FX侍です、こんにちは。
『FXのプロ』と聞いてどんなイメージを持ちますか?
明確なプロの定義ってのは特に無いんですけど、専業・兼業を問わず勝率95%以上を安定的に維持している人が該当すると個人的には考えています。
プロの中でもレベル差は当然ありますが、勝率にムラが無いのが絶対条件ですね。
例え専業トレーダーでも、1年で数ヶ月は負け越すけど年間トータルでプラス!みたいな人は対象外です。
そんなハイレベルな人って実在するの?と思われるかもしれませんが、FX侍塾には普通にいますからねw
で、ここからが本題。
そんなFXのプロたちは、今から価格がどっちに動くか当てられるでしょうか?
それぐらいの特別なスキルがあるから、安定して勝ち続けられるような気もしますよね。
プロが値動きを当てられる理由
先日Twitterで(あ、今はXですねw)こんな投稿に目が止まりました。
昔の2chでの書き込みです。
投稿者はFXで50万円を1億にしたそうです。
小さい子供が公園で遊んでいる
この子供が何をするかは予測不能だしかし鳩の群れに向かっていくのを見た瞬間、鳩が飛び立つのは予想できる
損をする人は子供の挙動に賭けているのだ、だから当たったり外れたりする
子供が鳩の群れに向かうまで待つのだ、そして鳩が飛び立つのに賭ける
5年ぐらい前に公園でぼーっとしてる時に思ったこと
それ以来、勝てるようになった
なかなか分かりやすい表現だなぁと感心しました。
言ってることは同じでも、表現の仕方はいろいろあります。
・自分の得意なパターンで勝負する
・分かりやすい場所だけで勝負する
・判断が難しい場所はやらない
これらが意味することは全て同じ。
先ほどの子供と鳩の例とも同じです。
もう言いたいことは伝わりましたか?
プロでもパッとチャートを見せられて「さぁ今からどっちにいくか教えて!」と言われても分かりません。
先ほどの例で、子供の挙動を当てようとしているのと同じです。
しかしある特定のチャート形状になった時には、極めて高確率でその後の値動きを外さないのがプロです。
チャート形状プラスα
プロがチャート形状を重視すると言っても、三尊やWボトムなどの形状だけに着目するのではありません。
それは【勝つ時は勝てるけど安定しない単なる教科書的なトレード】に過ぎませんから。
ではチャート形状に何を加味すべきなのか?
テクニカル的に言えば値動きを可視化するインジケーターやオシレーターの形状も判断材料となりますし、抽象的に言えば値動きの意味も重要な判断材料として加味すべきモノです。
どちらもFX侍塾でお伝えしているモノですね、はい。
例を挙げましょう。
天井圏を示唆するチャート形状の三尊(へッドアンドショルダー)。
・抜けなかった高値付近でダイバージェンスを伴ってできた三尊
・ただ単に形が三尊になっただけ
見た目は三尊であっても両者では意味がまるで違います。
その他に…反転を示唆するピンバーも、どこで出現したのか?によって意味(=信憑性)が変わります。
複合的な判断材料と自信の経験から「こうなったらこう動く」という高精度な未来予知ができるのがプロと言えます。
子供が鳩の群れに近づく=鳩が飛び立つ、という原理と同じですね。
こうなったらこう動くという知見を溜めよう
プロでも無条件で目先の値動きが当てられるわけじゃありません。
先ほども書いたように蓄積した経験から「こうなったらこう動く」という高確率なデータを持っており、その条件に合致する場所でトレードを繰り返しているだけなんです。
子供の近くに鳩の群れがいるようなチャートを探して、子供が鳩に近づくのを待っているとも言えます。
・子供しかいない
・鳩しかいない
・どちらもいない
こんなチャートで無理くりトレードしちゃいけません。
条件が揃うのを待つんです。
【子供と鳩がいるチャート=あなたにとってこうなったらこう動くが分かりやすいチャート】です。
その知見が溜まっているなら、そのチャートでチャンスを待ちましょう。
「そんなチャートが分からない」という方は、まずは経験と知見を溜めましょう。
そのためにはトレード記録が必要です。
自分の得意な形をまずは1つ見つけてください。
その1つがあなたにとって武器となりますよ。
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