FX侍です、こんにちは。
トレード手法を学んでも勝てるようにならない…
恐らく大多数のトレーダーが抱えてる悩みだと思います。
情報商材を買ってもイマイチ勝てず、また手法探しの振り出しに戻る…というのはよくある話。
そしてFX侍塾生さんの中にも、殻を破れずモヤモヤしている人もいます。
今回はそんな現状を打破したいという人向けに、FXで勝てるようにまでの道のりを解説します。
FX侍の好きな野球に例えながら分かりやすく話を進めます。
素人とプロのキャッチボールの違い
突然ですが…
キャッチボールやった事ありますよね?
野球部の経験がない人でも、1回はやった事あるはずです。
ぶっちゃけ誰でもできます。
小学生でもできます。
でも単純に見えるキャッチボールですが、プロの世界になると奥が深いんです。
元ヤクルトスワローズの宮本慎也さんがYoutubeで解説してる動画があったので引用します。
(一応補足しておくと、宮本さんは守備の名手として活躍した超一流選手です)
ちゃんとした指導を受けたことが無い人にとっては参考になるはずです。
▼ボールの正しい握り方
縫い目と指の関係、親指と薬指の関係が大切。
▼トップまでの手首の使い方
ボールを投げる姿勢を作るのに、ボールを持つ手をどのように上げるのか、手首の角度が大事。
▼投げる時の肘の角度
効率よく力をボールに伝えるためには肘の角度も大事。
▼投げる時の頭の位置
前のめりになると視線が落ちてコントロールが悪くなるので頭の位置も大事。
▼体の開きを抑える工夫
相手に胸が見えると体が開いてリリースポイントが不安定になり横にボールがブレやすくなる。
胸を見せない意識だけでなく、踏み込む足の角度も大事。
▼グローブをはめた手の運び方
グローブを腰部分へ縦に引くことで体の回転が縦になり、横へのボールのブレが無くなる。
ボールを投げる手だけでなく、グローブの動かし方も大事。
▼投げ終わった時の理想の形
これまでの注意点がクリアできていれば、投げ終わった後に足一本で立てるほど安定する。
動画を見てみたい方は下記のリンク先をご覧ください。
投げる以外にボールの取り方の解説もあります。
→【宮本慎也の野球教室】指導者向けクリニック(新規タブで開きます)
どうでしょう?
へぇ~と思いませんか?
たかがキャッチボールですが、プロはこうした技術を駆使してボールを投げているんです。
元プロ野球選手のYoutubeが好きでよく見ているんですが、FXと似ている部分が多々あると感じます。
(FXに限らず何かを極める過程は似たようなものですけどね)
ただボールを投げるだけなら誰でもできます。(うちの子供でもできます)
しかし論理的な技術を元にミスを極限まで減らしたボールを投げられる人は少ないです。
これが素人とプロの違いです。
FXで勝てるようになるまでの道のりを客観的に理解する
じゃあ先程のキャッチボールの解説を頭に入れて、実際に投げてみるとどうなるでしょうか?
グローブとボールがある人は、本当にやってみるといいですよ。
ただボールを投げるだけですが、そう簡単にはできません。
特に運動不足の30代40代はイメージに体が付いてこないでしょうw
・肘の角度を意識すると頭の位置が悪くなる
・トップの形を意識するとグローブの位置が悪くなる
・頭の位置を意識するとボールの握り方や胸の位置が疎かになる
まぁ色んなパターンがあるでしょうが、サラッと頭に入れただけで体現はできません。
仮に意識すべきポイントが5個あるとしましょうか。
5個のポイントを教えた上で、AさんBさんCさんの3人に実践してもらいます。
当然ですがこのように、できる事と疎かになる事に個人差が出てきます。
理解度は人それぞれ違いますし、今まで培った経験や常識が上達を阻害するケースもあります。
すべての要素が無意識にできるレベルになるまで、何度も何度も繰り返し練習するしかありません。
そりゃそうですよね、だってプロの技術なんですから。
もう言いたいことは分かりますよね?
FXで勝てるようになるまでの道のりと全く同じなんです。
知識だけ持っていても、意味がありません。
正しく体現するためには反復練習が必要なんです。
下記でも解説してるので参考にどうぞ。
プロの土俵に素人が立てるFX
FXは口座さえ開設して入金すれば、誰でも直ぐにトレードを始められますよね。
しかしそれはプロが戦う完全な弱肉強食のステージに立つ事を意味します。
多分よっぽど運動神経が悪い人以外は、何となくでもボールを投げれてバットも振れるはず。
じゃあ、プロのピッチャーを相手にバッターボックスに立ちましょう。
あ、ちなみにプロ野球のピッチャーはこれぐらい速い球を投げます。
無理無理無理無理!
ってぐらいボールが速いですよねw
当たりどころが悪ければゲームオーバーです。
でもプロの試合に出ているんですから、相手も手加減なんてしませんよ。
…プロの土俵で戦うってのはそういう事です。
FXはパソコンの画面越しの世界なのでプロと戦うという意識が希薄になりがちですが、目に見えないだけでプロと同じ土俵に立っているんです。
そうやって考えれば、FXで勝てるようになるまでの道のりが簡単では無いことが改めて分かりますよね。
売買ボタンと決済ボタンさえ押せればトレードという行為自体はできますが、勝つためのトレードとは別次元の話です。
まとめ
FXはパソコンさえあれば(意外と簡単に)大金が稼げる
適当な雑誌や情報商材の思わせぶりな広告を見て、こんな風に考える人も少なくありません。
しかし先程も言ったように…
つい忘れがちですが、画面越しに対峙する相手は莫大な資金を持つ相場のプロです。
生半可な知識と経験で勝ち続けられる世界じゃありません。
そんな厳しいFXの世界で勝てるようになるには、正しい知識を元にトレード手法を習得するしかありません。
勝ったり負けたりというトレード自体を楽しむならどんなやり方でも良いですが、どんな状況でも勝ち続けるという高みを目指すならプロとしての技術を身に付けないといけません。
そのためには反復練習(と振り返り)が必要なんです。
先程も出したコレを理解することが大事です。
人間は忘れる生き物です。
勝てるようになるまでには、1つずつスキルを身に付けていかないといけません。
直ぐに全てができるようにはなりません。
そして人間は見たいものしか見えないようになっています。
何となく分かりやすいノウハウだけを掻い摘んで、重要な部分を(難しいからという勝手な理由で)意識せずに結果が出ないということもあるでしょう。
例えるなら…
インジケーターの状態やサインだけを見て、裁量判断を入れずにトレードして負けるって感じでしょうか。
それについては下記でも解説してるので参考にどうぞ。
FXで勝てるようになるには、正しいトレード手法を身に付けるための反復練習が必要です。
その努力をする覚悟があるなら、次回のFX侍塾の開催をお待ち下さい。
昨夜は塾の定例ZOOMでしたが、2期生さんのトレード結果がココに来ていい感じになってきました。
勝つために抜けていた部分が埋まり始め、これまでの知識が徐々に繋がってきたと推測できます。
1期生のエースたちも言ってましたが、大体2ヶ月ぐらいで少しずつ手応えを感じ始めるんですよね。
2ヶ月という期間の感じ方は人それぞれでしょうが、FXという世界では異例の速さですよw
FX侍塾10期の募集は終了いたしました。
次回の募集は2024年11月以降を予定しております。
なんとか独学で頑張ってみたい…という方はアプロスをお勧めします。
正しいトレンドフォロー、通貨ペアの選定方法、チャンスの待ち方など、勝つために必要な知識が学べます。
しっかりと取り組んだ方からは「アプロスを利用する前はどんどん負けて資金が減るばかりだったのですが、負けが減り資金が取り戻せております」というご報告も頂いております。
トレード手法が確立していないという方は激しくお勧めしておきます。
fx侍さんの言葉はいつも説得力があって、スっと入ってきます。とくに今回の記事は今の自分と重なる部分が多く、なるほど…と呟いてしまいましたm(__)m
一通りのことは勉強したつもりなのに、理解したはずなのに、いざトレードをするとトントンまたはマイナスです。プラスは稀。
意欲は常にあるのに何をしたらいいのかわからない状態です。春の侍塾に参加したいと思います。また侍塾に関しての記事を楽しみにしています!
kanna様
コメントありがとうございます。
>意欲は常にあるのに何をしたらいいのかわからない状態です。
そういう方にFX侍塾は最適です。
決して簡単で楽な過程ではありませんが、必死に頭を使って継続することでトレードの質が変わるはずです。
FX侍塾3期は3月に募集開始予定ですので、もうしばらく続報をお待ち頂ければと思います(・∀・)