FX侍です、こんにちは。
今回はRSIのダイバージェンスを使った簡単トレード手法を紹介します。
では早速、今回のチャートを。
RSIを表示しただけのチャートです(*´ω`*)
とは言え、ポイントを抑えればこのシンプル過ぎるチャートでも大丈夫。
RSIのダイバージェンスを見つけて、ローソク足でも転換形状が出た時にトレードするだけなので、やるべきことはシンプルですので。
要するに、転換を示唆するオシレーターのダイバージェンスに加えて、ローソク足でも転換を示唆する形状が出れば、転換の確率は高くなるよね?って事です。
※ちなみに記事では、便宜上コンバージェンスもダイバージェンスと表記します。
ダイバージェンスとコンバージェンスの違いが分からない方は、下記を参考にどうぞ。
RSIのダイバージェンスを使うトレード手法の詳細
RSIのダイバージェンスを使うトレード手法では、トレードチャンスの回数と精度のバランスが取れている1時間足を使います。
通貨ペアは特に問いません。
トレードルールも非常にシンプルなので、初心者の方でも取り入れやすいですね。
1.RSIの70以上(又は30以下)でダイバージェンスが起きている場所を探す
2.ローソク足の転換形状(ピンバーや包み足)が出たらエントリー
エントリー・利確・損切り位置の基本ルールはこんな感じです。
エントリー:転換形状が出たローソク足の高値より少し上
損切り:ダイバージェンスが出たローソク足の安値より少し下
利 確:エントリーから損切りまでと同じ距離
チャートで見ると分かりやすいですね。
非常にシンプルなルールなので、特に迷うことも無いかなと。
ちなみに利確は伸ばしてもOKです。
直近3回のトレード内容を示したのが、下記のチャートです。
最初の2回は勝ちですね。
TP1とTP2がありますが、TP1の距離を2倍にしたのがTP2です。
TP1だとリスクリワードが1:1で、TP2だと2:1になります。
最後の1回は、40pipsほどの含み益でまだ決着が付いていない状況です。
(※アメリカ大統領選挙の途中なので、通常は見送る場面ですけどねw)
こんな感じでRSIのダイバージェンスをトレードに活用します。
勝率を高める工夫
チャート形状やサポレジを意識すると、RSIのダイバージェンス手法の勝率は上がります。
ダイバージェンスはトレンド転換のサインと勘違いする人も多いですが、正しくは「トレンドの終焉を示唆するテクニカル」です。
つまり、ダイバージェンスが起きた場所に何かしらの理由が加われば、勝率が高くなるのも必然ですよね。
ダブルトップやトリプルトップ、ヘッドアンドショルダー、ラウンドナンバー、抜けられない高値安値、フィボナッチ、MACDの転換など、プラスアルファの要因が加わるとより信頼度が高くなります。
RSIのダイバージェンスの表示するインジケーターの注意点
RSIのダイバージェンスを表示する便利なインジケーターもあるので、自動で検知してくれる方が楽だな~って思いますよね。
▼RSI-Divergenceを表示したポンドドル1時間足(クリックで拡大します)
上記のインジケーターは、ダイバージェンスが起きた場所を矢印で表示してくれますし、ローソク足にもラインが表示されるので分かりやすいです。
しかし…
この手のインジケーターでは、意外と見落とされる部分が少なくありません。
例えば下記のチャートで丸で囲んだ部分は、インジケーターでは検知されていませんでした。
(上のインジケーターを表示したチャート画像と比較してみて下さい)
▼インジケーターで見落とされたダイバージェンス(クリックで拡大します)
今回の手法では、ダイバージェンスの起点が70以上・30以下となっている部分だけを対象としています。
条件が絞られている上、1時間足を使うので、複数通貨ペアを監視するのもそこまで大変じゃありません。
一応、インジケーターはダウンロードできるようにしておきますが、個人的には不要かと。
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