FX侍です、こんにちは。
今回は「トレンド転換を狙う123リバーサル手法」を紹介します。
チラッとお見せするとこんな感じで狙える手法です。
時間足や通貨ペアは特に問わないので汎用性が高いのがポイントです。
この手法はシンプルなだけでなくエントリーも明確なので、トレンド転換を狙って天井や底で早めにエントリーして負けちゃう癖がある人にはいいかもしれません。
最近の相場はドル安トレンドが主流ですが押しや戻しも大きいので、覚えておくと美味しい思いができるかと思います(・∀・)
トレンド転換を狙う123リバーサル手法の詳細
まずはポンドドル1時間足を事例に解説します。
チャートの真ん中から上昇トレンドが発生してますね。
このトレンド転換を狙うとしましょう。
まずは下準備としてトレンドラインを引きます。
上昇トレンドに対するトレンドラインを引く際のルールは以下の通り。
・高値をつけた波の起点(安値)
・上昇トレンドが始まった起点(安値)
この2点を結びましょう。
上記チャートの赤丸部分を結ぶラインを引きます。
ルール通りにトレンドラインを引くと黄色部分がはみ出してしまいました。
慌てる必要はありませんw
はみ出した場合はトレンドラインを引き直します。
『上昇トレンドが始まった起点の安値』から『次の安値』に起点をズラしてトレンドラインを引きます。
このように起点をズラして引き直します。
・高値をつけた波の起点(安値)
・上昇トレンドが始まった起点(安値) →次の安値
はい、トレンドラインが完成しました。
これで下準備は完璧です。
では次にエントリールールについて解説します。
トレンド転換を狙う123リバーサル手法のエントリールール
価格がトレンドラインを割り込んだら下記のようにエントリーします。
各数字の意味は以下の通り。
1:上昇トレンドでの最高値
2:トレンドラインを割り込んでつけた安値
3:トレンドラインを割り込んだ後の戻しの高値
エントリーは2の安値ブレイクです。
SLは3の少し上に置いておきます。
利確のルールは特にありませんが、以下のように天井圏のレンジ幅を基準に考えるのもアリですね。
この場合はレンジ幅の3倍まで到達してますね。
他には1〜2の値幅と同じ値幅を狙うという考え方もあります。
この場合はわずかに届きませんでしたね。
ただ利確はターゲットの少し手前に置くので、もしかしたらTPに刺さってるかもしれませんw
こうした利確方法もありますが、意識されるであろうサポレジを加味して考えることも大切です。
みんな大好きドル円で検証
お次は好きな人も多いドル円で検証してみましょう。
今度はデイトレード向きの15分足です。
よーく見ると微妙にトレンドラインからヒゲがはみ出している部分もありますね。
ただ個人的にはこれぐらいは許容範囲として考えます。
ではその後の値動きを見てみましょう。
綺麗に123リバーサルが決まりましたね(・∀・)
2の高値抜けを「実体とヒゲ先のどちらで見るのか?」と迷う人も多いでしょうが、個人的には「意味のなさそうなヒゲなら実体」を意識します。
迷う方はヒゲを抜けたらでいいと思います。
この時にボリバンがエクスパンションしていたり、バンドウォークしていたりすると乗っかりやすいですね。
なお…2のブレイク前の早仕かけができるのであればそれもOKです。
「SLが浅くて済むから…」という理由だけでエントリーするのはNGですが、エントリー根拠があれば早仕かけもアリです。
その時々の形にもよるので一概には言えませんが、確度を求めるのであれば2の高値抜けの方がいいでしょう。
まとめ
今回のトレンド転換を狙う123リバーサル手法は、トレンドラインの引き方がポイントです。
「トレンドラインの引き方にはいろんな流派がある」と個人的に思ってますが、今回の手法には明確なルールがあるのがポイントです。
ルール通りにトレンドラインが引けるチャートを探すだけなので分かりやすいんですね。
逆にいうと…
トレンドラインが引けないチャートは無視すればOK。
まずはご自身が普段トレードしている時間足でトレンドラインを引いてみてください。
最初は「あれ?どうだっけ?」と迷うかもしれませんが、2〜3回も引けば理解できるはず。
そんなに難しいルールじゃありませんからね。
インジケーターも不要なので、普段のトレードにぜひ取り入れてみてください。
トレードの幅が広がるはずですよ(・∀・)
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