FX侍です、こんばんわ。
今回は環境認識の記事で登場した「!_MTF_shi_channel_1」というインジケーターの解説。
自動でチャネルラインを書いてくれる便利なインジケーターです。
こういったラインは自分で引けるようになるのが理想ですが、便利なものは活用しましょう。
ただし100%鵜呑みにするのはマズイので、盲信するのは禁物です。
チャネルラインを活用した基本的なトレード方法
!_MTF_shi_channel_1が自動で引いてくれる『チャネルラインとは何か?』を復習しておきましょう。
チャネルラインを簡単に解説すると、上記のイメージです。
トレンドライン:支持線
チャネルライン:抵抗線
便宜上、2本のラインをチャネルラインと呼んでいますが、厳密にはトレンドラインとチャネルラインです。
チャネルラインを表示させると、チャンスを待つ(=引きつけてから優位性のある場所でのエントリー)というトレードプランを立てやすくなるのが大きなメリットです。
・トレンドラインで反発した所で買って、抵抗となるチャネルライン付近で決済
・チャネルラインをブレイクした後に押し目買いでトレンドに乗る
これがチャネルラインを活用した基本的なトレード方法です。
!_MTF_shi_channel_1の使い方
!_MTF_shi_channel_1は以下からダウンロードして下さい。
→!_MTF_shi_channel_1のダウンロード
各自の好みで変更するのは以下の2箇所。
Time Frame:どの時間足のチャネルラインを書くか?※最小が15分です
collor:見やすい色に変更して下さい
ちなみにこのインジケーターは、マルチタイムなのが特徴です。
つまり、5分足を表示させながら1時間足のチャネルラインが表示できるということ。
※表示している時間足にしか対応できないインジケーターもあります。
マルチタイムを活用すると、以下のように複数の時間足のチャネルラインを出すことも可能です。
これは15分足のチャートに、15分足と1時間足のチャネルラインを同時に表示した例です。
どちらの時間軸でもチャネルラインは上昇しているので、順張り目線なら買い場を探すのに役立ちます。
(普通にローソク足を見ても上目線なのはわかりますけどね)
FX侍の使い方
FX侍が!_MTF_shi_channel_1を使う最大の目的は、環境認識の効率化です。
環境認識がイマイチ良く分かっていない人は、下記の記事を参考にして下さい。
まず朝にチャートを開いた時に、1時間足レベルのチャネルラインの流れを見て、トレードプランを立てます。
・上目線なのか下目線なのかを判断
・チャネルライン周辺での動きのシナリオを描く
・エントリーチャンスが来そうな時間を推測
ざっとこんな感じで活用しています。
ただしエントリーするのに、常にチャネルラインを基準にしている訳ではありません。
以下の記事でも書いたように、関係のない場所でもトレードはしています。
FX侍は主に1時間足のチャネルラインを見ていますが、15分足のを表示させれば積極的にトレードに使えると思います。
使い方は人それぞれですので。
注意点を挙げるとすれば、リペイント(再描画)される点です。
チャネルラインを抜けていくと新しいラインが引かれて古いのが消えます。
「このラインは機能してるぞ!」と感じたのであれば、その後も反応する可能性が高いので、自分でラインを引いて残しておく事をお勧めします。
初めまして。
以前からチャネルラインをダウンロードし練習してみましたが、分からない所があって質問しました。
問い合わせ欄から質問するべきかどうか迷いましたが、こちらから質問させて頂きます。
タイムフレームに時間足の分数を記入するのは郵貯なく出来ますが、オールバーの240はタイムフレーム
によって変更すべきかどうか判断がつきません。
オールバーの数を大きくすれば長期間に亘ってチャネルラインが引かれ、少なくすると短期間しかチャネルラインが
引かれないと思います。
質問
❶オールバーの数を設定しなおす必要性はありますか。それとも240のままでよろしいですか。
❷オールバーを変更設定することで、狙いを持った環境認識が出来るのでしょうか。
以上、よろしくお願いいたします。
上田様
コメントありがとうございます(・∀・)
パラメーターの数字云々というのは、基本的に「自分がどんなトレードをしたいのか?」で考える必要があります。
上田さんが240の数字で何か違うと感じるのであれば、あれこれと変更する必要があるかもしれませんし、そもそもこのインジが合わない(または活用しきれていない)という可能性もありますね。
狙うpip数やトレードの時間軸によって狙う場所や見るべきポイントも変わってきます。
・どこで価格が止まりそうか?という、いわゆるサポレジの見極め
・この辺りまでは上がりそう(下がりそう)というトレンドの見極め
チャートは縦横の軸が重要ですが、チャネルラインを使うことで目線が斜めになってしまう人も少なくありません。
一般論になりますが、この辺りを加味しながらチャネルラインは使うといいですよ。
ちなみにチャネルラインはあくまでテクニカルの1つとして参考程度に使い、過信しない方がいいです。
永遠に続くチャネルラインなんてありませんからね。
それと…目的を果たせるなら、チャネルラインに固執する必要もありません。
あくまで手段の1つでしかありませんので。