売りと買いの優位性を瞬時に見分けるspan modelの使い方

span modelで売買の優位性を瞬時に判断する

FX侍です、こんにちわ。
先週末にショッピングセンターの喫煙所で知らないオジサンに話しかけられました。

「アイコスって壊れない?」から始まり、オジサンの故障したアイコスの話になり。
最終的にショップに持ち込んで対応してもらった方がいいですよ、と伝えておきました。

大体10分ほどお喋りしてたので、外で待っていた嫁さんの視線が痛かったです(笑)

さて今回は環境認識の記事で登場した「span model(スパンモデル)」というインジケーターの解説。

環境認識については、以下の記事を参考にして下さい。

スパンモデルをチャートに反映させると以下のようになります。
スパンモデルの雲をドル円チャートに表示させた画像

赤雲=下降
青雲=上昇

となっているので、視覚的にパット見で分かりやすいですよね。

一目均衡表と非常に似てますが、基本原理は同じです。

ちなみに以下が一目均衡表の雲だけを表示した画像。
一目均衡表をドル円チャートに表示させた画像

雲の形は同じなので、ただ単に雲を先行させるか現在足に表示させるかの違いです。

一目均衡表=雲を先行させて表示
スパンモデル=雲を現在足に表示

このスパンモデルは、三菱東京UFJ銀行の元ディーラー柾木利彦氏(通称マーフィーさん)が開発したテクニカル指標です。

柾木氏が開発したスパンモデルとスーパーボリンジャーを活用したトレード手法は様々あり、教材も販売されているほど奥が深いです。

それではスパンモデルをどのように活用するのか簡単に解説します。

スパンモデルを活用したトレード方法

スパンモデルを活用したトレードで最も簡単なのは、雲の切り替わりを利用した売買です。
スパンモデルを活用したトレード手法

青雲はサポートになり、赤雲はレジスタンスになるというのが基本的な考え方です。
更に雲が厚ければ厚いほど強いサポレジになります。

イメージとしては…

青雲の上には上昇の風が吹いており、価格が近づくと風に煽られて再び上昇。
赤雲の下には下降の風が吹いており、価格が近づくと風に吹かれて再び下降。
 
雲が厚いほど風が強く、薄いほど風が弱い。
あまり雲から離れると風の影響を受け辛くなるので、雲に近付いて行く。

以上を踏まえた上で、こんな単純なトレード手法が成り立ちます。

赤雲に切り替わる(赤線 > 青線):売り
青雲に切り替わる(赤線 < 青線):買い

それなりにボラのある相場であれば、雲の切り替わりでもそこそこ勝てそうですね。

雲の切り替わりを見逃しても、雲がサポレジになるので押し目買いや戻り売りのチャンスを待ちましょう。
スパンモデルの雲がサポレジになっている画像

ただし「雲がサポレジになるから先回りしてエントリーだ!」と焦ってはダメです。
きちんと反発したのを確認してからエントリーして下さいね。

その他にもスパンモデルを使ったトレード手法はありますが、詳細は他のブログに譲ります。
FX侍はスパンモデルを利用したトレードはしてませんので。

スパンモデルの使い方

スパンモデルは以下のPDF11ページ目を参考にダウンロードして下さい。
→スパンモデルのダウンロード

スパンモデルは、雲以外にも遅行線が搭載されています。
しかしFX侍は、雲が見たいだけなので以下のように設定しています。
スパンモデルの設定画像

わざわざ黒をNoneに変更する理由は、以下の画像のように雲が微妙に欠けたように見えるからです。
スパンモデルで雲が欠けたように見えるので不要な線を消しています

画像だと分かりにくいかもしれませんが、MT4で見ると気になるんですよ。
遅行スパンの黒い線が雲の中を通るので、欠けたように見えるのが原因です。

FX侍は、こういう細かい部分もきちんとしてないと嫌な性格なんですよね。
まぁ、このスパンモデルの設定については、特に難しい事は無いので完全に好みです。

雲の線の太さも3だと太過ぎて嫌なので、2に変更してます。
これも完全に好みです(笑)

FX侍の使い方

FX侍はスパンモデルを環境認識の為に使っています。
ちなみに以下がいつも使っている環境認識のチャート画像です。
ドル円5分足チャートにスパンモデルの雲と1時間足のチャネルラインを表示させた画像

5分足にスパンモデルの雲と1時間足のチャネルラインを表示させています。

チャネルラインの向きと雲の色と向きで方向性を確認。
基本的には順張りで考え、雲やチャネルラインはエントリーのタイミングを測るのに使ってます。

チャネルラインや雲に近づいた時に、反発するのか抜けるのか。
分かりやすい場所でトレードする為にも、チャンスを待つのが大切です。

環境認識にもトレードにもスパンモデルは活用でき、トレードプランが立てやすくなるので一度お試しあれ。

環境認識での使い方については、以下の記事を参考にして下さい。

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