デイトレードで見るべき時間足の組み合わせを実例を用いて解説

デイトレードで見るべき時間足と使い分け※トレード実例の解説付き

FX侍です、こんばんは。

今回はFX侍流「デイトレードで見るべき時間足と使い分け方法」を解説。

トレードプランを立てる所からエントリー・利確まで、実際のトレードを例に分かりやすく解説しました。

・どの時間足を見るべきか
・使い分ける時間足の役割

基本的ですが重要なポイントなので、デイトレで稼ごうと思っている方は必読です。

デイトレードでは2つの時間足を使い分ける

FX侍流デイトレードでは「1時間足」と「5分足(又は15分足)」の2つのチャートを使います。
下記のようにそれぞれ異なる役割を担っています。

デイトレードでの時間足の使い分け

・いやいや、1時間足じゃなくて4時間足の方が…
・日足と30分足の組み合わせの方が…
・え?日足の流れも見ないと不味いでしょ…

こんな風に人それぞれに違いはありますが、長期足と短期足の組み合わせという点は同じです。
※正確には1時間足は長期足ではありませんが、デイトレという短い時間軸で長期足と捉えます

要するに、上位足の向きと短期足が揃うタイミングを捉える為に、1時間足(=長期足)と5分・15分足(=短期足)を使うってだけです。

自分に合う時間足の組み合わせなら何でもOK。
ただ、FX侍的には「1時間足と5分か15分の組み合わせ」が最も使いやすいと感じます。

1時間足で上昇トレンドなら、5分足(又は15分足)で押し目買いができそうなタイミングを待つ。

デイトレードで長期足と短期足の使い方イメージ

短期足は大きな時間足の流れに飲み込まれるので、そのタイミングを待つだけです。

これがデイトレで2つの時間足(長期足と短期足)を使い分ける理由です。

デイトレードでの1時間足の見方

デイトレードで1時間足を見るべき理由は、大局の流れを知る環境認識の為です。

売りと買いのどちらに優位性があるのか?を判断し、売買の目線を決める役割を担っています。

つまり、方向性さえ判断できればどんなチャートでも構いません。
一例として、FX侍も使う1時間足チャートを載せておきます。

▼ポンドドル1時間足(クリックで拡大します)
デイトレで使う1時間足チャート

メインウィンドウ:期間20偏差2.0のボリバン、200SMA
サブウィンドウ:MACD、RSI(9)、ADX

これらのインジケーターを表示させて方向性を見ています。
※方向性だけではなく、サポレジとなる場所もチェックします

ADXって何?という方は、以下のページを参考にして下さい。
→ADXとは?見方をどこよりも分かりやすく解説

ちなみに基本的なことですが、インジケーターは天井や底に張り付いて大負けするのを避ける為に、上限あり(ストキャスやRSIなど)と上限なし(MACDやCCIなど)の併用が鉄則です。

 

さて、先程の1時間足の見方を具体的に示したのが下記のチャートです。

▼ポンドドル1時間足(クリックで拡大します)
デイトレで使う1時間足チャートの見方

下方向を示唆する条件が多いですが…

・RSIも中立で+DIと-DIがクロスしている
・ローソク足もMACDも上昇してきている

ここから直ぐに下落するかはまだ分からないので、このチャートで安易にショートはできません。

下方向(=売り)に優位性がある

1時間足チャートではこの確認をすることが目的です。
(サポレジを見つけて水平線やゾーンを引いておくのも重要です)

方向性が1時間足で定まったら、今度は短期足でエントリーできそうな条件を洗い出しましょう。

デイトレードでの5分足(15分足)の見方

デイトレードで5分足(15分足)を見るべき理由は、エントリー位置を見つける為です。

1時間足で決めた売買方向と短期足が合致し、エントリー条件を満たすのを待ち構えます。

押し目買い・戻り売り、ブレイクアウトなど、トレード手法によってチャートは異なります。

下記はサンプルのチャートです。(サンプルでも普通に勝てますがw)
※デイトレにお勧めのチャートは後ほど解説します

▼ポンドドル5分足(クリックで拡大します)
デイトレで使う短期足チャートの見方

・200SMAとローソク足がぶつかった後の反応がまだ分からない
・MACDやストキャスは上方向を示唆

まだここで売る条件は揃っていません。
反転形状がチャートにも出ていませんし、現状では買いの方に優位性があります。

ということで「待ち」ですね。

 

ちなみに15分足も見てみましょう。
5分足よりもサポレジゾーンが見やすいですね。

▼ポンドドル15分足(クリックで拡大します)
デイトレで使う短期足チャートの見方

1時間足の流れに沿って、短期足で「どうなったらどうする?」というトレードプランを立てます。

ここでは5分足では上昇を示唆していたので、1.2400というラウンドナンバー、200SMA、レジスタンスゾーンが重なるエリアまで戻りを待つ、という戦略が立てられます。

上に行ったら?下に行ったら?横横だったら?という複数プランを立て、その時々の戦略を考えることでスキルは磨かれていきます。

自分が描いたプラン通りに価格が動いてきたら、自信を持ってエントリー。

↑デイトレードで稼ぐにはこの繰り返しです

 
ちなみに画面右上に表示しているインジケーターは、各時間足の200SMAからの乖離を示しています。
下記から無料ダウンロードできるので、よければどうぞ。

ポンドドルのデイトレード実例

ポンドドルの上記のチャート分析の結果、デイトレードでチャンスが来たので実際にエントリーしました。

欧州勢が本格参入してくる16時前に、15分足で待ち構えていたレジスタンスゾーンに差し掛かってた所です。

▼ポンドドル15分足(クリックで拡大します)
ポンドドルでの実際のデイトレード実例(エントリー編)

200SMAよりも200EMAの方に反応していますね。

5分足のストキャスは買われ過ぎから下がり始めており、1時間足ボリバンのアッパーバンドで頭を叩かれていました。

そういった状況を加味して、レジスタンスゾーンで200EMAで反発したのを見てショート。

 

その後、欧州勢が参入してきて順調に下落。
TPに掛かって約25pipsほどの利確となりました。

▼ポンドドル15分足(クリックで拡大します)
ポンドドルでの実際のデイトレード実例(利確編)

今回のトレードは200EMAでの反発という非常にシンプルなトリガー(エントリー条件)ですが、1時間足で下方向の流れを確認し、優位性が高い(と思われる)ゾーンまで価格が入ってくるのを待っていたのが勝因です。

利益を引っ張らなかったのは、記事を書きながらだと集中できないという理由ですw

ま、別のメイン口座でもエントリーしていたので、25pips取れれば御の字です(*´ω`*)

デイトレードにお勧めなチャートは?

デイトレードにお勧めのチャートや手法を知りたい方も多いと思います。

5分足や15分足の短期足の目的は、上位足の流れに沿ったエントリーポイントを見つけることです。
その目的が果たせれば、ぶっちゃけチャートやトレード手法は何でも良いですw

上位足が上昇トレンドなら、移動平均線のゴールデンクロスをトリガーにエントリーしても全然OKです。

下記のページでも解説していますが、フィルター役である上位足の分析が正しくできていれば、短期足はシンプルなトリガーでも良いんです。

とは言え…

・サポートの手前で売らない(買いはサポートを背に)
・レジスタンスの手前で買わない(売りはレジスタンスを背に)

この点は基本中の基本として守るべき。

下降トレンドだから売りだー!!って何も考えずに売ると、サポートで跳ね返されて損切り…
自分が損切りした後で、やっぱり下落して「目線は合っていたのに(T_T)」ってなりますので。

 

こうした説明を聞いて自分の手法に落とし込めない人向けに、デイトレにお勧めチャートを紹介しておきます。

FX侍オリジナルの『少し先の値動きがカンニングできるテンプレート』です。

→FX侍テンプレートの詳細を見る

FX初心者の人でも、ある程度のレベルの裁量判断ができるインジケーターを入れています。
チャートを見る目が以前と変わった、という利用者様からの嬉しい声も頂いてます。

サポレジとなる確率が高い場所がチャートに表示されているので、上位足に沿った押し目買い・戻り売りが圧倒的にやりやすくなります。

デイトレードで時間足の使い分けを理解した上で、FX侍テンプレートを使うと…(*´艸`*)ウヒョヒョ…

FX侍塾11期のご案内
トレーダー養成メルマガ

同じカテゴリ内のオススメ記事

  1. 海外FXとふるさと納税の知らなきゃマズい落とし穴
  2. 年末年始でポジションが無くなったイメージ
  3. 東京時間と一変するロンドン時間の戦い方と注意点
  4. FXで負けてばっかりの人のイメージイラスト
  5. 0.01ロットでFXを続ける弊害

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP