FX侍です、こんにちは。
FXは後出しジャンケンでOK!という内容をいくつかの記事で書いてきました。
かなり重要なポイントなんですが、具体的にどういう事か分からない人もいるので、今回は直近のチャートで具体例を挙げて解説します。
これを読めばトレード結果が変わる人も出てくるはずです(*´ω`*)
後出しジャンケンの具体事例
例えば下記のポンドドル1時間足では、ロングとショートのどちらが有利でしょう?
(直近部分を隠しています)
同じチャートを見ても人それぞれ見方が違うはずなので、色んな考えがあってOKです。
というか複合的な視点で見ることが大事です。
下記のように、EMA200や高値安値に注目して下目線って人もいるでしょう。
直近の流れに注目して、目立った高値安値更新もないのでレンジと見る人もいるでしょう。
このチャートを上目線で見るってのは無理がありますが、こんな風にいくつかの見方ができますよね。
ただし見方が色々あるってことは、まだ明確な決着が付いていない証拠とも言えます。
そこで誰が見ても「これは方向性が決まったね!」となるのを待つんです。
我々トレーダーは徹底的に卑怯者になればいいんです。
方向性を決めるバトルに参加する必要は一切ありません。
先程のポンドドル1時間足だとこんな感じですね。
▼ポンドドル1時間足の理想的な売りシナリオ
目立っている安値を明確に割れば、誰が見ても下目線になりますよね。
(よっぽどチャートが読めない人は別でしょうがw)
で、安値を割って戻ってきたところで売れるのが理想的な形です。
じゃあ、この時点であなたがすべきことはなんでしょう?
かんたんですよね。
理想的なチャートの形になるまでただ待つんです。
こうなったらトレードしやすいな~(・∀・)
って形を想像できたら、そのチャンスが来るのを待ちましょう。
それがシナリオを立ててチャンスを待つって事です。
詳細は下記を参考にどうぞ。
じゃあその後の値動きを見てみましょう。
ほぼイメージに近い形で下がっていきましたね。
ただし重要なのは、実際にどこでエントリーできるのか?という点です。
イメージが合っていてもエントリーできなければ意味がありませんのでw
という訳で…15分足を見てみましょう。
実体で明確に安値を割った=分かりやすく下目線
ということで、安値ブレイク後に下げが加速しています。
売りが勝ったのを確認して、私達は後出しジャンケンで乗っていけばいいんです。
まず1つエントリーチャンスで考えられるのが、このブレイクの流れに乗る手法。
ブレイク手法は下記で色々まとめてあるので参考にどうぞ。
ブレイクの乗れなかった場合は、戻り売りを狙うことになります。
上記チャートで黄色い丸で囲んだ場所が、なかなかGoodな狙い目です。
安値ブレイクで売りポジションが多く入った場所なので、そこを抜かせないようにレジスタンスとして機能しています。(EMA200とも重なっているのもいいですね)
下記の記事がイメージとしては分かりやすいので参考にどうぞ。
こうして具体例を見れば、FXは後出しジャンケンって意味がよく分かりますよね。
方向性を見極める(自信がない場所で手を出さない)
↓
勝負が決まったら後出しジャンケンでブレイク、押し目買い・戻り売りを狙う
これが最も楽な後出しジャンケントレードです。
最後のもう1つ、直近のチャートで具体例を挙げておきます。
ユーロドルの後出しジャンケン事例
下記のユーロドル1時間足では、ロングとショートの2つのパターンが考えられますよね。
(直近部分を隠しています)
あ、レンジという可能性もありますが、ここは分かりやすく上か下かの2択でw
こんな風ならトレードしやすいな~ってイメージができたので、後はそのチャンスを待ちましょう。
では、その後の値動きを見てみましょう。
安値を割って下がっていきました。
さて、このチャートでエントリーチャンスはあったでしょうか?
15分足を見てみましょう。
安値を割る → 安値に戻って叩かれる という分かりやすい形になってませんね。
じゃあエントリーできないじゃん(´·ω·`)ショボーン
って諦めるには早いです。
分かりやすいエントリーチャンスは隠れていますよ。
注目していた安値を割った後、直近安値でキレイに反発している場所があります。
コレに関しては下記で解説してるので参考にどうぞ。
知らない人も多いですが、ぶっちゃけ勿体ないです。
まとめ
FXは自分が判断できる自信のある場所で戦うことが重要です。
上か下かの方向性を決める戦いに参加する必要は一切なく、買いと売りのバトルの決着が付いてから有利な方に参戦するのが個人トレーダーが相場で生き残る手段です。
分かりやすい高値・安値をブレイク
↓
後出しジャンケンでブレイクに乗る or 押し目買い・戻り売りを狙う
これを意識するだけでも、負けを減らして結果的に勝率は高くなるはずです。
後出しジャンケンで使うトレード手法は下記を参考にどうぞ。
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