見方と活用術

ドルインデックスの実践トレードで使える見方を徹底解説

FX侍です、こんにちわ。

今回は「ドルインデックスの実践的な見方」について。
実際のトレードにドルインデックスを活用するための見方や考え方を解説します。

通貨ペアという小さな枠組みのトレンドではなく、通貨そのもののトレンドを把握することでトレンドフォローの根拠として使えます。

特にユーロドルをトレードする方には必須の知識ですよ。
明らかにトレード判断がしやすくなりますので。

ドルインデックスの見方

ドルインデックスの見方で重要なのは、米ドルのトレンドチェックです。

世界中の通貨はドルを中心に回っているので、基軸である米ドルのトレンドを把握しておくことは重要です
ドルが動けば他の通貨も必然的に動きますからね。

各通貨ペアのチャートよりも大きな枠での環境認識という感覚が近いかもしれません。

下記はドルインデックスの日足チャートです。

▼2019年12月13日記事執筆時点のドルインデックス日足(クリックで拡大します)
ドルインデックスのチャート分析の一例
こうして見るとドルインデックスは、1年以上も上昇トレンドを描いています。

ただし当たり前ですが、永遠に上昇する訳ではなく、ある程度の所で頭を抑えられています。

実際にトレーディングビューで見ると分かりますが、特に100付近は天井圏を示すゾーンになっています。

NYBOTのドルインデックスは投資家による売買が行われているので、為替同様に『テクニカル分析が有効』という点が最大の特徴と言えます。

反発する可能性があるポイントを把握する事で、トレードする通貨ペアのテクニカル分析に根拠の積み重ねが可能です。

 

ドルインデックスのテクニカル分析は、長期足でトレンドを見るだけではありません。
下記のように1時間足など短い足でもしっかりとテクニカルが通用しているのが分かりますよね。

▼ドルインデックス1時間足(クリックで拡大します)
ドルインデックスにテクニカル分析が有効な事例

先述のようにドルインデックスのレジスタンスとなる100ラインが意識されているのが分かりますし、上記チャートに書き込んだ場所以外でもテクニカルが機能しています。

ドルインデックスの活用方法

ドルインデックスはユーロドルとの相関性が高いので、ユーロドルをトレードする際に活用すると便利です。

下記はドルインデックスの日足チャートにユーロドルを重ねた画像です。
「ユーロ成分が多め」というNYBOTのドルインデックスの特徴が示すように、高い逆相関を見せています。

▼ドルインデックスとユーロドルを重ねた日足(クリックで拡大します)
ドルインデックスとユーロドルの日足比較

下記は週足チャートです。

▼上部:ドルインデックス、下部:ユーロドル(クリックで拡大します)
ドルインデックスとユーロドルの相関性

これを見ると、ドルインデックスの100周辺がユールドルのサポートになっている様子が分かります。

ただ単にユーロドルのチャート分析をするよりも、より確度が高い分析になると思いませんか?
ドルインデックス、ユーロドル共に反発を示唆する形状が出たら自信を持ってエントリーできますよね。

事例を挙げ始めるとキリがないので、今回はこの辺にしておきますがw

ちなみに…ドルインデックスだけではなく、他の通貨にも相対的な強さを表すインデックスがあります。

主要通貨のインデックス
【参考リンク】 主要通貨インデックス|Tradingview

ユーロインデックス、ポンドインデックス、スイスフランインデックス、円インデックス、カナダドルインデックス、オージードルインデックス、キウイドルインデックスがあります。

どの通貨にトレンドが出ているのかを把握しておけば、トレードに役立つのは言うまでもありませんね。

どの通貨を売って(又は買って)ドルを買う(又は売る)のか?という戦略も立てられます。

ドルインデックスが見れる場所

ドルインデックスが見れるサイトはいくつかありますが、代表的なものを2つ紹介します。

1.Investing.com

経済指標カレンダーなどで有名なサイトですね。
実は経済指標だけでなく、為替・コモディティ・株式指数・ETF・金利など様々なチャートが見れます。

【参考リンク】 ドルインデックスリアルタイムチャート|Investing.com

上記のリンク先でこのようなドルインデックスのチャートが見れます。

Investing.comで見るドルインデックス
時間足を変えたりチャートに書き込みをしたりと、意外と使えます。

が、ここで表示されているのは下記で紹介する「Tradingview」のチャートを載せているだけなので、本家のTradingviewを使った方が圧倒的に見やすいですし便利です。

2.Tradingview(トレーディングビュー)

知らない人の為に簡単に解説すると、ブラウザ上で動くMT4の高性能版的なイメージです。
為替以外にも様々なチャートを表示できるので、MT4よりもカバーしている範囲は広いのが特徴です。

表示可能インジケーター数が限られるなどの制約もありますが、無料でも十分に使えるので、アカウント作成をお勧めします。

【参考リンク】 ドルインデックスチャート|Tradingview

上記リンクをクリックすると、下記のような画面に移動するので「フル機能のチャート」をクリックします。
トレーディングビューでドルインデックスのチャートを表示させる方法

すると、下記のようなドルインデックスのチャートが表示されます。
トレーディングビューの操作方法の解説は省略しますが、MT4には無い操作性の良さを実感できるかと。
Tradingviewで見るドルインデックス

Investing.comでもトレーディングビューでもドルインデックス(NYBOT)が見れますが、FX侍的にはトレーディングビューをお勧めします。

今後トレーダーとして本気で勉強していくつもりがあるならば、恐らくいずれはトレーディングビューを使うことになる可能性が高いので、少しずつでも操作方法に慣れておいた方がいいです(笑)

まとめ

短期的な通貨強弱だけを知りたいのであれば、複数の通貨ペアのチャートを見ていればスグに分かります。

例えば下記は、イギリス選挙の投票が終わった2019年12月13日朝9時半頃のチャートです。
複数の通貨ペアのチャートから通貨強弱を判別する

この4つのチャートを見るだけでも、通貨強弱は簡単に分かります。
ポンド > ユーロ >ドル >円 という順番で、左に行くほど強い(買われている)通貨です。

・ユーロドル、ポンドドルが共に上昇=ドルが弱い
・ユーロポンドが下落=ユーロよりポンドの方が強い
・ドル円が上昇=ドルが弱いのに上昇しているので円売りの方が強い

今はチンプンカンプンでもFXをやり続けていれば、上記の関係性で通貨強弱が直ぐに分かるようになります。

また、以下の記事で紹介したようなインジケーターを使っても通貨強弱は分かります。

 

しかし通貨強弱を見ていても、単体の通貨自体のトレンドは分かり辛いです。

今回解説したドルインデックスは、米ドル自体のトレンドを把握する非常に大きな環境認識と言えます。

世界中の通貨に大きな影響を与えるドルの強さを知る事なので、下記のような傾向となります。
(◯◯に該当する通貨の強弱によって変わる事もありますが、基本的な傾向は覚えておきましょう)

・ドルが強くなる=USD/◯◯という通貨ペアは上昇、◯◯/USDという通貨ペアは下落
・ドルが弱くなる=USD/◯◯という通貨ペアは下落、◯◯/USDという通貨ペアは上昇

 

この記事執筆時点は、FOMCで当面は金利据え置きが決定、イギリス選挙の投票を終えて与党が大勝の見込み、米中追加関税の回避、といった材料が重なりドル安が進んでいます。

チャートはこんな感じ。

▼ドルインデックス日足チャート(クリックで拡大します)
2019年12月13日のドルインデックスチャート

トランプ大統領自信も望んでいるドル安(ドルが弱くなる)に向かいつつある中で、どこで反発の兆しを見せるのか?反発せずに下降トレンドになるのか?

それを探るのがドルインデックスのチャートです。

ドルインデックスの動向を把握した上で、いくつかの戦略を練ることができますね。

・その時々で値幅が取れそうな通貨ペアを選ぶ(通貨強弱や各通貨のインデックスを参照)
・高い逆相関の関係にあるユーロドルでのチャンスを探る
・ドルと同じぐらいの強さの通貨ペアを選んでレンジ戦略を取る
(レンジが得意な人向け)


トレードをする前に各通貨ペアの上位足を見て環境認識をしていると思いますが、もっと大きな枠での環境認識がドルインデックスのチャート分析という訳です。

トレードの精度アップ、エントリー根拠の積み重ねとしての活用をお勧めします。

 
◆ドルインデックス関連ページ◆
・ドルインデックスとは?を分かりやすく解説
・ドルインデックスの実践トレードで使える見方を徹底解説(←当ページ)
・ドルインデックスをMT4で表示するインジケーターDXY Dollar Index

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