勘違いしやすいトレードの再現性

勘違いしやすいトレードの再現性

FX侍です、こんにちは。

今回は勘違いしやすいトレードの再現性について。

トレードの再現性と聞くと、システマチックなトレードをイメージする人も多いはず。

・インジケーターA・B・C・Dが○○になったらエントリー
・リスクリワードは1:2以上
・SLは○○、ロットは資金の○%

みたいな。

そういったガチガチのルールがあれば、裁量スキルの有無に関わらず再現性高くなります。

言うまでもなく、トレードには再現性が必要です。
(再現性が無ければ感覚となってしまいますからね)

しかし望むものは『勝てるトレードの再現性』のはずです。

さらに言えば…勝ち続けられる手法であることが肝要です。

ただ単に再現性だけに注目し過ぎると、肝心な点が抜け落ちやすいのでご注意下さい。

本当に大切なのは再現性を高めにくい部分の理解です。

 

楽に真似できる再現性はその程度

勘違いしている人も多いんですが、トレードの再現性はこのように理解すべきです。

・勝率6~7割程度の手法=再現性が高い
・勝率8~9割程度の手法=再現性の低い部分がある

ちなみにここで言う再現性とは、初心者でも上級者でも同じトレードができることを指しています。

 

前者であれば再現性は高くできますが、勝ったり負けたりを繰り返すので「どこまで手法を信じられるか?」が問題となります。

4連敗、5連敗をする可能性も高いので、その時にトレードを続けられるのか?という点ですね。

悩むイラスト

裁量スキルがあれば、その時の相場状況に合っていないと判断できるので問題はありませんが、その判断ができない人にとっては難しい面がありますよね。

そうなると結局「再現性って何なの?」という問題になっちゃいますねw

まぁ…頭を使わず安定して勝ち続けられるなんて上手い話はないってことです。

 

それに対して、勝率8~9割の安定したトレードには再現性が低い部分があります。
(だからこそ安定した勝ち組トレーダーが少ないと言えるんですが)

しかし再現性が低い部分を理解できれば、再現性は高くなります。

ややこしいですけどw

要するに、その「再現性が低い部分=勝率を上げる肝」ということです。

 

再現性の低い部分が実は大事

自分の頭を使って判断しなきゃいけないことが再現性の低い部分であり、それこそが勝率を左右する重要な部分となります。

例えば…

・今がトレンドのどの部分なのか?(序盤・中盤・終盤)
・合理的なトレードシナリオを描けるのか?
・どの通貨ペアが最も取りやすいのか?
・どれだけの値幅なら安全に狙えるのか?

具体例を挙げればキリがありませんが、このような「人によって判断のブレが大きな部分に再現性を出せるか」がポイントとなります。

 

再現性を出すにはルールが必要です。

しかし上記のようなその時々で状況が変わる部分に対しては、ルールに幅を持たせないといけません。

「ルールを厳しくすれば再現性は高くなるけどチャンスが極めて少なくなる」
「ルールを緩くすれば再現性は低くなるけどチャンスが多くなる」

こうしたジレンマが出てくる訳ですね。

だからこそ具体的な理解だけではなく、抽象的な理解が必要になるんです。

具体と抽象については、下記でも解説してるので参考にどうぞ。
(FX侍塾に関係なく考え方のコツとして覚えておいて損はありません)

 

勝率を上げるのに重要な再現性を高めにくい部分を、いかにして自分の中で再現性を高められるか?

禅問答のような文章ですが、これを理解することが大切です。

ちなみに…
このハードルの高い内容を教えているのがFX侍塾です。

なのでノウハウを理解した塾生さんは安定した勝率を出せるのは勿論ですが、塾生さんが同じような場所でトレードするケースも珍しくないんですね。

 

都合のいい再現性に惑わされないで

再現性の高いトレード手法に魅力を感じる人も多いでしょう。

簡単に真似できて勝てるなら、そりゃ楽ですからね。

しかし再現性を高めにくい部分こそが、勝率を左右する重要なポイントであることは忘れないで下さい。

一朝一夕で身につかないからこそ、勝ち続けられる裁量スキルなんです。

楽したい…という気持ちは判断の目を狂わせるのでご注意下さい。

当ブログでしか手に入らないトレード手法
EA小次郎の詳細

同じカテゴリ内のオススメ記事

  1. テクニカル分析の限界と円売りが起きた原因のヒント
  2. 年末年始でポジションが無くなったイメージ
  3. FX会社の利益はどこから出るのか?
  4. 帰宅後の2~3時間のトレードで勝てるようになるのか?
  5. FXの残酷な現実をお伝えします

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP