絶対にやってはいけない典型的な負けるトレード

FXで絶対負ける!やってはいけないNGトレード

FX侍です、こんにちは。

今回はFX初心者~中級者未満がやりがちな絶対に負けるNGトレードの特徴を解説します。

ここに挙げたNGトレードを止めない限り、FXで勝つことは不可能です。

Ⅰ.スキルに見合わないハイレバ
Ⅱ.何となくのナンピン
Ⅲ.メンタルを基準にした微益撤退や手仕舞い
Ⅳ.直近高値安値だから…というだけの無計画な逆張り
Ⅴ.インジケーターだけを頼りしたトレード

全部で5つあります。
(後から何か思い出したらまた追記します)

これに当てはまる限り、マグレ勝ちはあっても絶対に資金は増えません。

引き際が分からないので、資金が無くなって初めてそこで気付くんです。
「あ…今までの勝ちは実力じゃなかったんだ…」って。

ではそれぞれの項目を詳しく解説します。

スキルに見合わないハイレバ

初心者だけに限らずFXで負ける人の典型的パターンです、はい。

エントリー時のロットは証拠金やスキルに応じて決めるべきもの。

しかし負ける人は、早く稼ぎたいという焦りでトレードスキルと証拠金に見合わない大きなロットでトレードをするんですよね。

ロットが大きければ資金が無くなるスピードも加速します。

もちろん勝てばプラスも大きくなりますが、そもそもスキルが無ければハイリスク・ハイリターンのギャンブルでしかありません。

 

例えば…

3ロット(30万通過)で50pips逆行すると含み損は15万円となります。
1時間ぐらいで50pipsの逆行なんて珍しくありません。

毎月の給料が30万円だとしたら、半月分の給料がわずか1時間で消失します。

この状態で平常心でトレードをするのはほぼ無理でしょう。

正しいトレード手法が身に付いているなら話は別ですが、スキルも無く運任せのトレードをしている限り資金が尽きるのは時間の問題です。

ハイレバの難しさや危険性については下記も参考にどうぞ。

 

何となくのナンピン

賛否両論ありますが、FX侍は基本的にナンピンはOKなスタイルです。

ただし闇雲にナンピンすると確実に大怪我します。

というか、傷口を広げる人は計画性のない何となくナンピンしているんです。

ナンピンをするには下記の条件が最低限必要となります。

・証拠金に対する余裕(ハイレバじゃ無理)
・ナンピン位置で新規エントリーするぐらいの判断材料

この2つが揃わないと絶対に無理です。

「含み損も増えてきたし平均取得単価を下げる(上げる)ためにナンピンするか…」という意識だと、マグレで助かる事はあってもどこかで証拠金を吹き飛ばします。

要するに、ナンピンというよりも「第2エントリー候補」という意識が必要ってことです。

ナンピンについては下記も参考にどうぞ。

ただしサポレジを見極めるスキルが必須なので、自信がない人は止めた方が良いです。

 

メンタルを基準にした微益撤退や手仕舞い

もう負けるのは嫌だから少なくても利益があるうちに利確しよっと…(*´Д`)

こういう自分のメンタルを理由に微益撤退を繰り返す初心者って多いんです。

目先の小さな利益は確実に欲しがるのに、含み損はチャラになるかも…と見ないフリをするんですよね。

…ま、FX侍も経験があるので気持ちは分かりますw

でもこんなトレードではいつまで経っても絶対に勝てません。
特にハイレバでこれをやってるとあっという間に資金が無くなります。

利確も損切りもメンタルというあやふやなものではなく、テクニカルを基準に決めないといけません。

30pipsぐらいは取れそうだけど、安全に15pipsを取るというのはアリですけどね。
目一杯の値幅を取るより手堅い場所を取ればいいだけなので。

重要なのは自分都合ではなく相場都合でトレードを組み立てることです。

正しいトレード手法を習得することで、メンタルでの利確や損切りは無くなります。

下記も参考にどうぞ。

 

直近高値安値だから…というだけの無計画な逆張り

最初に言っておきますが、逆張りを全否定する気はありません。

ただ負ける初心者の多くが、直近の高値安値での逆張りをよくやるんです。

トレンドフォローが良いのは頭では分かっていても、トレンドの判断や押し目買い・戻り売りの場所が分からないという人も多いんです。

その点、直近の高値安値に来たら逆張り!ってのは、FXを始めたばかりの素人でも分かりやすいんですよね。

 

で、この逆張りの厄介な所は、ぽつぽつと勝てちゃう所。

確かに意識されている高値安値は、抜けるにしても何回かアタックしてからブレイクします。

つまりブレイクするまでは逆張りでも勝てちゃうんです。

しかしブレイクされて含み損が自分の処理能力を超えると、戻ってくるのを祈るしかありませんw

そしてトレードスキルが無いと利確や損切り位置をメンタルで決めてしまうので、勝ったり負けたりはするけど結局資金が減っていくだけという結果になりがちです。

逆張りを否定はしませんが、安全性の高いトレンドフォローがお勧めです。

下記も参考にどうぞ。

 

インジケーターだけを頼りしたトレード

分かりやすい例がサインツールに従うトレードですね。

サインの矢印に従ってトレードするだけで資金が増えていくのは理想ですが、残念ながら夢物語です。

どんな相場にも通用するサインなんてありません。

サインツールを活かすにも裁量判断が絶対に必要なんです。

その辺りの詳細は下記を参考にどうぞ。

 

サインツールじゃなく、様々なインジケーターを使っている人も多いです。

「MACDとパラボリックが●●になって、ストキャスが▲▲になったらエントリー」のように、インジを判断材料にしてトレードしても安定した成績は出せません。(インジケーターの数を増やしても同じです)

裁量スキルの無さをインジケーターが埋めてくれる訳じゃありません。

ここを理解しないと…
完全無欠のインジを永遠と探し続けるみたいな遠回りをしちゃうので要注意です。

下記も参考にどうぞ。

 

まとめ

FXはド素人でもビギナーズラックで勝つことが普通にあります。

そしてその運がいつまで続くかは分かりません。

4番目に挙げた『直近高値安値での安易な逆張り』がレンジ相場に上手くハマって、5連勝10連勝する可能性もあります。

そうなったら勘違いするのが人間ですw

もっとロットを上げて儲けたい!というスケベ心が出た途端にレンジをブレイクされ、勢いよく含み損が膨れ上がってお手上げ…というのがオチになるでしょう。

レンジが長ければ、トレンドの燃料が溜まりますからね。

そして根拠のない自信でナンピンなんてしたら…以下略w

 

適当なトレードでも勝てることもあるし、正しいトレードをしても負けることがあるのがFXの難しい所です。

しかし正しいトレードを繰り返せば、自然と資金は増えていきます。

そのためには今回取り上げた5つのNGトレードから脱却しないといけません。

Ⅰ.スキルに見合わないハイレバ
Ⅱ.何となくのナンピン
Ⅲ.メンタルを基準にした微益撤退や手仕舞い
Ⅳ.直近高値安値だから…というだけの無計画な逆張り
Ⅴ.インジケーターだけを頼りしたトレード

これを続ける限り負けます。

本気で苦労した人には、労働収入とは別次元の報酬を手にすることができる世界です。

FXで勝とうと思うなら本気で取り組みましょう。

FX侍塾11期のご案内
トレーダー養成メルマガ

同じカテゴリ内のオススメ記事

  1. FXで負ける人・退場する人の典型的な3つの特徴
  2. ロット調整すべき5つの局面
  3. トレード手法を知っても勝てない理由
  4. トレードチャンスを厳選してますか?
  5. FXに4Kモニターがオススメな理由

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP