FX侍です、こんばんは。
今回は通貨強弱を知るツールとして人気の「マタフ」の実践的な使い方を解説。
マタフの基本的な使い方と見方、実際的な2つの使い方、注意点を徹底解説します。
この記事を読めばマタフの事は完璧です(*´ω`*)
多くの人とは違う使い方も解説するので、これを読んでライバルを出し抜いて下さいw
マタフの基本的な使い方と見方
まずはマタフの基本的な見方と使い方を解説します。
下記リンク先の中段にあります。
→マタフの通貨強弱ページ(別窓で開きます)
使い方は3ステップなので簡単。
・強弱を比較する通貨ペアを選ぶ
・比較する時間足を選ぶ
・表示する期間を選ぶ
折れ線グラフの上側(プラス側)に位置する通貨ほど強い(=買われている)という見方をします。
上記の場合、オージードルが最も強く、ポンドが最も弱い通貨です。
通貨強弱を根拠とする従来のセオリーでは、オージードルを買ってポンドを売るのが効率的なトレードとなります。
実際のチャートを見てみると、ポンドが弱くオージーが強いので、ポンドオージーは下降トレンドを形成しています。
このように、最も強い通貨と最も弱い通貨の組み合わせでトレンドが出ている通貨ペアを探すのがマタフの基本的な使い方となります。
マタフの実践的な使い方(トレンドフォロー編)
それではマタフの実践的な使い方を詳しく解説していきます。
まずは一般的なマタフの使い方でもある「トレンドが出ている通貨ペアを見つける方法」ですが、先ほど紹介したものとは少々異なる見方をします。
下記のように、マタフの折れ線が直近で上昇している通貨と下降している通貨を選びます。
※並び順ではなく、折れ線同士の差が開いていく通貨ペアに着目します。
▼マタフ1時間足(クリックで拡大します)
上記の場合、キウイドルが直近で上昇しており、カナダドルが直近で下降しています。
つまり、キウイカナダ(ちょっとマイナーですがw)に強いトレンドが発生している事がマタフから分かります。
実際のチャートがこちら。
非常に力強く上昇しているチャートです。
あとは、押し目買いのタイミングを待ったり、レジスタンスのブレイクを待ったりと、その時々のチャート形状に合わせた手法を選択すればOKです。
トレンドフォローが苦手な方は、下記で紹介しているFX侍テンプレートがお勧めです。
表示期間を変えると異なるトレンドが見える
上記で解説したマタフの使い方と同じですが、表示期間を変える事で折れ線グラフの様子も変わります。
下記は先ほどのマタフと同じ1時間足ですが、表示期間を短めに設定しています。
※画面下部のスライダーを左右に動かすと表示期間の変更ができます
▼表示期間を短めにしたマタフ1時間足(クリックで拡大します)
先ほどのマタフの画像と見比べてみてください。
キウイドルが直近で上昇しているのは先ほどと同じですが、今度はドルと円が直近で下降している+最も売られている通貨という事が鮮明に分かりました。
つまり、キウイドルを買って、ドル(又は円)を売るという先ほどとは異なる選択肢の登場です。
では実際のチャートを見てみましょう。
マタフの結果通り、どちらも力強い上昇を描いています。
このように、表示期間を動かす事で見える結果も変わる点は覚えておいて損はありません。
マタフの実践的な使い方(レンジの逆張り編)
マタフの通貨強弱を活用して、トレンドが出ている通貨ペアを選んでトレードするのは誰もが思いつく使い方です。
しかしあえて「トレンドが出ずにレンジになっている通貨ペア」を探し出してトレードするという通好みの使い方もあります。
レンジは方向性を間違えても、トレンド相場とは違って助かる確率が高いのが特徴です。
サポレジを見極める必要はありますが、こういった普通とは違う使い方もアリです。
詳細は下記のページで解説しているのでどうぞ。
当ブログの隠れた人気記事ですw
マタフの注意点
マタフの結果と実際のチャートが異なるケースがあるのを注意点として押さえておきましょう。
例えば下記のマタフを見て、ポンドドルはどんなチャートになっていると思いますか?
ちょっと考えてみて下さい。
それでは実際のチャートを見てみましょう。
▼ポンドドル15分足(クリックで拡大します)
マタフの表示期間と上記チャートの表示期間はほぼ合わせてあります。
いかがですか?
ポンド優位の時期にポンドドルが上昇するのは想像できたかと思いますが、それ以外の部分の値動きはイメージ通りでしたでしょうか?
では次のマタフを見て下さい。
全般的に円よりもドルが買われているのが分かりますね。
ドルが強くて円が弱いので、ドル円の実際のチャートは上昇しているでしょうか?
しかし実際のチャートはこんな感じ。
マタフの結果から想像するチャート形状とは少し違いませんか?
ドルが一貫して円よりも強かったのに、実際にはレンジや下落している部分が目立ちますよね。
このようにただ単にマタフで折れ線の位置関係だけを見ても、実際のチャートを正しく反映している訳ではない事を注意して使うようにして下さい。
マタフの実践的な使い方(トレンドフォロー編)でもお伝えしたように、折れ線グラフ間の差の拡大縮小が実際の値動きに近いです。
ちなみに、下記で解説しているFinvizの通貨先物チャートであれば、ドルを基準とした各チャートが一覧で見れるのでこちらもお勧めです。
お、マタフよりこっちの方が良いじゃんwって人もいるかもしれません。
まとめ
マタフを使って億を稼いだ大学生が登場した事で、マタフは優秀な通貨強弱ツールとして有名になりました。
→マタフの通貨強弱で億を稼いだ大学生(外部リンク)
同様のツールは他にもありますが、時間足・表示通貨・表示期間を自由に変更できるのはマタフの大きなメリットです。
トレンドが出ている通貨ペアを見つけて、押し目買い・戻り売りができればトレードは相当楽になります。
そこで高確率で反発するポイントが分かるFX侍テンプレートを使うと、圧倒的にトレンドフォローがやりやすくなるのは言うまでもありません。
マタフと非常に相性がいいので、気になる方はチェックして下さい。
いや、押し目買い・戻り売りなんて余裕だしw
って方は今回解説したマタフの使い方で、ザクザク稼いで下さい( ・∇・)
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