TrendMagicを使う15分足スキャルピング手法

FX侍です、こんにちは。

今回はTrendMagicを使った15分足スキャルピング手法を紹介します。

チャートはこんな感じ。

▼ポンドドル15分足(クリックで拡大します)
TrendMagicを使うスキャルピングのチャート

海外のサイトで紹介されていたんですが、試しやすい手法なのでシェアを。

・時間足:15分(5分足でもOKとの事ですが15分がやりやすいかと)
・推奨時間帯:特になし(ただし欧州時間以降がいいかと)
・通貨ペア:特になし

TrendMagicというインジケーターに馴染みがない方もいるかと思いますが、ATRとCCIから成り立っているもので、上昇と下降で色分けされるタイプを使う人が多いです。

ただし今回は色変わりのないタイプで4種類の設定のTrendMagicを使い、トレンド判断を行います。

要するにフィルターの役割をするってことです。

そしてトリガーとして、トレンド発生後にTrendMagicでの反発を狙います。
この際、CCIとストキャスでタイミングを取るってイメージです。

言葉にすると難しく感じるかもしれませんが、非常に簡単なので心配無用です。

TrendMagicを使う15分足スキャルピング手法の詳細

TrendMagicを使う15分足スキャルピング手法の詳細を解説します。

トレードルールの成り立ちはシンプルなので、欲に迷う部分はありません。

・フィルター役:4本のTrendMagicの並び順
・トリガー役:TrendMagicからの反発+CCI・ストキャス

下記は買いの場面を縦線(白い破線)で記したチャートです。

▼ポンドドル15分足での買い(クリックで拡大します)
買いの場合

TrendMagicのパーフェクトオーダーで上昇トレンド発生を確認後、TrendMagicで価格が反発(白い丸部分)してから押し目買いをするだけです。

【買いエントリーの条件】
・TrendMagicが紫<茶<黄<緑の順番に並ぶ
・価格がTrendMagicのラインで反発する+CCIより下でストキャスがゴールデンクロス

この際、ストキャスが大きく上下に揺れている状態がいいですね。

考案者によるとトレードの時間帯は特に問わないとのことでしたが、FX侍的にはトレンドが出やすい欧州時間以降が機能しやすい印象です。

 

簡単なので解説不要かと思いますが、一応売りの条件も付け加えておきますw

下記は売りの場面を縦線(白い破線)で記したチャートです。

▼ドル円15分足での売り(クリックで拡大します)
売りの場合

TrendMagicのパーフェクトオーダーで下降トレンド発生を確認後、TrendMagicで価格が反発(白い丸部分)してから戻り売りをするだけです。

【売りエントリーの条件】
・TrendMagicが緑<黄<茶<紫の順番に並ぶ
・価格がTrendMagicのラインで反発する+CCIより上でストキャスがデッドクロス

 

利確に関しては、最も分かりやすいのは直近の高値安値です。
また、リスクリワードレシオを基準に考えるのもアリです。

利確については様々な考え方があるので、下記の記事も参考にどうぞ。

損切りは、ダウ理論とトレンドフォロー手法であるという観点からも直近の高値安値が妥当な位置です。
また、エントリーした際に反発したTrendMagicの1本上(売りの場合は下)という考え方もアリですね。

 

勝率を高める為の注意点

今回の手法はトレンド発生後の押し目買い戻り売りなので、それなりのトレンドが出ていれば勝率は8割以上は出るはずです。

基本的にトレンドフォローは、7~8割の勝率は出ますので。

ただしそれなりの勝率を出すには、怪しい場所を見送るという最低限の裁量目線は必要です。

例えば下記のポンド円では、黄色い丸で囲んだ部分で裁量判断が必要となります。

▼ポンド円15分足での買い(クリックで拡大します)
注意すべきポイント

◆画面左の黄色い丸部分
ストキャスが下がりきらずに強い上昇を始めていますが、目前には139円のラウンドナンバーがあるので注意すべきポイントです。

◆画面右の黄色い丸部分
緑の短期TrendMagicが下降を始めているので、裁量なら見送るポイントです。加えて、直前の上昇で140円超えに失敗しているので、買い目線で見るなら140円を超えた後の戻りを待つ方が安全です。

 

大局のトレンドフォローであっても、短期的には逆張りに見えるのが押し目買い・戻り売りです。

高い所から売りたい、安い所で買いたいという欲が出てしまう人も多いですが、できれば緑色の短期TrendMagicをブレイクするのを待つ方が勝率は高くなります。

▼ユーロドル15分足で狙うべき場所(クリックで拡大します)
狙うべきゾーン

上記の場合は左側の縦線では、ロスカットとなっています。

条件が揃ったから即エントリーではなく、下落したのをしっかりと確認してから直近の高値安値付近までを狙うイメージですね。

焦りは禁物です。

まとめ

今回の15分足スキャルピング手法は、あまりメジャーではないインジケーターを使いますが、手法自体は王道のトレンドフォローです。

TrendMagicの並び順でトレンドを確認
 ↓
水平線で反発を確認
 ↓
CCIの下でストキャスがGC(又はCCIの上でストキャスがDC)
 ↓
緑の短期TrendMagicを抜けたらエントリー

非常にシンプルなので、初心者の方でも挑戦しやすいです。

インジケーターとテンプレートは下記からダウンロードして下さい。

→インジケーターとテンプレートファイルのダウンロード

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コメント

  • コメント (3)

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    • 黒りと
    • 2020年 11月 25日

    初めまして。突然のメール失礼します。トレンドマジックを見てて面白いなとおもいましたが、設定数値が記載されていなかったのでメールしました。自分でも色々試してみましたが、よろしければ教えていただけると助かります。ご多忙とはおもいますが、時間が空いた時にでもお願い致します。

      • FX侍
      • 2020年 11月 25日

      黒りと様
      コメントありがとうございます。

      設定はトレンドマジックの以下のようになってます。
      緑:30-120-1.6
      黄:30-120-3.2
      茶:50-170-5.0
      紫:80-320-8.0
      (上から下に短期→長期と並んでます)

      なお、ブログ内のリンクから数値設定済みのテンプレートファイルがダウンロードできますので、良ければお使い下さい(*´ω`*)

        • 黒りと
        • 2020年 11月 28日

        ありがとうございます。活用させていただきます。

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