取組高(OI)とは?わかりやすく解説

取組高(OI・未決済建玉・建玉残)とは?わかりやすく解説

FX侍です、こんにちは。

今回はちょっと小難しい話をわかりやすく解説するシリーズ。
勝手にシリーズって言ったものの他のテーマがあるかは分かりませんw

OI(Open Interest)、未決済建玉、建玉残などと呼ばる「取組高」を紐解きます。

取組高(OI)の変化によって、新規トレーダー(正しくは注文)の増減が分かります。

この見方も後ほど解説するので参考にしてください。

取組高(OI)とは?を理解しよう

取組高は未決済建玉や建玉残と呼ばれるように、まだ決済されていないポジションを指します。

ただし数え方がちょっと独特なんですよね。

イメージ的には…

新規ロングが1つ増えたらOIが+1。
反対に新規ショートが1つ増えてもOIは+1、となるのが自然です。

しかし新規ロングの反対側のポジションによってはOIがプラスにならないんです。

 

…はい、ややこしいですねw

 

順を追って理解しましょう。

OIがプラス1となるには、新規ロングと新規ショートの組み合わせが必要となります。
反対にOIがマイナス1となるには、決済ロングと決済ショートの組み合わせが必要です。

OI(取組高)の増減イメージ

こんな感じで、色分けされたデコボコをイメージすると分かりやすいです。

市場に新しいポジションが追加されたらOIが増え、決済されて市場からポジションが減ったらOIが減るという仕組みです。

 

しかし下記のような組み合わせの場合はOIに変化はありません。

OI(取組高)の増減イメージ

先ほどとは「色」が異なる組み合わせなので、OIとしてカウントされません。

上記の場合、既存と新規ポジションの受け渡しが行われているだけで、新しいポジションの増減がないのでOIは変わらないという仕組みです。

売買が行われた取引量(=出来高)ではなく、ポジションの増減がOI(取組高)という概念です。

 

はい、ここまでOKですか?

 

OI(取組高)は取引された回数ではなく、ポジションの増減を表す数字です。

新規ポジションが加わればOIが増え、既存ポジションが決済されればOIは減ります。
そして新規と既存のポジションが入れ替わるだけではOIは変わりません。

 

取組高(OI)の変化で分かること

OIの変化によって下記のようなことが分かります。

・OI増加=新規の買いと売りポジションが増えているので大きな動きが期待できる
・OI減少=既存の買いと売りポジションが減っているので大きな動きを期待しにくい

上昇トレンドはショートの損切りが推進力となり、下降トレンドはロングの損切りが推進力となります。

市場に推進力がどれだけ注入されているか?を表しているのがOIとも言えます。

 

しかし必ずしもこの通りになる訳じゃありません。

これはあくまで原則論。

価格が上昇している中でOIが減少しているなら…
ショートカバー(ショートとロングの決済)で価格が上昇している証拠。

反対に価格が下落している中でOIが減少しているなら…
ロングの損切り(+ショートの決済)で価格が下落している証拠です。

 

また、ちょっと難しい話になりますが…

OIが増えて資金が流入していたとしても、無限に増え続ける訳じゃありません。
ある程度のところで頭打ち(天井や底)になって反転するケースも普通にあります。

反対にOIが減って余裕ができたところに新しい資金(ポジション)が入ることもあります。

COTと似た概念ですね。

 

OIがゼロの状態から分析するならシンプルですが、現実の値動きやOIの変化などを加味して「市場で何が起こっているのか?」を推測する必要があります。

そこに難しさを感じる人も多いですが、OIの原理原則を理解すればあとは慣れるだけです。

 

まとめ

OIは価格の方向性ではなく「ポジションの増減を示す数字」という点を誤解しないようにしてください。

価格の方向性を示しやすい市場もありますが。

新規ポジションが加わればOIが増え、既存ポジションが決済されればOIは減ります。
そして新規と既存のポジションが入れ替わるだけではOIは変わりません。

いずれにせよ…
OIの増減だけを見て勝てるほど甘くはありませんが、知っておくべき知識ではあります。

ただ単にMT4のチャート分析をするよりも信頼度という点で明らかに変わるので。

頭に汗をかけば必ずスキルとして身につきますよ(・∀・)

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