移動平均線だけの5分足スキャルピング手法

FX侍です、こんにちは。

今回は「移動平均線だけを使うシンプルな5分足スキャルピング手法」のシェア。

恐らく馴染みのないユニークな考え方の手法なので、理解するまで複雑に感じるかもしれませんが、中身は非常にシンプルです。

過去チャートで感覚を掴んでから、ぜひ実践でお試し下さい。

移動平均線だけの5分足スキャルピング手法の詳細

スキャルピングは5分足で行いますが、環境認識のために1時間足をまずはチェックします。

▼2本のEMAを使ったポンド円1時間足での環境認識
スキャルピングのための1時間足での環境認識

・EMA8とEMA21の並び順
・価格とEMAとの位置関係

この簡単なポイントをチェックし、買い目線か売り目線かを決めます。

要するに1時間足でトレンドが出ていることを確認して、トレンド方向に5分足でスキャルピングを狙うって事ですね。

今回は上記1時間足チャートの縦線で囲んだ売り部分を例にします。

 

では1時間足で売り目線と決めたので、今度は5分足を見てみましょう。

5分足のチャートも移動平均線だけのシンプル構成です。
EMAが1本増えて3本になっただけですねw

▼5分足スキャルピングのポンド円チャート(クリックで拡大します)
移動平均線だけの5分足スキャルピング手法のチャート

EMA3本がパーフェクトオーダーになっていることを確認して下さい。
(1時間足で条件が整っていればまず問題はありませんが)

 

ではエントリールールを解説します。

最初は複雑に感じるかも知れませんが、理解してしまえばシンプルです。

▼5分足スキャルピングのエントリールールその1
5分足スキャルピングのエントリールールその1

1.EMA8をローソク足の実体で超える足をトリガーバーと定義します(戻りを確認する)
2.トリガーバー直前のローソク足5本の中で最安値を見つける

まずは、EMA8を超える戻り(買いの場合は押し目)を確認して、トリガーバーの直前5本のローソク足の中で安値(買いの場合は高値)を探すだけです。

 

▼5分足スキャルピングのエントリールールその2
5分足スキャルピングのエントリールールその2

3.最安値の3pips下に売りの指値を置く
4.ストップをトリガーバーの3pips上に置く

成行でエントリーせずに、最安値の下に指値注文を出すのがポイントです。

そして利確はTP1で半分利確し、TP2(2×R)まで残りのポジションを引っ張ります。
(※TP1で利確後に忘れずにSLを建値に置きましょう)

 

下記はエントリーやストップ、利確位置を表したチャートです。

▼5分足スキャルピングのエントリー・ストップ・利確位置
5分足スキャルピングのエントリーや利確位置

この場合、TP1で+19pips、TP2で+38pipsゲットですね。
2ポジ合わせて合計で57pipsとなってます。

5分足でこの成績なら悪くないですよね。

トリガーバーの直前5本前で最安値を見つける、という手順が珍しいので頭を悩ませる部分かもしれませんが、それ以外は非常にシンプルです。

利確もTP1とTP2という段階的な明確な目標があるので、利益を引っ張りやすいのも特徴です。

まとめ

今回の移動平均線だけの5分足スキャルピング手法は、通貨ペアを選びません。

というのも、1時間足でトレンドが出ているかを確認しているので、重要なのは通貨ペアではなくトレンドの有無だからです。

通常のトレードでは成行注文でエントリーすることが多いですが、指値注文を使うのも特徴です。

指値に掛からずに反発したら注文が約定しないだけなので、無理に追っかけない事が重要です。
その意味では安全性は高いですが、エントリー回数の面では物足りなく感じる人もいるかもしれません。

実際に過去チャートで検証してみると「この場合はどうなんだろう?」と悩む場面も出てくると思いますが、悩む場所では見送る方がいいですね。

 

実はこのスキャルピング手法は、Youtubeにアップされていたものです。

FXの教育事業を行う外国企業のチャンネルですが、見てみると具体的なイメージが掴みやすいと思います。

解説は英語ですが、動画を見てれば問題なく理解できます。

微妙におじさんのテンションが高いのが外国っぽいなと感じますw

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