3本のEMAしか使わない5分足スキャルピング手法

EMA3本しか使わない5分足スキャルピング手法

FX侍です、こんにちは。

今回はEMA3本だけを使う5分足スキャルピング手法の紹介。

海外で紹介されていたトレード手法ですが、FX侍好みのシンプルなチャートなのでシェアします。

チャートはこんな感じ。

▼ポンドドル5分足(クリックで拡大します)
EMA3本を使う5分足スキャルピング手法のチャート

セットアップからトリガーまでEMA25・EMA50・EMA100の3本だけで完結します。
一見するとただのパーフェクトオーダーですが、トリガー部分に一工夫あるのがポイントです。

ではトレード手法の詳細を。

EMA3本を使う5分足スキャルピング手法の詳細

チャート画像を用いながら、トレードルールを解説します。

▼EMA3本を使う5分足スキャルピング手法の解説(セットアップ編1)
EMA3本を使う5分足スキャルピング手法の解説(セットアップ編1)

各EMAが同じ方向を向くことで最初のセットアップとなります。
まぁ基本的にトレンドが出ればパーフェクトオーダーになって、EMAの向きは揃います。

最初のセットアップが完了したら、次に説明するセットアップ2を待ちます。

 

▼EMA3本を使う5分足スキャルピング手法の解説(セットアップ編2)
EMA3本を使う5分足スキャルピング手法の解説(セットアップ編2)

EMA25又はEMA50より下でローソク足が確定したらセットアップ2となります。

要するに価格が一旦押し目を付けるのを待つってことです。
この時、EMA100より下でローソク足が確定したらキャンセルとなります。

ここまでの条件が揃ったら、後はトリガーを待つだけ。

 

▼EMA3本を使う5分足スキャルピング手法の解説(トリガー編)
EMA3本を使う5分足スキャルピング手法の解説(トリガー編)

押し目を付けた価格がEMA25より上で確定したら買いエントリー(=トリガー)です。
押し目をつけてしっかりと反発したのを確認してエントリーという流れですね。

次に利確、損切りのルールを。

 

▼EMA3本を使う5分足スキャルピング手法の解説(利確・損切り編)
EMA3本を使う5分足スキャルピング手法の解説(利確・損切り編)

損切りがEMA50の下、利確が損切りの1.5倍というシンプルなルールです。

トレンドが出ている時なら、こんなにシンプルなルールでも普通に勝てます。

とは言え闇雲にルール通りにトレードしていると、当然ながら負けも出てきます。
なるべく高い勝率を維持するには、ある程度の裁量判断が必要となります。

簡単な注意点を解説しておきます。

注意点

トレンドフォローという視点が抜けている人は「時間帯を無視」する傾向が高いです。

下記はセットアップ・トリガーは満たしていますが、時間を見ると明け方の5時となっています。

▼トレンドが継続しない時間帯に注意
トレンドが続かない時間帯

この時間にトレンドが継続する確率は低いので、今回の5分足スキャルピングを使う場所ではありません。

時間帯と通貨ペアの傾向については下記でまとめているので参考にどうぞ。

 

次の注意点は、小動きと大きな動きです。

▼注意が必要な場所(ポンドドル5分足)
トレード時に注意点

セットアップの条件が整ったとしても、損切り位置となるEMA50とエントリー位置のEMA25の距離が近すぎる場合には、ちょっとしたノイズで損切りとなる可能性が高くなります。

トレンドの初動に多い傾向です。

そうした場合には、損切り位置をサポレジに隠す、次のチャンスを待つようにするといいですね。

そして押し目や戻りもなく大きく動いた後は、戻しも大きくなるケースが多いので要注意。

特に上位足で意識されるサポレジに到達した時には、反対売買が出て大きく戻す事も少なくありません。

まとめ

今回のEMA3本を使う5分足スキャルピング手法は非常にシンプルですが、トレンド時にはこんな簡単な手法でも勝てるんです。

逆張りに慣れていると、トレンドが出た時にエントリーする場所が分からないという人も多いですが、こうした簡単な手法から取り組むのもアリです。

押し目・戻りを付けた後の反発(EMA25抜け)を確認してからエントリーするのがポイントです。
この「反発を確認」という少しの間を挟むことで安全性が高くなります。

チャートの形や上位足で意識されているサポレジ、時間帯などを加味することで勝率を上げることも可能です。

ある程度のスキルがある人はルール通りの利確ではなく、利益を伸ばすのもお勧めです。

 

他にも色んなトレード手法を知りたい!って方は、下記の一覧ページを参考にどうぞ。
数えてませんが、相当数あるはずですw
→その他のトレード手法を見てみる

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