FX侍です、こんにちは。
今回は初歩的だけど意外と正しく理解していない人も多い「セットアップとトリガー」について。
(・ω・)< セットアップとトリガーって何?
という質問に直ぐに答えられない人は、この記事を読んでおきましょう。
FX侍も昔は「何?その横文字??」という状態でしたがw
優位性のあるトレードを組み立てる根幹となる考え方です。
セットアップとトリガーとは?を例え話で理解する
まずは、分かりやすく例え話で理解しましょう。
トリガーとは、銃の引き金を意味する言葉です。
つまり、トリガーとは「引き金を引く=銃を撃つ」という意味と考えてください。
次にセットアップとは「どういう状況であれば銃を撃つか?」という背景です。
下記のような関係性ですね。
銃を撃つという行為も、セットアップの条件次第では善にも悪にもなります。
例えば、こんなセットアップで銃を撃つのは、ただのヤベー奴でしかありません。
日本がまだ銃社会でなくて幸いですw
しかしこんなセットアップであれば、銃を撃っても問題にはなりません。
いや、むしろ撃たなきゃダメな状況です。
これでセットアップとトリガーとは?が理解できたかなと。
FXにおけるセットアップとトリガー
FXにおけるセットアップとトリガーの関係性はこうなります。
どういった状況になったら(=セットアップ)
トレードするのか?(=トリガー)
という事。
よくあるMTF分析を例にすれば…
・環境認識で上位足の方向性を確認=セットアップ
・反発するポイントでエントリー=トリガー
これがいわゆるトレンドフォローのセットアップとトリガーです。
(※必ずしも上位足分析が必要な訳じゃありません)
FX侍のブログでは、セットアップを『フィルター』という言葉で解説することも多いですが意味は同じです。
トリガーを発動する為の相場環境がセットアップでありフィルターです。
どんなトリガーがあるの?
トリガーに決まった型がある訳ではありません。
エントリータイミングを計る、トレードの再現性を高める、という目的が達成できればぶっちゃけ何だってOKです。
例えば、MACDが●●になって、MAが■■になったらエントリーみたいな。
もしくは▲▲で反発したら…とか。
別にトリガーは複雑じゃなくても問題ありません。
移動平均線のクロスとか、MACDのクロスとかでもアリです。
重要なのは、シンプルなトリガーが機能するセットアップと組み合わせる事です。
MAのクロスなんてトリガーじゃ勝てないよ( ´,_ゝ`) プッ
と言う経験者もいますが、セットアップとの組み合わせ次第で普通に勝てます。
その辺りの内容は、下記を参考にどうぞ。
また、よく使われるエントリートリガーを知りたい方は下記を参考にどうぞ。
初心者あるある
初心者の頃は、チャートに向き合ってトレードできる時間が確保できると「トレードしなきゃ稼げない!」という無意識の焦りで、何でも無い所でエントリーして負けがち。
誰もが通る道ですねw
こういったトレードが残念な結果になるのは、あらゆるスキルが未熟だから。
自分の初心者時代を思い返してみても、特にセットアップが無茶苦茶でした。
トレードする時間ができた(=セットアップ)
移動平均線のクロス(=トリガー)
こんなトレードを繰り返していれば、証拠金が底をつくのも時間の問題です。
トリガーだけを学んでも勝てない理由
世間一般で「トレード手法」と呼ばれるものは、トリガーに該当する場合が多いです。
※FX侍のブログではそうならないように意識してトレード手法はシェアしていますが
どんなセットアップの時に有効な手法なのか?が分からなければ、使う場所を間違えます。
・トレンドフォロー手法のサインをレンジで使う
・大局の流れを無視した逆張り
こういった間違いを続ける限り、FXで安定的に勝つことは難しいです。
特にFXで勝てない人は、こういった基本的な考え方をごっちゃにして考える癖があります。
物事は抽象化して考えた方が、応用も効きますし理解が深まります。
ぶっちゃけ、トレード手法は大別すると3種類しかありません。
その3種類を細分化した結果、様々なトレード手法が存在しているだけです。
大原則として、トレンドフォロー手法ならトレンドが出ている時に使う。
逆張りやブレイク手法なら大局のトレンド方向に沿った方が安全。
で、後はレンジとトレンドを見分ければ、方向性を全く無視したトレードは無くなるはずです。
要するに、セットアップで状況判断して、それに見合うトリガーを用いるだけ。
方法論が色々あるだけで、これぐらいシンプルに考えると上手くいく人も少なくありません。
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