ドル買いドル売りとは?見極め方も併せて解説

ドル買い・ドル売りとは?具体例や見極め方も解説

FX侍です、こんにちは。

今回は「ドル買い・ドル売りとは?」というFXの基礎だけど大事なポイントの解説。

この記事を書いている時点では「とりあえずドル売っとけばOKっしょw」的な流れになってます。

初心者の方はこの目線が抜けている場合が多いので、しっかりと抑えておきましょう。

通貨ペアの選定に役立つだけではなく、大きなトレンドの見方にも繋がります。

ドル買い・ドル売りとはどういう事?

ドルストレートの通貨ペアが分かりやすいので、ドル買い・ドル売りの意味を改めて解説します。

・USD/JPYの買い=USD買い・JPY売り(=ドル買い・円売り)
・USD/JPYの売り=USD売り・JPY買い(=ドル売り・円買い)

普段何気なく買ったり売ったりしていますが、その裏ではこういった注文がされています。

FXだけではなく、ゴールドやシルバーと言った貴金属、WTIやブレント原油、ビットコインなどの暗号通貨も基本的にはドルを軸に価格が推移します。

例えばゴールドを売買する際には、以下のような注文となっています。

・XAU/USDの買い=XAU買い・USD売り(=ゴールド買い・ドル売り)
・XAU/USDの売り=XAU売り・USD買い(=ゴールド売り・ドル買い)

世界中のあらゆる取引で米ドルのシェアが断トツなのは言うまでもありません。

そのためFXの世界でもCFDの世界でも、ドルを軸に相場を見るのが基本です。

ドルを買う場合、何を売るか?
ドルを売る場合、何を買うか?

このようにドルを軸に、その取引相手に何を選ぶのかを考えるのが合理的です。

 

下記はFinvizの主要国通貨の先物チャートです。

▼主要国通貨の日足チャート(クリックで拡大します)
Finvizの主要通貨の先物日足チャート
※左上のUSDはドルインデックスを示しています

ドルが下落を始めた位置に青い縦線を入れています。

ドルが弱くなった頃から他の通貨が上昇を始めているのが分かります。
(円とスイスフランは安全資産という他の通貨とは異なる側面があるので明確なトレンドは出ていませんが)

途中での戻しはあるものの理論上は、ドルが弱くなって売りの局面ではユーロ・ポンド・キャド・オージー・キウイのいずれの通貨を買っても上昇トレンドに乗ることができます。

その時々の材料などで強い通貨は変わるので、ドルを売ってどの通貨を買うのが最も効率的かはタイミングによって異なります。

しかしドル買い・ドル売りという具合に、ドルを軸に考えることで合理的に通貨ペアを選べるようになるのは間違いありません。

※掲載したFinvizの主要国通貨の先物チャートについては、下記で詳しく解説しているので参考にして下さい。

ドル買い・ドル売りのタイミングを知るには

ドル買い・ドル売りの目線を持つことで通貨ペアの選定に役立つのはお伝えした通り。

じゃあ、どんな時にドル買いドル売りになるの?って気になりますよね。

その要因はいくつかありますが、最も分かりやすいのは金利です。

どこかの記事でも書きましたが、FXは金利が高い通貨が買われやすい傾向があります。
(国としての信用性など他の要素も絡みますが)

下記は2020年の主要国の金利推移です。

2020年の主要国金利比較
出典:政策金利一覧|外為どっとコム

新型コロナの影響で、3月にアメリカが一気に金利を引き下げました。

アメリカは主要国の中でも経済がよく、更に金利も高かったので「ドルを買っておけば間違いない」という状態でした。

それが3月に状況は一転し、他の主要国と同水準にまで金利が低下した事から、ドル売り(現金確保の為のポジション解消の意味もあります)の流れとなりました。

こうしたアメリカの金利の変化は、ドル買いドル売りの起爆剤となるので動向をチェックしておきましょう。

金利とFXの関係については、下記の記事も参考になります。

 

金利以外でドルの動向が分かりやすいのは「ドルインデックス」です。

主要国通貨と比較して、相対的なドルの強さを表した指数です。

ドルインデックス自体もトレード対象として取引されているので、テクニカル分析が機能するという大きなメリットがあります。

下記はドルインデックスとユーロドルの日足です。

▼ドルインデックスとユーロドルの比較チャート(クリックで拡大します)
ドルインデックスとユーロドルの比較チャート

ユーロドルは特にドルインデックスと強い逆相関性があるので、ドルインデックスのトレンド分析は非常に役立ちます。

もちろん他の通貨にも多大な影響を与えるので、ドルインデックスでドルの強さを把握することはドル買い・ドル売りの判断材料として使えます。

ドルインデックスについては、下記で詳しく解説しているので参考にどうぞ。

まとめ

ドル買い・ドル売りという目線は、CFDも含めたFXの市場を俯瞰して見るイメージでしょうか。

大きなトレンドを把握するという意味で、FX中級者以上では当たり前に身に付いている基本です。

紹介したような金利動向やドルインデックスでドルの動向をチェックすることで、効率的な通貨ペアの選定に役立つだけでなく方向性を間違えにくくなります。

トレンド方向さえ間違えなければ負けません。

ちょっと乱暴な言い方ですがw

 

でも、あんまり時間が取れないんだよね…(TдT)

という方は、プロのアドバイザーを付ける事をお勧めします。

ドルの動向だけでなく、材料や相場観も加えたリアルタイムの相場状況を教えてくれます。

詳細は下記でも触れているので、参考にどうぞ。

FX侍テンプレートの紹介
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