FX侍です、こんにちは。
今回は小次郎ユーザーさんからも度々質問のある『VPS』についてのお話です。
記事タイトルで答えを書いちゃってるんですが、基本的にVPSは不要派ですw
FX侍もはるか昔は月額2000円ほどVPSを使っていたこともありました。(お名前だったような淡い記憶が…)
PC付けっ放しよりも(なんとなく)EA回すならVPSの方がいいよね?って感じで。
ちなみに今はデスクトップPCをずっと付けっ放しにしています。
(不在の間は画面は消していますがPCは動いている状態です)
PCの耐久性云々というのは、ぶっちゃけ個体差もあるのでなんとも言えません。
しかし小次郎の運用をブログで書き始めた2022年7月以降から、デスクトップPCをほぼ付けっ放しにしていますが特に問題はありません。
では本題の「VPS不要」を唱える理由を解説します。
EAのパフォーマンスがVPSでは落ちる
知らない人もいると思いますが、EAのパフォーマンスは下記の順番で下がっていきます。
1.パソコンに有線LAN接続
2.パソコンにWi-Fi接続
3.VPS
同じEAを回しても、この順番でパフォーマンスが変わります。
(1番が最も好成績です)
この差はネット回線の安定性・速度に起因します。
あ、ちなみにFX侍の環境は2番です(・∀・)
細かい話をするとMT4のサーバーとVPSとの距離が云々みたいな話もあり、その点で言うと海外のVPSは有利だ!的な話も目にします。
最近だとブローカーが所定の条件を満たせば無料VPSを提供するサービスもありますね。
正直その手のVPSは使っていないので、使用感や実際のところは分かりません( ˘ω˘ )
使ってもないのにレビューする訳にはいきませんのでw
まぁタダで使えるVPSで動きもネット速度もサクサクなら問題ないんでしょうが、わざわざ月額数千円を払ってまでVPSを使う必要は特にありません。
色んなコスト面から考えてみる
国内のFXに使えるVPSでは、メモリ2GBで月額2000円〜が平均的な相場です。
(※3つのMT4がストレスなく稼働できる目安が2GBと考えられています)
イメージとしては国内VPSは年間2.5万〜3万円の費用感ですね。
これを基準に考えましょう。
PCを付けっ放しにしておく際の電気代が気になってVPSを考える人もいますよね。
PCと電気代の目安はこんな感じとされています。
デスクトップPC(50~150W):1時間あたりの電気代は1円~4円
ノートPC(20~30W):1時間あたりの電気代は0.5円~0.8円
高スペックのデスクトップPCじゃなければ電気代は大したことありませんし、ノートPCであれば1ヶ月付けっ放しにしていても600円もかからない計算になります。
明らかにVPSを使うよりも安いですよね。
さらに言えば、ディスプレイをOFFにしておけば電気代も当然安くなります。
ノートPCでEAを運用するなら下記を参考にどうぞ。
次にPCの付けっ放しによる耐久性が気になってVPSを考える人もいます。
冒頭でも書いたように私自身の場合、デスクトップPCを1年以上ほぼ付けっ放し(シャットダウンは月に2〜3回程度)で特に問題は出ていません。
元々3〜4年ほど使っていたPCですが、今でも普通に動いています。
小次郎もそうですが、お金を稼いでくれる優秀なEAは何年も運用するのが当たり前。
であるならばVPSの年間2.5万〜3万円のコストは馬鹿になりません。
・2年で年間5万〜6万円
・3年で年間7.5万〜9万円
・4年で年間10万〜12万円
2年間VPSを使うなら、EA用に中古のノートPCが購入できます。
EA専用にするなら重たいインジを使うわけでもないので、そこまでスペックは高く無くても大丈夫ですから。
(確定申告が必要なほど利益が出たのであれば、EA用に買ったPCは当たり前ですが経費になります)
自宅にPCが1台しかなくて、それがもし壊れたらエグいぐらい困る!!という人じゃなければ、そこまでPCの耐久性にナーバスにならなくてもいいかなと個人的には思います。
EAのために付けっ放しにして壊れたのであれば、恐らく近いうちに壊れる宿命だったはずですからw
万が一のリスクを考えるのは大切ですが、リスクを過大評価しすぎて余計なコストを払わないようお気をつけください。
まとめ
PCの付けっ放しによる電気代・故障リスクを考慮してVPSを考える人が多いと思いますが、以上の理由から個人的にはVPSは不要派です。
EAのパフォーマンスが落ちる確率の高いサービスにわざわざお金を払うのはチョットねぇ…w
あれこれリスクを考えるのであれば中古PCをEA用に買うのをお勧めします。
※年単位で運用すべき優秀なEAであるのが前提ですが。
でも一番のおすすめは、今使っているPCの重要なデータはバックアップを取っておいて、そのまま付けっ放しにしておくことです。
ノートPCなら下記で解説したように、画面を閉じてもスリープにならない設定にしておきましょう。
で、ある程度EAを運用をしていて「あ、確定申告が必要になりそうだぞ」となったらEA用のPC購入を考えればいいでしょう。
先ほども言ったように、万が一のリスクを考えるのは大切ですが、リスクを過大評価しすぎて余計なコストを払わないようお気をつけください。
年単位で回すべき優秀なEAをお探しであれば小次郎をお勧めします。
波はあれど長く運用すればするほどコツコツ利益が溜まっていきますよ。
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