FX侍です、こんにちは。
今回は苦手としている人も多い「トレンドの強さを簡単に判断する方法」をお教えします。
トレンドの勢いを数値化するATRやADX、RCIなどのインジケーターもありますが、ぶっちゃけ移動平均線だけでもトレンド強弱は分かります。
大切なのは使い方です。
移動平均線でトレンドの強さを判断する方法~その1
ではトレンドの強さを簡単に判断する移動平均線の使い方を解説します。
まずは下記のチャートを見て下さい。
あえてローソク足、通貨ペア、時間軸、価格は非表示にしています。
※メインチャートの縦方向が長くなり過ぎないようにMACDは入れてるだけですw
いかがでしょう。
流れが把握しやすいのではないでしょうか。
ちなみに見て頂いたのはユーロドルの日足チャートでした。
ま、通貨ペアも時間軸も何でもいいんですが。
で、チャートの流れを分類すると下記のようなります。
ざっと以下のようなトレンド分類ができますね。
1:上昇トレンドから転換
2:強烈な下降トレンド
3:方向感のないレンジ
4:再度下値を試す下降トレンド
5:上昇トレンドに転換
6:だらだらとした下降トレンド
7:上昇トレンドに転換
これは日足だから分かりやすいって事ではなく、どんな時間足でも通貨ペアでも同じです。
下記はドル円1時間足です。
強いトレンドが出ている場所が分かりやすいですね。
このチャートに表示しているインジケーターは「MA ribbon」です。
2本の移動平均線の間を塗りつぶしているだけです。
MA ribbonを知らない方は、下記の記事を参考にどうぞ。
要するに、MA ribbon(=移動平均線)を使うだけで、トレンドの強さを簡単に判断できるんです。
MA ribbonを使う強いトレンドの判断方法
2つのMA ribbonをチャートに表示するだけでトレンドの強弱は分かります。
具体的には、下記のような設定で判断します。
・20SMAと50SMAを短期の雲
・80SMAと200SMAを長期の雲
この並び順を見るだけで、強いトレンドが出ているかが分かります。
まぁ、4本の移動平均線のパーフェクトオーダーが成立しているか?と言い換えることもできますね。
長期は短期の4倍の設定にしていますが、これは1時間足で環境認識をした際に4時間足の20SMAと50SMAを表示するのが目的です。
トレンド転換やレンジを示唆する動きは下記のようなイメージです。
・綺麗に雲が並んでいるか?
・価格と20SMA、短期の雲との位置関係
こうしたポイントを見ていれば、トレンドが崩れそうな兆候やレンジの判断ができます。
【トレンド転換の判断】
20SMAから価格がある程度離れると戻ってきますが、短期の雲の中に価格が潜り込んで20SMAが下向きになってきたら、上昇トレンドの終わりを示唆すると捉えることができます。
【レンジの判断】
「上昇の雲=青、下降の雲=赤」に色分けしているので、色の違う雲がグチャグチャ入り混じっていたら迷うこと無くレンジと判断できます。
移動平均線でトレンドの強さを判別する方法~その2
ここまで読まれた方は、あの移動平均線でトレンドの強弱を判断する方法を思いついたのではないでしょうか。
そうです、12本の移動平均線を使うGMMAですね。
今回紹介したMA ribbonを使う方法もGMMAの見方も、基本的な考え方は同じです。
どちらが使いやすいかは人それぞれです。
12本も移動平均線を表示するのもなぁ…って方は、MA ribbonをお試し下さい。
具体的な使い方については、下記を参考にどうぞ。
まとめ
上位足の環境認識でMA ribbonを使って強いトレンドを見つける
↓
下位足で押し目買い・戻り売りできそうな場所を探る
これで手堅いトレンドフォロー手法の出来上がりです。
ただし、押し目買い・戻り売りの方法も様々あるので、そこで躓いている方も多いです。
まだ自分の手法が確立できていないのであれば、FX侍テンプレートもお勧めです。
まぁ、トレンドの方向性を見るスキルが長けているなら、エントリー場所が少々トンチンカンでも結果的に利確できるケースも多いんですけどね。(※含み損に耐えられる人ならという条件は付きますがw)
エントリー後にサクッと利益が乗るのが理想!という事であれば、FX侍テンプレートをチェックして下さい。
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