FX侍です、こんにちは。
今回は「勝率80%以上のユーロ円専用の15分足トレード手法」をシェアします。
もしかしたらタイトルを聞いただけでピンとくる人もいるかもしれませんね。
そう、ForexFactoryで紹介されていたトレード手法です( ・∇・)
しかもトレードルールも超がつくほど簡単と来たもんだ。
そんな魔法のような手法が本当に勝率80%も出るのか?という検証がてら紹介します。
果たして本当に勝率80%以上も出たのでしょうか…
勝率8割以上のユーロ円専用15分足トレード手法の詳細
下記がトレードルールです。
・GMT22時〜2時までの4時間で高値安値をボックスで囲んで抜けた方にエントリー
・利確幅はボックス幅と同じ、エントリーの反対側のボックスで損切り
・ボックス幅が15〜45pipsの際には特に期待値が高まる
簡単に言ってしまえば『アジアセッションのブレイクを狙う』というだけのことです。
お〜GMTか…う〜んと…(~_~;)という方は下記をご覧くださいw
要するに、日本時間の午前7時〜11時のユーロ円の高値安値を囲むボックスということです。
でも自分でボックス描くのめんどいな〜って思ったあなたへ朗報ですw
下記のようなテンプレートが既に用意されています。
ボックスと上下幅、利確目標も自動で表示されるので便利ですね。
インジケーターとテンプレートは下記リンク先からダウンロードできます。
→EURJPY M15 system 80%+|ForexFactory(新規タブで開きます)
トレードのイメージはこんな感じ。
エントリーが指値か成行かは言及されていませんでしたが、そもそも裁量色を減らした手法であることを考慮すれば、恐らく指値でOKかと。
2024年1月からの検証結果
以下の条件で検証してみました。
◆検証条件
・テンプレートで「MAX LIMIT」と表示される45pips以上のボックスでは見送り
・利確、損切りはボックス幅と同じ
まぁ要するに裁量判断を一切入れない場合の結果ということです。
勝率:64.7%・結果:+144pips
(勝ち:11回、負け:6回、引き分け:1回)
勝率80%には届きませんでしたねw
ただ成績的には144pipsのプラスで終えているのが救いでしょうか。
そもそもこのトレード手法がForexFactoryに投稿されたのが2018年1月。
ここ2〜3年のドル円とは全くボラが違っていた点は、差し引いて考えないとダメでしょうね。
ただしそこで終わっちゃもったいない。
普通に改善の余地はアリアリです。
勝率・利益アップの改善点
今回のユーロ円手法は非常にシンプルなので、裁量判断を加える余地が多分にあります。
え!裁量なんて難しいから嫌や…( ´Д`)
という方は、下記のような値動きがあることを知っておきましょう。
買い方向でエントリーしたけど利確まで行かず、逆に売りの利確までズドーンと落ちていく動きですね。
(ちなみに1月から6回もこの動きがありました)
損切りされたからといって諦めず、ドテンがうまくいけばチャラで終わることができます。
最悪往復ビンタを食らうリスクはありますが、立ち回り次第ではマイナスを大きく減らせますね。
次は簡単な裁量判断ができる人向け。
意識されているラインや価格帯での挙動をチェックしましょう。
上記では161円を意識している動きが見られます。
・161円をサポートとして反転を示唆するプライスアクションが出たらプラスで撤退
・ある程度の含み益が出た時点で損切りを建値に移動
何もせず放置してたら損切りされる局面でも、こうした少しの工夫で負けが無くなります。
また、2本エントリーして1本を利確(撤退も含む)後に、残り1本のSLを建値に移動させて再度の伸びを狙うという工夫もできますよね。
いずれにせよ、少しアレンジするだけでも結果は間違いなく変わりますよ。
まとめ
今回の勝率8割以上のユーロ円専用15分足トレード手法のForexFactoryのスレッドを読んでいくと、いろいろなアイディアが投稿されています。
その中で面白いと思ったのは、ADRを加味して利確目標を考えるというもの。
闇雲にボックス幅で利確ではなく、利確は相場の都合に合わせようというお利口さんの考え方ですね。
ちなみにADRは下記で解説してるので参考にどうぞ。
FX侍は検証していませんが、先ほども言ったように最近のドル円のボラを加味して、ボックス幅の見直しをすると結果も変わるかもしれません。
テンプレートではMAX LIMITの表示があった場合でも、普通に利確されていたケースは多々ありましたので。
最後にもう一度、テンプレートのダウンロードリンクを載せておきます。
→EURJPY M15 system 80%+|ForexFactory(新規タブで開きます)
あ、そうそう。
実は今回のような時間帯とボックスを活用するトレード手法は過去に紹介しています。
下記も併せて参考にどうぞ。
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