15pipsを狙う15分足スキャルピング手法

FX侍です、こんにちは。

今回は海外サイトに載っていた15pipsを狙う15分足スキャルピング手法を紹介します。

チャートはこんな感じのシンプル構成。

▼クリックで拡大します
スキャルピングで15pipsを狙う手法のチャート

矢印サインとトレンド方向を示すオシレーターのみ。

MACDに似ていますが微妙に違うようですね。

・欧州時間又はNY時間
・5分足又は15分足
・メジャー通貨ペア推奨

トレードチャンス自体はそこまで多くありませんが、工夫次第で勝率も成績も上げることは可能です。

スキャルピングで15pipsを狙う手法の詳細

トレードルールはシンプルです。

欧州・NY時間に矢印サインとオシレーターの向きが揃っていればエントリーというだけ。

▼トレードルール(クリックで拡大します)
スキャルピングで15pipsを狙う手法のトレードルール
(縦線がサイン確定で、実際のエントリーは次の足となります)

TPは15pips、SLは緑バンドの外側です。

ま~何ともシンプルですw

 

では直近約5日間の結果を見てみましょう。
※チャートの縦線の始値でエントリーとしています

▼ポンドドル15分足の結果(クリックで拡大します)
ポンドドル15分足の結果

ギリギリSLに掛からず何とか利確って感じです。

 

▼ユーロドル15分足の結果(クリックで拡大します)
ユーロドル15分足の結果

最後のトレードはトレンドの終盤に捕まってしまいましたね。

 

▼オージードル15分足の結果(クリックで拡大します)
オージードル15分足の結果

2回目のトレードは深夜3時だったので値動きがなくなって結果的に利確って感じですね。

 

▼ドルスイス15分足の結果(クリックで拡大します)
ドルスイス15分足の結果

サインツールあるあるのレンジで負けてますねw

 

▼ドル円15分足の結果(クリックで拡大します)
ドル円15分足の結果

2本目の負けは裁量なら絶対に見送る場所ですねw

 

▼ドルキャド15分足の結果(クリックで拡大します)
ドルキャド15分足の結果

コレも負けの2本は裁量目線だったら普通にスルーしますw

無裁量で検証した結果、約5日間で10勝6敗、勝率62.5%でした。

まぁ当たり前ですが、ルール通りに従ってトレードするならEAにしましょうって話です。
簡単な裁量目線を入れることで、こういったシンプルな手法は使いやすくなります。

それではこのスキャルピング手法を使える手法にするためのポイントを解説します。

 

勝率、成績を上げるためのポイント解説

簡単にいえば…15pipsという自分都合に固執せずに、ある程度の利幅が見込める場所だけを狙いましょう。

別に今回のサインが「ここなら15pipsを取れるよ!」って計算してる訳じゃないので、そこは自分で判断しないといけませんw

また、勝率自体がそこまで高くはないので利益を伸ばすことで、トータルの成績が良くなります。

例えば下記のような裁量判断は比較的簡単ですね。

▼ドルスイス15分足(クリックで拡大します)
勝率、成績を上げるためのポイント1

・直近安値という1つの節目を抜けたら利益を伸ばしていく
・逆方向のヒゲが出てきて値動きが怪しくなってきたら微益でも撤退する

この辺りの判断は最低限必要ですね。

上記1本目の売りで直近安値までの利幅が数pipsしかない…という状況なら見送った方がいいですし、ある程度の値幅があって自信があるなら2本エントリーするとか、選択肢は色々あります。

 

また、もう少し裁量目線を加えて利益を増やす事例がこちらです。

▼ポンドドル15分足(クリックで拡大します)
勝率、成績を上げるためのポイント2
※メインチャートにsamurai-lineを表示しています

裁量トレードなら白色のレンジブレイクをサクッと取れた場面ですね。

それは今回の話とは関係ありませんがw

上記ではレンジがレジスタンスとして上値を抑える形になっており、ダウ的にも下降トレンドと判断ができるかがポイントですね。

その見極めができれば、2回のサインでエントリーして利確目標まで1トレードでがっぽり取れます。
(上記の場合は約40pipsほどの利益になります)

こうした工夫を取り入れることで今回のスキャルピング手法の結果がグンとアップします。

 

まとめ

今回のようなインジケーターを主体としたトレード手法は、インジが合うタイミングの相場で相当威力を発揮します。

そういう時はルール通りのトレードで連戦連勝となるんですよね。

しかしそのボーナスステージが終わった時に、裁量判断を加えないと利益を吐き出してしまうので要注意。

恐らく記事を書いてる今現在は8月の夏枯れ相場ということもあって、この手法のインジがそんなに合わないような気がします。

 

また、欧州・NY時間のドルストレートが推奨されていますが、東京時間の『円×オセアニア通貨』などマザーマーケットの通貨ペアという選択肢もアリでしょうね。(通貨ペアに応じた利確幅は考えないといけませんが)

盲目的にルール通りに使うのではなく、上手に活用するという意識で使ってみると、シンプルなだけにアレンジがしやすい手法です。

 

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