FX侍です、こんにちは。
今回はちょっと珍しいダブルRSI手法を紹介します。
チャートはこんな感じ。
いつもとは雰囲気を変えて白背景にしてますw
反転を示唆するプライスアクションに加えて、2つのRSIとFX Fisherを使う手法です。
通貨ペアや時間足は問いませんが、個人的には15分足ぐらいがバランスが良いかと感じます。
詳しくは後述しますが、RSIと聞くと逆張りをイメージする人も多いですが、ダブルRSI手法はトレンドフォローを意識すると値幅も取れますし勝率も上がります。
ダブルRSIトレード手法の詳細
直近のドルキャドで良い事例があったので、売りのルールから解説します。
・弱気のローソク足(包み足やピンバー)が出る=シグナルバーと呼びます
・RSI(2)が買われ過ぎから下落してRSI(12)を下回る
・FX Fisherが下降の赤に変わる
ここで重要となるのが、シグナルバーです。
売りの場合は弱気のローソク足が出るのが条件なので、包み足やピンバーなど分かりやすいプライスアクションを見つけるのがポイントとなります。
ルールを満たす順番としては、下記のようになります。
弱気のローソク足(シグナルバー)が出る
↓
RSI(2)が買われ過ぎから下落してRSI(12)を下回る
↓
FX Fisherが下降の赤に変わる
FX Fisherの色変わりが最も遅くなりますが、焦らず確定まで待ちましょう。
次に損切りと利確のルールを。
・SLはシグナルバーの上
・利確はRSI(2)がRSI(12)を上回ってFX Fisherが上昇の緑に変わる
相場状況によってRSIのクロスで利確した方が利幅が大きいこともありますし、トレンドが伸びればRSIとFX Fisherの2つのルールで利確した方が利益は大きくなります。
その辺は適宜調整して頂くといいですね。
まぁ天井や底で利確するのは非現実的なので、裁量判断に自信が無いならRSIとFX Fisherの2つで利確するのがいいです。
ちなみに上記のドルキャドは丁度ボラが大きな時だったので、ルール通りで約130pips取れてます。
買いの場合は単純に売りルールを逆に考えればOKですが、念の為に記載しておきます。
・強気のローソク足(包み足やピンバー)が出る=シグナルバーと呼びます
・RSI(2)が売られ過ぎから上昇してRSI(12)を上回る
・FX Fisherが上昇の緑に変わる
下記チャートの左側が買いルールです。
画面右側ではSLには掛かってないけど手仕舞いという形で負けていますが、後述するポイントに気をつければ負けは避けられる場面です。
ダブルRSI手法の勝率を高めるポイント
基本中の基本ですが、ダブルRSI手法はトレンド方向の売買に絞った方が勝率は高くなります。
上昇中に売りでも取ってやろうと欲張るのはお勧めしません。
(腕に自身があるならまだいいんですけどね)
要するに、自分が「これはトレンドだ!」と判断できる通貨ペアを選んでトレードしようねって単純な話です。
分かりやすい状態の通貨ペアを探すために、監視する通貨ペアは増やしましょうねって話がこちらです。
また、先程のドル円の負け事例でも言えることですが、トレンドが出やすい・伸びが期待できる時間ってのはある程度決まってます。
基本的にトレンドを狙うのは欧州~NY時間ですが、日本時間で深夜1時を過ぎるとレンジの確立が高まります。
ブログ内で常々書いていますが、エントリー後の大きな伸びを期待するなら残された時間も考慮しましょう。
最も勝率を左右するポイントとして、エントリーを判断するシグナルバーの判断が重要となります。
意思が明確でないローソク足の場合にはトレードを見送る判断も必要です。
分かりやすい包み足やピンバーを目安にするのがオススメです。
利確の考え方
FX Fisherは単に色を見るだけではなく、横ラインの数値にも注目しましょう。
+0.5と-0.5付近では一旦頭打ちになるケースが多いので、そこを利確目安にするのもアリです。
(トレンドが強ければ調整後に再び伸びていきますけどね)
まとめ
ダブルRSI手法はトレンドフォローを意識すると、エントリー後の伸びが期待できるので利幅が大きくなるのが特徴です。
通貨ペアも時間足も問わないので、自分が判断しやすい通貨ペアを積極的に探すとチャンスにも恵まれます。
方向性とシグナルバーの判断に間違いがなければ、自ずと勝率も高くなります。
RSIとプライスアクションを使う手法は、下記にも共通する部分がありますね。
インジケーターとテンプレートは下記からダウンロードして下さい。
→ダブルRSI Trading System(ZIP形式)
その他、RSIを使うトレード手法は下記も参考にどうぞ。
この記事へのコメントはありません。