2本の移動平均線だけの簡単な押し目買い・戻り売り

移動平均線2本だけの簡単な押し目買い・戻り売り手法

FX侍です、こんにちは。

トレンドフォローってどうも苦手なんだよね…
押し目買い戻り売りのタイミングがいまいち掴めない…

そんな方へお勧めの「移動平均線しか使わない簡単押し目買い・戻り売り手法」をシェアします。

チャートはこんな感じ。

▼ポンドドル15分足(クリックで拡大します)
移動平均線しか使わない簡単な押し目買い・戻り売り手法のチャート

海外で紹介されていた手法ですが、SMA9とSMA18しか使わないシンプルさです。
(MACDは縦幅調整のために入れてるだけです)

時間足についての言及はありませんでしたが、15分足ぐらいが一番使いやすいかと思います。

オシレーターなどを加えてもOK。
でもオシレーターに頼るのはNGですよ。

MAの角度やローソク足の読み解き方を訓練すれば、シンプル手法でも押し目買い・戻り売りは十分可能。

トレンドフォローに苦手意識がある方は検証して見るといいですよ( ・∇・)

特に値動きに釣られて追っかけエントリーしちゃう人は要チェックです。

 

移動平均線しか使わない簡単な押し目買い・戻り売り手法の詳細

戻り売りで解説します。
(押し目買いの場合は逆に考えてください)

▼売りのルールその1(クリックで拡大します)
売りのルール1

2本のSMAの並び順に加えて、ローソク足がSMA9より下で推移していることが売りの第一条件です。
この時、2本のSMAが両方とも下向きだとGoodですね。

 

▼売りのルールその2(クリックで拡大します)
売りのルール2

SMA9またはSMA18まで価格が戻したことを確認して、安値割れに売り指値を置きます。
(成行でエントリーしても問題ありません)

上記の場合はSMA18にタッチしたローソク足の安値割れが売り指値の位置になりますね。

戻しがSMA9タッチの場合は浅い戻し、戻しがSMA18の場合は適度な戻しと判断します。
SMA9タッチじゃ駄目ということではなく、トレンドの強さによって戻しの深さは変わるってことです。

 

▼売りのルールその3(クリックで拡大します)
売りのルール3

SLはSMAにタッチしたローソク足の少し上、TPはリスクリワード1:1以上を目安にします。

上記のチャートをパッと見ると、ヒゲ先でSLに掛かっているように見えますが、値動き的には上昇してから下落して売り指値にヒットしている順序なので問題なしです。

なお、SLとTPについては裁量判断を入れた方がいいでしょう。

SLは上記の場合であれば、50pips間隔で表示される薄いグレーの波線より上に置くのが現実的でしょう。
(レジスタンス候補となるゾーンの外側がSLに適した場所です)

TPはリスクリワードで基準にするのもありっちゃありですが、個人的にはサポレジを加味して考える方がスキルにもなりますしお勧めですね。

サポレジ判断に自信がない方は下記を参考にどうぞ。

 

はい、ここまでが基本的なルールです。

非常にシンプルで簡単ですよね。

しっかりと戻りを待って、再度価格が下落を始めた時にエントリーという戻り売りの基本が詰まった手法です。

とは言えルール通りではなくスキルアップのためにも、注意点やワンポイントを付け加えておきます。

 

手法の注意点やワンポイントアドバイス

ルール馬鹿になってしまうと、押しや戻しの強さを無視しますがそれはNG。

▼戻しの強さに注意すべきチャート(クリックで拡大します)
注意点

上記はルール通りであればSMA18にタッチした足の安値割れでエントリー(黄色部分)ですが、赤字で示したような場所がちょっと気になります。

判断に迷うような要因がある場合には、無理してエントリーせず見送るのが賢明です。

SLまでの距離があるから利益も大きく狙えるぞ!なんて自分都合の考え方はダメですよw

 

もう1つ別の例で解説します。
下記は直近のポンド円15分足。

▼注意すべきチャート(クリックで拡大します)
注意点2

黄色部分は浅い押し目ですが、積極的に狙うのであればエントリーしてもOK。

200円というラウンドナンバーと前回高値がSMA9と重なっているので、反発する場所としては複数の根拠が揃っている場所と言えますね。

他に注意すべきポイントは赤で書きました。

・押しや戻しが強い場合は要注意
・価格がヨコヨコからの押しや戻しは怪しい
・長いヒゲが目立つ場所は要注意
・トレンド終焉で入らないようダイバージェンスに警戒(MACDがお勧め)

こうしたポイントに着目すれば、怪しい場所は結構見逃せるはずです。

要するに…トレンドが出ていることをしっかりと見極めて、目先にサポレジ候補となりそうな場所がなく、利確できる値幅がある場所を狙うってことですね。

 

まとめ

押し目買い・戻り売りが苦手な人によくあるのは、目先の値動きを追っかけてしまう失敗。

その結果…

高いところで買ってしまい、押し目形成の下落過程で損切り
低いところで売ってしまい、戻し形成の上昇過程で損切り

で、後からチャートを見たら「損切りしなければ勝ってたのに…」というのはあるあるですw

そんな人は今回の手法をお試しください。

この手法の特徴は、戻し(買いの場合は押し目)があったとしても、価格が再び下落(買いの場合は上昇)しなければエントリーできないという点です。

エントリーするには絶対に待つ必要があるので、追っかけエントリーの矯正にもつながります。

ルール通りで勝率100%!なんて都合のいい話じゃありませんが、注意点で解説したような怪しい部分を見送れば手堅いトレードになるでしょう。

重要なのはトレード回数ではなく、負ける確率の低い場所で戦うことですから。

 

 

うん、なんか綺麗に締まった感じがするぞ(自画自賛w

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