利確目安を計る2つのフィボナッチ

利確目安を2つのフィボナッチで探る方法

FX侍です、こんにちわ。

今回はフィボナッチを使った利確目安の考え方について。

トレーダーにとって利確は永遠のテーマでもありますが、色々な目安があります。

テクニカル的な引き出しの数が多いほど有利なのは間違いないので、今回のフィボナッチを使った利確の考え方も覚えておきましょう。

利益を伸ばす方法の1つとして参考にして下さい。

フィボナッチ・リトレースメントで利確目標を探る

前回の記事で「サポレジを活用した鉄板トレード」を解説しました。
要は強力なサポレジを見つけて、それを背にエントリー!って内容です。

詳細はこちらの記事をチェックして下さい。

上記の内容を加味した上で、エントリーした際の利確目標をどこにするか?という解説です。
今回の記事を読む前にチェックしておくことで理解が深まります。

 

下記はドル円4時間足チャートです。

青い四角形は、上昇が阻まれている強力なレジスタンスゾーンです。

直近の大きな上げに対するフィボナッチリトレースメントを引いています。
そしてレジスタンスを背に、4時間足の包み足を確認して下記チャートのようにショートしたとします。

▼ドル円4時間足でのエントリー例(クリックで拡大します)
フィボナッチリトレースメントを使った利確目標の事例1

エントリー後にフィボナッチリトレースメントの38.2まで到達していますね。
ざっくり4時間足の包み足だけでエントリーした場合を仮定していますが、38.2でサクッと利確しても約20pipsは取れています。

本当は短い時間足で根拠を重ねてエントリーしないといけませんが、今回は概略の解説なので省略します 照

 

フィボナッチリトレースメントの2種類の引き方

1つは、目立つ大きな上昇下降を基準として引くパターン。

▼大きな上昇下降を基準とするパターン
大きな波形認識を基準にフィボナッチリトレースメントを引いた事例

 

もう1つは直近の上昇下降を基準として引くパターン。

▼直近の上昇下降を基準とするパターン
直近の値動きを基準にフィボナッチリトレースメントを引いた事例

レジスタンスに反応した包み足でざっくりエントリーした場合を想定しても、フィボナッチリトレースメントに反応した場所で止まっていますね。

・目立つ大きな上昇下降を基準として引く
・直近の上昇下降を基準として引く

どちらの方法でもフィボナッチリトレースメントに反応して価格が止まるケースが非常に多いので、押しや戻りを探る以外にも利確目標としての機能も果たせます。

23.6を突破したら、次の目標は38.2。
そこも突破したら50.0が次の目標…というように、段階的に利確目標を伸ばしていく事もできます。

フィボナッチリトレースメントの基本については下記を参考にどうぞ。

フィボナッチ・エクスパンションで利確目標を探る

リトレースメントに比べるとマイナーですが、フィボナッチエクスパンションは価格の到達予想位置を示してくれます。

中々優秀なツールなので、これを機に使ってみて下さい。
MT4の『挿入 → フィボナッチ』の中にエクスパンションがありますので。

フィボナッチエクスパンションを使った利確目標は、以下の画像のようになります。

▼フィボナッチエクスパンションに反応する様子(クリックで拡大します)
フィボナッチエクスパンションを使った利確目標の事例

リトレースメントと比べると設定値が少ないのでスカスカした印象かもしれませんが、シッカリと価格が反応している様子が分かります。

エクスパンションは慣れていないと使い辛いかもしれませんが、効果は中々のものです。

いや~、フィボナッチって凄いですね(・∀・)ゴイスー

エクスパンションの使い方については下記を参考にどうぞ。

まとめ

どうしてココで価格が止まったの?と疑問に思った時は、リトレースメントやエクスパンションを使ってみると…そこに答えがあるケースも多いです。

欧州勢はフィボナッチが好きですので。

ただ単に高値・安値だけを利確目標とするよりも、フィボナッチを使うことで利益を伸ばす目標が具体的に見えてきます。

利確目標のバリエーションを増やしたい方は下記も参考にして下さい。

 

フィボナッチの凄さをもっと知りたい!という方は下記を参考にどうぞ。


恐らく「ヤバいもん知ってしまった…」となるはずですw

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