ボリンジャーバンドを特性別に3つに分類

ボリンジャーバンドの特徴を3つに分類する

FX侍です、こんにちわ。

今回はボリンジャーバンド(以下ボリバン)を分類して正しく理解しよう!という話。

ボリンジャーバンドを正しく理解すれば、順張りが優位なタイミング・逆張りしてもいいタイミングが見極められます。
2σタッチを逆張り目安としている人は多いですが、正しくボリバンを理解すればレンジ時間の逆張りで10pips以上は楽に取れるようになります。

ただしエクスパンションとスクイーズしか知らないなら危険です。
安易に逆張りしてると気持ちよくサクッと負けますよ。

ボリバンの3種類を覚えるのが大切です。

ボリバンはエクスパンション・パラレル・スクイーズの3部構成

下記はボリバンを3つに分類して、色分けをしたチャートです。

▼ドル円5分足(クリックで拡大します)
ボリンジャーバンドを3つに分類したチャート画像

基本的にボリバンは、エクスパンション→パラレル→スクイーズ→エクスパンション…と推移します。

ただし例外もあり、エクスパンション→更に大きい2段階目のエクスパンション、という動きになる事もあるので、基本を覚えるのは大切です。

エクスパンション

値動きが大きくなって、ボリバンが上下共に広がり始める段階。
エクスパンションで適当な逆張りすると簡単に損失が膨らむので、順張りで乗っていくのが正解です。

レンジや抵抗をブレイクする時に見られる形ですが、騙しの場合もあり。
時間帯と通貨ペアによってエクスパンションからの伸びは異なります。

とは言え、ボリバンに順張りで乗るのが苦手って方も多いですよね。
下記の記事を読めば、飛び乗るべきエクスパンションが見極められるようになります。

パラレル

パラレルは平行という意味。
ボリバンが平行になって上か下に向いている状態を指します。

エクスパンション後、ローソク足と反対側のボリバンの広がりが無くなり、+2σと-2σが平行に推移していきます。

▼ドル円5分足(クリックで拡大します)
ボリンジャーバンドのパラレルの解説

上記はパラレルの特徴的な動きがあった、ドル円の動きです。
強いトレンドが発生すると、パラレル中にバンドウォークとなり、一方向に値段が動きます。

何も考えず単純に『±2σのタッチで逆張り』をしていると、パラレルであっという間に負けます。

角度が付いているパラレルの時は、ボリバンが向いてる方向にローソク足が動いていく確率が高いです。

スクイーズ

値動きが小さくなると、ボリバンが収縮してレンジに移行します。
大きく動いた後ほどエネルギー(ポジション)を溜める為、スクイーズの期間が長くレンジとなります。

この期間にレンジの逆張りをするのが最も安全性が高いです。
ただし執行足だけではなく、上位足のボリバンのスクイーズになっているとより精度が高くなります。

マルチタイムフレームのボリバンを見ると、順張り・逆張りのタイミングが分かりやすいのでお勧めです。

5分足を使うデイトレードの場合、1時間足のボリバンがスクイーズしていると逆張りが成功しやすいです。

ボリバンを活用する際の注意点

トレード手法によってボリンジャーバンドを使い分けるべし!

ボリバンは逆張りで使うって認識の人も多いですが、本来は順張りで使うもの。
これは開発したジョン・ボリンジャー氏本人が言ってますので。

しかしボリバンを分類して正しく理解すれば、逆張りで使えるのも事実。

自分はどんな狙いでトレードをするのか?によって、ボリバンの見方を分けるのが大切です。

エキスパンション・パラレル・スクイーズの違いを理解した上で、下記の記事で解説しているボリバン逆張り戦略を活用して下さい。

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